水木しげる秘話シリーズ
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本シリーズは、水木しげるが責任編集をしていた貸本向け戦記漫画専門誌『少年戦記』の姉妹誌『陸海空』に掲載されていた。
また、1話目に当たる「ダンピール海峡」は1970年に雑誌向けにリメイクされている。[1]
各話あらすじ
ダンピール海峡
1959年発行、陸海空2
- この物語は、最後まで軍旗を守り抜いた一軍旗衛兵の物語である。昭和18年2月28日、高崎歩兵第115連隊を基幹とする約2万の将兵は、輸送船に分乗しニューギニアのラエ方面へ南下。3月に入り、船団はダンピール海峡で敵爆撃機に捕まり、輸送船は全滅してしまう。生き残った将兵らも次々に倒れ、遂には1人になってしまった。だが、1人でも軍旗は守り抜かなくてはならない。この軍旗には明治以来70年守り続けてきた歴史があり、こびりついた血は何かを物語るかのようだった。この名も無い一兵士は血だらけになりながらも、ダンピール海峡の見える丘まで軍旗を運び、誰も見ていないところで息絶えた・・・。
絶望の大空
1959年発行、陸海空3 撃墜王特集
- 昭和17年8月7日、撃墜王・坂井三郎はガダルカナル上空で敵機を撃墜。間もなく、8機の敵編隊を発見する。坂井は背後から接近するが、敵機はアベンジャーだった。後部砲塔各2挺、計16挺の機銃が坂井を襲う。坂井は相打ち覚悟で突入し2機を撃墜するも、負傷し意識を失ってしまう。気付いた時は失明のため計器が見えず、どこを飛んでいるかも分からなかった。かなり撃たれたらしく体はまともに動かず、頭をなでると骨に触れた。坂井は自爆を考えるが、これまでの経験を思い出し徐々に自信が湧いてくる。そして、坂井は生きる努力をし始める・・・。
マリアナの竜
1960年発行、陸海空4