氷XVI

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氷XVI(こおりじゅうろく、ice XVI)は、氷多形のひとつ。低温高圧下でsII型のネオンハイドレートを作製したのち、142 Kで5日間真空引きするという方法によって、Falentyらにより2014年に報告された[1]。0.81 g cm-2というきわめて低い密度をもつ。

sII構造(512ケージおよび51264ケージからなる)は、常圧においては氷Ih相よりも不安定であり、準安定相とみなされるが、複数の理論計算によると-0.4 GPa以下の負の圧力において氷の安定相となることが報告されており[2][3]、負の圧力まで含めると、熱力学的な安定領域をもつ可能性が高い。

参考文献

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