火炎直撃砲

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火炎直撃砲(かえんちょくげきほう)は、アニメ「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の兵器。

リメイクアニメシリーズに登場する火焔直撃砲(読みは同じ)についても、本項で記述する。

初出は『宇宙戦艦ヤマト2』第21話。白色彗星帝国が有する艦隊決戦兵器であり、艦首中央の底部にエネルギー弾の発射装置、左右に移送空間をそれぞれ展開する瞬間エネルギー移送装置により、構成されている。発射した超高熱エネルギー弾を瞬間エネルギー移送装置によって直接目標の至近にワープさせ、撃破する。

ワープによる長射程を利用したアウトレンジ攻撃が可能であるうえ、その発射機構ゆえに弾道が存在しないため、回避は事実上不可能。また、作品によっては「敵の索敵範囲外から直接攻撃できるために発射点を特定されない」というメリットがある[1]

原案での名称は超電磁直撃砲ちょうでんじちょくげきほうであり、アフレコ台本まではこの名称が用いられていた[2]

宇宙戦艦ヤマト2

第21話で使用された。バルゼー艦隊の旗艦メダルーザに装備されている。アンドロメダに装備されている拡散波動砲の2倍以上の射程を誇る。

22万宇宙キロの長距離から地球艦隊の主力戦艦を一撃で撃沈するほどの威力を持つが、攻撃可能範囲は狭く、劇中では一度に最大でも2〜3隻の艦を破壊する程度に留まっている。そのため正確な照準が必要であり、艦自体の姿勢が安定していないと使用できない[3]。一方でエネルギー充填時間は短く、連射可能。

艦が安定していないと照準不可能なことに加え、発射時に超高熱エネルギーを自艦の周辺空間にも放出するという弱点がある[3]。劇中では地球連合艦隊司令の土方竜にそれらの点を付け込まれて土星の環に誘い込まれ、環を構成する氷塊を砲発射時の高熱によって融解させて乱気流を引き起こしてしまい、艦の姿勢制御が利かなくなり、火炎直撃砲は照準を合わせられず使用不能になっている。

PSゲームシリーズ

PS版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』とPS2版『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』に登場する。

『ヤマト2』と同様、メダルーザに搭載されている。エネルギーの転送装置については、ガミラスからの瞬間物質移送器の技術供与であると明確に設定されている[4]。劇中のセリフによると、着弾点の温度は約7万度に達し、アンドロメダ級の戦艦であっても一瞬で溶融してしまうらしい。ただし、『ヤマト2』とは異なり連射は効かない。

PS版『さらば』では、ストーリー18「土星近海・絶対防衛圏」で登場[5]。ゲームシステム上では戦略 (2D) MAPで使われる武器となっており、1発ごとにヘクス1マスの艦が撃沈される。

『暗黒星団帝国の逆襲』では、回想ステージ「土星決戦」に登場。セリフを含むストーリー上の展開はPS版『さらば』と同じで、ゲームシステム上は1発ごとに味方ユニットが1つ破壊される。

リメイクアニメシリーズ

脚注

参考文献

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