瀬戸内火山帯
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かつて瀬戸内火山帯は、愛知県から近畿・四国を経て九州に至る火山帯とされており、愛知県の鳳来寺山、近畿の二上山、四国の五剣山、屋島、石鎚山などが属するとされていた。しかし、この火山帯に属する火山岩類は新第三紀・1千万年以上前に活動したもので、それ以降の活動が認められないことから、現代(第四紀以降)の「火山帯」ではないとされた[3]。そのため現在は「火山帯」ではなく「瀬戸内火山岩石区」「瀬戸内火山区」などと呼ばれている[4]。
なお西日本では、白山・御岳山から九州へと連なる火山帯があるのではないかと考えられているが、全体的にみると西日本は東日本に比べて火山の数が少ない傾向にある。特に近畿地方や四国地方などには活火山がない。これは、西日本の地下ではフィリピン海プレートがまだ浅い地点にあり、マグマができにくいことなどと関係しているといわれる。ただし、活火山がない地域であっても特殊な条件下では温泉が湧くことがあり、有馬温泉などがその例である[5]。
瀬戸内火山岩類
讃岐岩に代表されるような高マグネシア安山岩を特徴とする、中期中新世の15 - 13Mya(百万年前)を中心とする年代の火山岩類[6]。以下に分布地域とその主な地質名所を示す。
脚注
- ↑ 百科事典マイペディア. “二上火山帯とは”. コトバンク. 2021年4月12日閲覧。
- ↑ Porphyritic Magnesian Andesites in the Setouchi Volcanic Belt Retrieved on 2007-07-08 Archived October 2, 2006, at the Wayback Machine.
- ↑ “火山学者に聞いてみよう -トピック編-”. webcache.googleusercontent.com. 2021年4月12日閲覧。
- ↑ 瀬戸内火山岩類―設楽と二上山を中心に―
- ↑ “活火山がないのに有馬温泉が湧くのはなぜ?その謎を解明した、神戸大学マグマ学者に聞いてみた。 | ほとんど0円大学”. ほとんど0円大学|おとなも大学を使っちゃおう. 2021年4月10日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 角井朝昭「瀬戸内火山岩類と外帯酸性岩類の年代再検討」、日本フィッション・トラック研究会、『フィッション・トラックニュースレター』、13号、2000年。pp.43-47 NAID 10021821895
- ↑ 八尾昭「室生火砕流堆積物の給源火山」、地学団体研究会、『地球科学』、62巻、2号、2008年。pp.97-108 doi:10.15080/agcjchikyukagaku.62.2_97
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