母后
皇帝・天皇・国王の母
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
現在存命中の母后
2025年現在、存命中の母后は以下の9人である。
各国の例
日本
古代
→「皇太夫人」も参照
藤原宮子は、第42代文武天皇の夫人であり、第45代聖武天皇の生母となった。「皇太夫人」を経て、孫の第46代孝謙天皇が即位した際に「太皇太后」の称号を受けた。以後、平安初期まで「皇太夫人」の称号が用いられた。
中近世
→「准后」も参照
近現代
英照皇太后は、第121代孝明天皇の側室であったが、実子ではない第122代明治天皇の「嫡母」とされ、皇后を経ずに皇太后に冊立された(本人の項目を参照)。
一方、柳原愛子は明治天皇の側室で、第123代大正天皇の生母となったが、生前に正二位[4]・逝去に際し従一位[5]の位階に叙されたものの、生前・没後を通じ「皇太后」「皇太夫人」のような称号はない[注釈 1]。
大正天皇以降は一夫一妻制の確立もあり、皇后の子が天皇に即位することが続いている。また、1947年(昭和22年)施行の皇室典範(現行)では嫡出性が明文化されたため、庶子は皇族としての身位自体を得られない(身位を参照)。このため、「天皇の生母」は皇后・親王妃・王妃のいずれかであった者となる。
インド
→詳細は「マハーラージャ」を参照
マハーラージャの未亡人は「ラージマータ」(Rajmata)と呼ばれる。
オスマン帝国
→詳細は「ヴァリーデ・スルタン」を参照
オスマン帝国前期には、皇帝(スルタン)の男兄弟は殺害され[注釈 2]、皇帝の生母が「ヴァリーデ・スルタン」としてハレム(後宮)に影響力を持った。
ヨーロッパ諸国
英国(イングランド、スコットランド)
→詳細は「母后 (イギリス)」を参照
エリザベス2世の母エリザベス・ボーズ=ライアンは、娘と同名であった[注釈 3]こともあり「王太后」であった間(1952年-2002年)、「Queen Elizabeth The Queen Mother」として知られた。
アフリカ
→詳細は「王母 (アフリカ)」および「エスワティニの王母」を参照