ヤマトよ永遠に REBEL3199
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| ヤマトよ永遠に REBEL3199 | |
|---|---|
| ジャンル | SFアニメ |
| アニメ | |
| 原作 | 西﨑義展 |
| 総監督 | 福井晴敏 |
| 監督 | ヤマトナオミチ |
| シリーズ構成 | 福井晴敏 |
| 脚本 | 福井晴敏、岡秀樹 |
| キャラクターデザイン | 結城信輝 |
| メカニックデザイン | 玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加 |
| 音楽 | 宮川彬良、兼松衆、宮川泰 |
| アニメーション制作 | studio MOTHER[注 1] サテライト[注 2] |
| 製作 | 宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会 |
| 放送局 | 未発表 |
| 放送期間 | 未発表 - |
| 話数 | 全26話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『ヤマトよ永遠に REBEL3199』(ヤマトよとわに レベルさんいちきゅうきゅう)は、日本のアニメ作品。「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に属する作品の一つである。
アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まったリメイクシリーズの第4作であり、『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の続編。
原作シリーズのアニメ映画『ヤマトよ永遠に』とテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』をベースとして、新たな物語に構成し直されている。
2022年1月19日に制作発表された[1]。全26話の予定[2]で、キャッチコピーは「未来を、変えろ。敵は……宇宙戦艦ヤマト。」[3]。全七章での劇場公開を予定している[4]。「第一章 黒の侵略」は2024年7月19日より上映。「第二章 赤日の出撃」が2024年11月22日より上映。「第三章 群青のアステロイド」が2025年4月11日より上映。「第四章 水色の乙女(サーシャ)」が2025年10月10日より上映。「第五章 白熱の銀河大戦」が2026年2月20日より上映された。
音楽は宮川泰による原作シリーズの楽曲と過去のリメイクシリーズから引き続きの参加となる宮川彬良に加えて、新たに兼松衆が参加している。
製作中の2024年11月18日に原作シリーズで音響効果を手がけ、リメイクシリーズでは「オリジナルサウンドエフェクト」として参加していた柏原満が逝去[5][6]。本作の第一章は柏原の存命中に公開された最後のシリーズ作品となった。
あらすじ
西暦2205年に勃発した「イスカンダル事変」から帰還したヤマトを旗艦とする第65護衛隊に待っていたのは、賞賛と処罰であった。デザリアムからガミラスの移民を守った功績については、ヤマトの歴戦の勝利を讃えて参戦章を叙勲することとなったが、関係者には命令違反に対する処罰として、職務の解任と配置転換が待っていた。ヤマトも、第一線から退かせて予備役艦隊に編入し、廃艦扱いで各種テストのための実証基盤となった。そのヤマトには、デザリアムを危惧する真田の姿があった。
地球と同盟関係にあるガミラスは、新たな母星ガルマン星で国家再建の道を模索することとなった。ガミラスに植民地を奪われる形になったボラー連邦は、その同盟国である地球へ干渉を強め、領海侵犯を繰り返すようになった。そのため、地球は未だに残るガミラス戦役からガトランティス戦役と続いた戦争の傷跡からの復興に努める一方、ボラー連邦に対する軍の再編が急務となっていった。
時は流れ、西暦2207年。宇宙の彼方から謎の巨大物体「グランドリバース」が突如出現し、遭遇した軍事勢力を無力化しつつ太陽系に侵攻した。地球防衛軍の善戦も虚しく、グランドリバースが地球の新首都に降下すると、そこから出現したデザリアムの降下部隊により、瞬く間に首都は制圧されていく。更にはデザリアムとの接触を持った内通者による事実上のクーデターも発生する中、イスカンダル事変の終結後にさまざまな理由で解散していた旧ヤマト艦隊クルーには、極秘指令「ヤマトへ集結せよ!!」が下る。
登場キャラクター
主要人物
- 古代 進(こだい すすむ)
- 声 - 小野大輔
- 前作の「イスカンダル事変」の際、政府の方針に従わずスターシャの救援に赴いた責任を終結後に問われ、第65護衛隊の再編に伴ってヤマト艦長職を解任され、本作開始時点では土星修復計画の監察官として銀河に派遣されている。
- デザリアムの地球侵攻に伴い、地球を脱出してヤマトに合流するが、森雪を地球に置き去りにしてしまったことで精神が不安定になる。その為、任務不適格とみなされてヤマトから退艦を命じられるが、サーシャを狙って執拗に攻めてくる戦艦グロデーズからサーシャを守るため戻ってくる。しかし、艦長及び戦術長への復帰は認められず、航空隊へ配属されると共に特務長に任命された。
- 森 雪(もり ゆき)
- 声 - 桑島法子
- 第65護衛隊の再編に伴い、補給母艦アスカ艦長職を解任。本作開始時点では地球連邦防衛軍本部付幕僚となっている。
- デザリアムの地球侵攻に伴い、古代達と地球脱出を図るが、後一歩のところで負傷し取り残される。その後、アルフォンの邸宅に軟禁されることになり、彼女もデザリアムの情報を手に入れるため自分の意思で留まっている。
- サーシャ・イスカンダル・古代 / 真田 澪(さなだ みお)
- 声 - 潘めぐみ
- スターシャと古代守の遺児。デザリアムが求めるイスカンダルの欠片とされており、デザリアムから匿うため真田志郎の姪という名目でヤマトにて養育されている。
- アルフォンによって新見共々誘拐されてしまうが、何らかの原因で肉体年齢が2歳から17歳にまで成長した状態でデザリアム軍の脱出ポッドに乗せられた状態で漂流しており、そこをガルマン・ガミラス艦隊によって救助された。
- アルフォン
- 声 - 古川慎[7]
- デザリアム軍の情報部将校。地球2207進駐軍の極東地区担当で、イスカンダルの欠片を捜索する密命を帯びている。
- 地球に取り残された森雪を軟禁して情報を探る傍ら、戦艦グロデーズに搭載されたスペアの肉体を使ってヤマトを追い詰める。
地球連邦
宇宙戦艦ヤマト
- 山南 修(やまなみ おさむ)
- 声 - 江原正士
- 長官直轄特別任務隊司令。藤堂平九郎が進める対デザリアム作戦「オペレーションDAD」のため、イカルス天文台にてヤマトの秘匿と改装を行い、将来の危機に備えていた。
- ヤマト発進後は精彩を欠く古代を艦長職から解任した上で自身が第4代艦長に就任するが、退艦を命じられながらも戻ってきた古代を信頼し、航空隊に配属させると共に特務長に任命した。
- 真田 志郎(さなだ しろう)
- 声 - 大塚芳忠
- 第65護衛隊の再編に伴い、戦闘空母ヒュウガ艦長職を解任された。消息不明とされていたが、オペレーションDADのため、山南らとともにヤマトの改装を行っていた。ヤマト発進後は前々作まで担っていた技術長に再任する。
- 島 大介(しま だいすけ)
- 声 - 鈴村健一
- 第65護衛隊の再編に伴いヤマト副長職を解任され、徳川太助、林繁と共に地球連邦空軍へ出向。空軍が開発した無人艦隊の要であるコマンド艦「グラディエーター」の艦長となっている。
- デザリアム侵攻に際して迎撃を行うが、地球側の内通者の謀略によって無人艦隊が壊滅してしまい、その後古代達と地球を脱出してヤマトに合流し、ヤマト航海長に再任する。
- 土門 竜介(どもん りゅうすけ)
- 声 - 畠中祐
- 前作の準主人公。本作では正式に任官し、補給母艦アスカの戦術長となっている。第5話でヤマト戦術長に任命される。
- 揚羽 武(あげは たけし)
- 声 - 上村祐翔[7]
- 三等宙尉。土門ら宇宙防衛大学第38期生の同期生で、巨大企業・揚羽コンツェルンの御曹司。
- 防大史上最高のハイスコアで飛行科トップを駆け抜けた天才児で、模擬空戦では同期の坂本茂に1ポイントも取らせず9戦9勝するなど数多くの伝説を打ち立てたが、2年前に防大を中途退学し、土門たちの前から姿を消した。現在は諸事情によりヤマト航空隊に所属している。
地球連邦防衛軍関係者
- 北野 誠也(きたの せいや)
- 声 - 鳥海浩輔[7]
- 補給母艦アスカ第2代艦長。二等宙佐。前作でヤマト戦術長を務めた北野哲也の兄。
- ガミラス戦役当時はヤマト計画の候補者だったが、第二次火星沖海戦で重傷を負い、任を外れていた。身体の半分近くを機械化する治療を経て職務へ復帰した後には、宇宙防衛大学の教官として第38期生などの育成にあたっていたが、藤堂平九郎の要請を受けてデザリアム対抗策の要として前線に復帰し、アスカ艦長に就任した。
- 実は藤堂信乃と通じており、全人類が本物の肉体を失う「残酷な未来」を変えるべく、彼女と共にデザリアムに与している。第二次火星沖海戦時には信乃が艦長を務めるムラサメ型宇宙巡洋艦に副長として乗り組んでおり、戦闘中に起きた爆発事故に巻き込まれて重傷を負うこととなった。
- 藤堂 平九郎(とうどう へいくろう)
- 声 - 小島敏彦
- 地球連邦防衛軍統括司令長官。
- 真田から得たデザリアムに関する情報をきっかけに、副長官の芹沢虎鉄とともにオペレーションDADを策定する。しかし、妹の信乃などを首魁とした軍内部の造反によって、デザリアム軍を引き込む外患誘致によるクーデターを起こされることになる。
- デザリアムの地球掌握後は司令長官職を信乃に譲って第一線を退き、防衛軍顧問に就任した。表向きはデザリアムとの協調の姿勢を見せながらも、背後で腹心の星名透を動かしパルチザンを組織している。
- 藤堂 早紀(とうどう さき)
- 声 - 高垣彩陽
- 波動実験艦銀河の艦長。三等宙佐。藤堂平九郎の一人娘。
- 藤堂 信乃(とうどう しの)
- 声 - 塩田朋子
- 地球連邦防衛軍情報局長。藤堂平九郎の妹。
- 防衛軍情報部のトップ。軍内部の造反者の首魁で、自らの信念の元、政財界の要人と連携してデザリアムの地球制圧部隊を引き込む外患誘致によるクーデターを引き起こす。デザリアムの地球進駐後は兄に代わり、防衛軍統括司令長官に就任する。
- 第二次火星沖海戦時はムラサメ型宇宙巡洋艦の艦長を務めており、北野も同じ艦に副長として乗り組んでいた。
- 南部 康雄(なんぶ やすお)
- 声 - 赤羽根健治
- 第21航空群基地運用第1課。一等宙尉。
- アスカ副長を解任され、地上基地勤務となっている。相原義一、太田健二郎とともに政財界のデザリアム内通者の調査を進めるなか、実父である康造がその中核を担っていたことを知り絶望。以前から折り合いが悪かった親子関係は断絶する。
- デザリアム侵攻の際には地球脱出に失敗するが、そのまま地上でデザリアムへの反抗を密かに進める。
民間人
- 南部 康造(なんぶ こうぞう)
- 声 - 松本忍
- 南部重工を中心とする南部財閥の総帥で、ヤマトやアンドロメダなどの地球連邦防衛軍の主要な艦船を製造してきた軍産複合体の重鎮の一人。
- 藤堂信乃と結託し、政財界でのデザリアムの浸透工作に従事している。息子の康雄と決別してなおそのスタンスを変えることなく、親デザリアムの姿勢を貫く。
- 揚羽 幹雄(あげは みきお)
- 声 - 里卓哉
- 揚羽コンツェルン会長。揚羽武の父。
- 政財界では多くないデザリアムと距離を置く人物で、藤堂平九郎に同調する。
- 加藤 翼(かとう つばさ)
- 声 - 高森奈津美
- ヤマト元衛生士の加藤真琴と戦死した加藤三郎の一人息子。小学1年生。
- 亡父に恥じぬような人間になるべく、幼いながら自身を厳しく律する。その頑固さは兄貴分である島次郎も手を焼く。
- 香坂 芳郎(こうさか よしろう)
- 声 - 岩田光央
- 新都郊外にある「いちぎょう小学校」の教師。翼たち1年生を担任する。
- デザリアムの到来により社会が揺れ動く中、多様な価値観を大切にするよう教え子たちを導く。
デザリアム
- スカルダート
- 声 - 内田直哉[8]
- 社会集団としてのデザリアムの代表者である「聖総統」の座に就く人物。
- 巧みな弁舌で地球市民の支持を獲得し、デザリアムを地球政府の諮問機関として浸透させる。
- サーダ
- 声 - 井上麻里奈[9]
- スカルダートの補佐官。
- イジドール
- 声 - 堀江瞬[7]
- アルフォン付き士官。階級は少尉。
- アルフォンに絶対の忠誠を誓う直属の部下で、風貌は少年そのもののだが、その身体は戦闘用に調整されており、決して侮れない能力を有する。
- ランベル
- 声 - 江口拓也[7]
- 戦艦グロデーズ艦長。階級は少佐。アルフォンの親友でもある。
- 戦闘を「生きる充実を得る大切な場」と捉える、デザリアムらしからぬ資質の持ち主。「イスカンダルの欠片」を追い求め、グロテーズを指揮してヤマトと度重なる戦闘を交える。
- カザン
- 声 - 青山穣
- 地球2207進駐軍統括司令。階級は大将。各国要人との折衝役も務める。
- 慇懃無礼を絵に描いたような人物で、マザー・デザリアムの策定するガイドラインに従い地球進駐計画を推進している。地球防衛軍を掌握し、藤堂平九郎ら抵抗勢力にイスカンダルの欠片の明け渡しを迫る。
- フルール
- 声 - 井坂瞳
- 民間技術者マクシムに養育される少女。
- 地球入植者の第一波として、いちぎょう小学校に編入される。
- マザー・デザリアム
- 声 - 潘恵子
- 『2205』から続いて登場[注 3]。全デザリアム人に指示を下せる上位的存在であり、スカルダートを聖総統に任命した。本作においてデザリアムが自らの生存のために生み出した人工知能であることが明かされた。
ガルマン・ガミラス
- アベルト・デスラー
- 声 - 山寺宏一
- ガルマン・ガミラス国家元首。総統。ガミラス人。
- ガルマン・ガミラスの勢力基盤を堅固にするべく、残存するガミラス勢力を結集させる。
- ガデル・タラン
- 声 - ヤスヒロ
- ガルマン・ガミラス参謀長。階級は大将。ガミラス人。
- デスラーに忠義を尽くす副官。人格者で新政府樹立にも協力し、彼の真意を知り合流を果たした。49歳相当。
- ローレン・バレル
- 声 - てらそままさき
- ガルマン・ガミラス地球大使。
- 共通の敵であるデザリアムに対処するため、オペレーションDAD関係者を支援する。
- キール・キーリング
- 声 - 水島大宙
- 本星防衛遊撃艦隊司令。階級は特務大佐。ガルマン人。
- 『2205』から続いて登場する、ガルマン人神官の一族の一人。軍務経験を持たないものの、ガルマン人とガミラス人の融和を企図したデスラーにより艦隊司令に任命される。
- ユーリ・ダゴン
- 声 - 赤城進
- 特一等航宙戦闘母艦デウスーラIII世艦長。階級は大佐。ガミラス人。
- 帝星ガミラス時代はガル・ディッツの下で辣腕を振るった古参軍人。軍務経験が軽いキーリングを軽んじる節があり、デザリアムが仕掛けた罠に嵌り、慎重に動こうとするキーリングの意向を無視して、ガミラスの敵と見做したヤマトと交戦する。
- シャルバート・イスカンダル
- 声 - 三石琴乃
- ガルマン星で神格化されたイスカンダル王族の一人。指導者としてガルマン星に残った最後のイスカンダル王族であり、死後に神格化され、ガルマン星で信仰の対象になっていた。『宇宙戦艦ヤマトIII』におけるマザー=シャルバートに対応する人物である。
ボラー連邦
- ベルム・フォン・ベムラーゼ
- 声 - 大友龍三郎
- ボラー連邦最高管理委員長。革命闘争により帝政ボラー時代の守旧派を駆逐し、現在の連邦国家体制を築き上げた人物であり、権力の頂点に座している。
- リュドミ・ダーリヤ
- 声 - 沢海陽子
- ベムラーゼの副官を務める一等書記官。口数の少ないベムラーゼに代わって、彼の意思を汲みとり部下に指示を出す。
- ヴィルキ・ボローズ
- 声 - 滝知史
- 元ガルマン星総督。前作におけるガルマン星失陥の責任を問われ、秘書官であるチェフ・レバルスともども失脚。現在はジェルバ・グダン率いる辺境巡視艦隊584の政治将校となっている。
- ガルマン・ガミラスとその同盟国である地球を恨み酒浸りの日々を送るなか、デザリアムのグランドリバースに遭遇する。
- ラム・ラ=ジェンドラ
- 声 - 楠見尚己
- ボラーの属国であるバース星の大公。指導者として科学と合理を尊び慈悲心にあふれる一方、近隣の星々に勇名を轟かせる軍略家でもある。
登場メカ
地球連邦防衛軍
- 宇宙戦艦ヤマト
- 「イスカンダル事変」後、第一線から退かされて予備役艦隊に編入され、廃艦扱いで各種テストのための実証基盤として運用されている。
- 地球の戦艦として唯一、ガミラス、ガトランティス、デザリアムという異なる三つの相手との戦いで多大な戦果を挙げ無事帰還したことを記念し参戦章の叙勲が決定。主砲・副砲各砲身先端へ三本の線が施され、船体各部へ勲章をモチーフとした錨マークを与えられた。
- 波動実験艦 銀河
- 『2202』で初登場した、ヤマトから移設したコスモリバースシステムを搭載した研究艦。
- 西暦2207年現在は月の再建作業を終え、旧土星軌道上で土星修復船団の中核として、土星修復作業を行っている。
- アンドロメダ級宇宙戦艦
- 『2202』時代の波動砲艦隊構想時に建造された宇宙戦艦。ガトランティス戦役における初期の有人型前衛武装宇宙艦の残存艦を改修した戦艦である[注 4]。
- なお、第4次防衛計画に基づく地球連邦宇宙海軍の再編により、艦種は波動砲艦隊構想時の「前衛武装宇宙艦」から国連宇宙海軍時代からある「宇宙戦艦」に変更された。また、数隻が「艦隊指揮艦」として整備されつつある。
- AAA-02 アルデバラン
- 2番艦。第28護衛隊旗艦。オペレーションDADに参加する。
- AAA-21 アルフェラッツ
- 21番艦。第11護衛隊旗艦。第十一番惑星でガトランティス・ベルトの監視を行っている。
- アスカ級補給母艦
- 波動防壁弾[四式波動防壁展開弾]の運用試験艦として計画されたドレッドノート改級補給母艦「アスカ」をネームシップとする補給母艦/強襲揚陸艦。補給母艦型を基本としているが、量産に際してアスカに試験的に盛り込まれていた強襲揚陸艦機能を主体としたタイプも建造された。
- 識別番号は、奇数番号が補給母艦型、偶数番号が強襲揚陸艦型として割り振られている。
- DAOE-01 アスカ
- 1番艦。補給母艦型。コスモハウンドを格納していた40メートル級の航宙機や宇宙艇を艦載できる格納スペースを持つのはアスカのみで、以降の量産型では廃止されている。
- ヒュウガ級戦闘空母
- 軽空母として計画されたドレッドノート改級戦闘空母「ヒュウガ」をネームシップとする宇宙空母。ボラー連邦による領海侵犯が頻発する現状を鑑みて、2番艦以降の建造が開始されている。
- DCV-01 ヒュウガ
- 1番艦。本作では解任された真田に代わり、ヒュウガ航空隊隊長だった篠原弘樹が艦長に昇進している。
- 無人艦隊コマンド艦 グラディエーター / 無人艦隊迎撃艦 エイジャックス
- それぞれ旧作で「無人艦隊大型艦」「無人艦隊小型艦」と称されていた艦種。
- 地球連邦空軍が各惑星の防空戦力として構想し、宇宙軍より出向してきた島大介の熟練した操艦技術をベースに独自開発した「制限型自律防空システム(通称『無人艦隊』)」を構成する。有人艦であるグラディエーターが旗艦として無人艦であるエイジャックスを操艦・制御する。
- 制限型自律防空システムは空軍戦力との連携を構想しているため、惑星大気圏内での運用は想定されていない[注 5]。運用に際しては戦闘機的な一撃離脱戦法を想定しているため、いずれも宇宙海軍の艦艇を凌ぐ高い機動性や運動性を有する艦として開発・建造された。
- グラディエーターは有人艦だが操艦機能はすべて艦橋部に集約されており、極少人数での運用が可能となっている。エイジャックスには「ひよどり」のコードネームが与えられている。
- 試製次元潜航艇 コスモハウンド
- 『2205』で初登場した、亜空間潜航能力を有する特殊艇。アスカに搭載され試験データの収集が行われていたが、オペレーションDADの発動とクルーの地球脱出に伴いヤマトに移送される。
- 1式空間戦闘攻撃機 コスモタイガーII
- 各種宇宙艦船で運用される宇宙戦闘機。古代の乗機となるアスカ艦載機は垂直尾翼に赤い塗装が施されており、旧作シリーズにおける新コスモゼロの役割を担う。
デザリアム軍
- グランドリバース
- デザリアムが地球侵攻に際して用いた巨大移動要塞。降着形態で全高1,800メートル[注 6]を誇り、地球制圧作戦に加えてデザリアムが実施する「歴史修正計画」の司令基地となっている。
- その正体はイスカンダルのコスモリバースシステムの模造品とされ、技術レベルの問題から現状では不完全コピーとなっており、その機能を完全にするために「イスカンダルの欠片」が必要とされている。また、旧作における重核子爆弾の役割も担っている。
- 自動惑星ゴルバ
- 前作でマゼラン派遣軍の中核を成した巨大移動要塞。本作ではデザリアムの地球制圧作戦に際して6基がグランドリバースと共に派遣され、地球の衛星軌道上に等間隔に地球を包囲する形で展開されている。
- 展開した6基はいずれも表面の文様の色彩が異なっており、それぞれ「サトゥ(薄黄色)」「ドゥア(濃青)」「ティガ(赤紫)」「ウンパッド(ピンク)」「リマ(黄緑)」「エナム(赤)」の名称が与えられている。
- プレアデス改級攻勢型戦艦ガリアデス
- 前作に登場したグレート・プレアデスの同型艦で、進駐軍の統括司令であるカザンが乗艦する。
- プレアデス級攻勢型戦艦 / ヒアデス級護衛艦
- デザリアム艦隊の構成艦。本作ではいずれも地球制圧作戦に臨むデザリアム艦隊に配備されている。
- タイゲタ級大型輸送艦
- 兵器や物資・人員輸送に使用される全長1,000メートルの大型輸送艦。次元潜航能力を持ち、掃討三脚戦車ガバリアや殲滅多脚戦車ガーム・ビゥなどの地上制圧用の兵器を輸送した。また、船体には地球への第一次移住を行うデザリアム人の居住区が設けられている。
- グロデーズ級殲滅型戦艦グロデーズ
- 『2205』でガミラスや第65護衛隊と交戦した際の戦闘データを参考にして、マザー・デザリアムの指示で開発・建造されたデザリアムの最新鋭戦艦。特に『2205』時のヤマトを参考としており、無限ベータ砲といった新装備を含む充実した兵装に加えてプレアデス改級を凌駕する優れた機動性を有している。
- また、新たに立案されたデザリアム軍の艦隊運用計画の試験艦としての側面も有しており、艦隊旗艦としての優れた指揮機能の他、ゴルバと同等の位相変換装甲や亜空間キャプチャーフィールドも備えるなど、小型のゴルバともいうべき機能も盛り込まれている。
- 襲撃戦闘機カタピラス 惑星制圧仕様
- 『2205』にも登場したデザリアムの主力戦闘機である要撃戦闘機カタピラスを、デザリアムの地球制圧作戦に際して改装したもの。ガバリアやガーム・ビゥ同様の触覚型ビーム砲を追加装備している。
- 円盤戦闘機アルクティア
- グロデーズと同様に新開発された戦闘機。
- 掃討三脚戦車ガバリア
- 全高54メートルからの大型ビーム砲により、地上施設を掃討する巨大戦車。
- 殲滅多脚戦車ガーム・ビゥ
- 『2205』にも登場した、殲滅を目的とした全高6.5メートルの対人制圧用戦車。本作にて名前が設定された。
ガルマン・ガミラス軍
- 特一等航宙戦闘母艦デウスーラIII世
- 『2205』におけるデスラーの座乗艦。現在は総統座乗艦の任を解かれ、遊撃艦隊の旗艦として運用されている。
- ゼランダル級攻撃型次元潜航艦
- UX-01の後継艦となる新型の次元潜航艦。
- シャルバート級航宙戦艦
- ガルマン星の各地に遺されていたイスカンダルの遺物。対ボラーの強力な戦力として発掘と研究が進められている。
- ハイゼラード級航宙戦艦 / デストリア級航宙重巡洋艦 / ケルカピア級航宙高速巡洋艦
- ガルマン・ガミラスの主力艦。国力と生産力の衰退により、大半がガミラス帝国時代から使われ続けているものとなっている。
ボラー連邦軍
- ガノンダ型航宙母艦
- ボラー艦隊の空母で、旗艦を務めることが多い。
- ラブロコフ
- 7隻から成る辺境巡視艦隊584の旗艦。艦長はジェルバ・グダン。
- クロトガ型標準戦艦 / アマンガ型ミサイル戦艦
- ボラー艦隊の主力艦。『2205』ではガノンダ型含めいずれも仮称で登場しており、本作で艦級名や詳細な設定が明らかになった。
- アーコフ型強襲戦艦ラ=ジェンドラ
- 永久管理機構が策定した80号計画試験艦。バース星の艦隊旗艦であり、ラムの座乗艦。
- ブロル・ボラーナ型惑星破壊ミサイル
- コグダール機関(=波動エンジン)を弾頭に使用し、暴走状態にした炉心を破壊することで波動砲以上のエネルギーを炸裂させ惑星を消滅させる戦略兵器。
登場勢力・登場天体
- 地球連邦
- 二度の戦争での人口減少による経済停滞や頻発する大国ボラー連邦からの領海侵犯など、先行きに大きな不安を抱えており、そこに付け入る形でデザリアムからの接触を受けた軍や政財界の要人達から多数の造反者が発生し、デザリアムを引き込む外患誘致を引き起こす。その後、デザリアムが地球の世論までも味方につけたことで、地球政府は彼らを「友好国」として受け入れざるを得なくなるが、実質的には傀儡状態にされてしまっている。
- 一方で、デザリアムの地球侵攻や上記造反の可能性を予期して、藤堂平九郎によりオペレーションDADという非公式作戦の準備が進められており、現在も一部の有志がデザリアムへの密かな反抗を続けている。
- デザリアム
- 前作でガミラス本星を破壊し、イスカンダル星を本拠地に輸送しようとした謎の勢力。本作ではグランドリバースを中核とする地球侵攻部隊「地球2207進駐軍」を送り込む。
- 自分達は約1000年後の地球人であると主張し、滅びに瀕した故郷を救うために、歴史修正を行うべくこの時代にやって来たと述べている。地球人に対して敵ではないと宣言し、協調を呼びかけ、地球政府の特別諮問機関としての立場を確立する。その後、歴史修正の要となるグランドリバースを完全にするため、「イスカンダルの欠片」の捜索を行う。
- ガルマン・ガミラス
- 前作でガミラスがボラー連邦からガルマン星を奪取した後、西暦2206年に建国が宣言された新国家。
- 前作でのガミラス星の消滅と植民星の独立により大小マゼラン銀河の版図を失い、ガミラス時代から国力を大きく落としており、大国であるボラーに悪戦苦闘の日々を続けている。
- 地球とは引き続き同盟関係にあり、地球在住ガミラス人をガルマン星へ移住させる際の中継となる待機都市「第三バレラス」を月面の租借地に建造している。しかし、デザリアムの謀略により、両国の間には亀裂が入りつつある。
- ガルマン星
- ガルマン・ガミラスの本星。太古の時代にイスカンダル人が奴隷となる民族を求めて舞い降りた。何千年もの時を経た現在でもイスカンダルの遺跡が各所に存在している。
- 衛星スターシャ
- ガルマン星の衛星。イスカンダル星によく似た外見をしており、新国家建国時にスターシャ・イスカンダルから名を取って衛星スターシャに改名している。ガルマン星ではイスカンダル王族であるシャルバート・イスカンダルが信仰の対象になっていたこともあり、ガルマン人からも名前の変更は受け入れられている。
- ボラー連邦
- 銀河系中心部を含む銀河系の広域にまたがる巨大な星間国家。かつてはボラー帝国であったが、帝政が打破され、現在は「永久管理機構」によって支配される連邦制国家になっている。
- ガルマン・ガミラスとの武力衝突が本格化しており、同盟関係にある地球に対しても干渉を強めている。
- イスカンダル
- 『2199』において滅びに瀕した地球に救いの手を差し伸べた愛の星。波動エネルギーを用いた高度な文明を持ち、太古の時代にはその驕りから数多の文明を滅ぼして自分達が作った仮想世界へと取り込むという所業を繰り返したこともあった。前作においてデザリアムによる略取を免れるため星を自爆させて滅びたが、今なお大きな影響力を残している。
用語
- オペレーションDAD(オペレーション ダッド)
- 将来的に起こり得るデザリアムの地球侵攻に備えて、藤堂平九郎ら軍の極一部で密かに進められた非公式作戦。DADは「ディフェンス・アゲンスト・デザリアム」の略。
- 第1段階として地球侵攻そのものを阻止する作戦が建てられたが、これはデザリアムの戦力と内通者の存在が想定以上であったため失敗。第2段階として元ヤマト艦隊クルーを地球から脱出させ、地球最後の希望であるヤマトに合流させる作戦に移行した。これもデザリアムの妨害を受けるも、古代を始めとする一部は地球を脱出してヤマトへの合流に成功する。
- 藤堂平九郎曰く「まだ終わっていない」とのことで、以降はヤマトはデザリアムが語った歴史の真偽を確かめるべく時空結節点への航海、地球残存メンバーはデザリアムの浸透活動を遅延させる抵抗組織を編成している。
- イスカンダルの欠片
- 前作でイスカンダル星の確保に失敗したデザリアムが、代わりとして求める存在。1つはイスカンダル純正の波動コアを搭載し、なおかつ『2199』でコスモリバースシステムの依り代になったヤマト、もう1つはイスカンダルの管理者たるスターシャ女王のエレメントを受け継いだ生命であるサーシャである。
- ウラリアの魔女[注 7]
- ボラー連邦で古くから恐れられている存在。ある種の天体現象で、宇宙規模の寒冷化現象を引き起こし、生命の営みを阻害する。その根源は時空結節点に近いとある宙域にあると言われ、その宙域では「ウラリアの光」と称される赤い発光現象が観測されており、ボローズは「宇宙を凍てつかせる魔女の吐息」として恐れている。
- また、劇中から約2年前より魔女の住処から遠いバース星とガルマン星にもよく似た寒冷化現象が発生しており、両星の中間地点にあたるガネル星雲にウラリアの魔女に類するものが出現したと考えられている。
- 劇中ではデザリアムが兵器を使用する際にウラリアの光に酷似する光を発する(グランドリバースが重核子爆弾として機能した時や、グロデーズが無限ベータ砲を発射した時)[注 8]。
- 時空結節点
- デザリアムがこの時代にやって来るのに使用したという、約1000年の時を隔てた宇宙同士を繋ぐ時空の穴。未来の旧土星宙域と、現代の銀河系中心部をつないでいるとされる。
- 波動エネルギー
- →「宇宙戦艦ヤマト2199 § 技術」も参照
- 次元波動エンジンによって生み出されるエネルギー。本作にてその実態は第6次元の膜面の振動と解説される[11]。
- 地球、ガルマン・ガミラス、ボラー連邦の3国はいずれも波動エネルギーを主力エネルギーとして利用している(波動エンジンは、ガルマン・ガミラスでは「ゲシュ=タム機関」、ボラーでは「コグダール機関」と呼ばれる)。一方でデザリアムは「呪われた力」と称して波動エネルギーを放棄している。
- 位相エネルギー
- デザリアムが用いているエネルギー。デザリアムは大喪失を経たことで波動エネルギーを放棄し、位相エネルギーに転換したと云われる。
スタッフ
- 原作 - 西﨑義展
- 製作総指揮・著作総監修 - 西﨑彰司[注 9]
- 総監督 - 福井晴敏
- 監督 - ヤマトナオミチ
- シリーズ構成・脚本 - 福井晴敏
- 脚本 - 岡秀樹
- キャラクターデザイン - 結城信輝
- メカニカルデザイン - 玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加
- CGプロデューサー - 後藤浩幸
- CGディレクター - 上地正祐
- 音楽 - 宮川彬良、兼松衆 / 宮川泰
- 音響監督 - 吉田知弘
- オリジナルサウンドエフェクト - 柏原満
- アニメーション制作 - studio MOTHER[注 1]、サテライト[注 2]
- アニメーション制作協力 - サテライト[注 1]、studio MOTHER[注 2]、YANCHESTER
- 配給 - 松竹ODS事業室
- 製作 - 宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会[注 10]
主題歌・挿入歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 過去作同様、劇場公開および同フォーマットの配信ではフルサイズが流れ、BD・DVDの各話ではショートサイズが流れる。
- 「銀河伝説」(第一章 / 第1話 - 第2話)
- 作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 宮川泰 / 編曲 - 川口真 / 歌 - 岩崎宏美
- 『ヤマトよ永遠に』では本編後の黒味(暗転時)に使用され、『宇宙戦艦ヤマトIII』では第1話と第2話のエンディングテーマとして使用された楽曲。
- 「Reach for the Star」(第二章 / 第3話 - 第6話)[12]
- 作詞 - 小野大輔 / 作曲・編曲 - 渡辺拓也 / 歌 - 小野大輔
- 「ユーレカ」(第三章 / 第7話 - 第10話)[13]
- 作詞 - 唐沢美帆 / 作曲 - 高尾奏之介 / 編曲 - 兼松衆 / 歌 - TRUE
- 「ひかりのなみ」(第四章 / 第11話 - 第14話)[14]
- 作詞 - 松井洋平 / 作曲・編曲 - 兼松衆 / 歌 - サーシャ(潘めぐみ)
- 「Persona」(第五章 / 第15話 - 第18話)[15]
- 作詞 - em:óu / 作曲・編曲 - 高橋諒 / 歌 - 緒方恵美
- 挿入歌
エピソードリスト
| # | タイトル | 絵コンテ | 演出 | 総作画監督 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | ヤマトナオミチ | なかの☆陽 | 前田明寿 | 坂﨑忠、藤澤俊幸、小林千鶴、前田明寿 | |
| 西暦2207年10月。解散したヤマト艦隊のクルーは各々別の場所で働いており、古代進も土星修復艦隊の監察官としての波動実験艦銀河に乗艦していた。そんな中、デザリアムの飛行物体「グランドリバース」が太陽系に侵入。防衛司令部は「オペレーションDAD」を発動して迎撃を試みるが、グランドリバースは幾重もの防衛網を突破して地球へと着陸する。それに伴い、オペレーションDADは次のフェイズへと移行。「ヤマトへ集結せよ」というメッセージとともに、元ヤマト艦隊クルーをヤマトへと輸送するという極秘指令が発せられた。 | |||||
| 第2話 | ヤマトナオミチ | 小橋陽介、ヤマトナオミチ | 依田正彦、前田明寿 | 依田正彦、石川慎吾、百代、前田明寿、陳力浩 (サテライト)倉川栄揚 (YANCHESTER)原将治、久利弘志 | |
| 指令に従い、銀河・アスカ・ヒュウガの3隻は地上にいるクルーの回収任務を開始する。しかし、地上では戦闘が開始され、内通者の存在もあって満足に対応できない地球側は軍の施設を次々と破壊・制圧されていき、ヒュウガも敵に拿捕されてしまう。地上へ降下した古代は、雪と再会。合流した他のメンバーと共に脱出を試みるが、雪が負傷して取り残されてしまった。その後、銀河の決死の行動により、古代達を乗せたアスカは地球圏を離脱する。 | |||||
| 第3話 | 二瓶勇一 | 又野弘道 | 藤澤俊幸、前田明寿 | 山﨑展義 (大町プロダクション)上野泰寛、洪範錫、古池ゆかり | |
| 目的地へ向かうアスカの艦内では、雪を失った古代が失意に暮れていた。一方地球では、一命をとりとめた雪がアルフォンの住む官舎にて目を覚ましていた。同じ頃、デザリアムの聖総統スカルダートの演説が全世界へ向けて行われ、デザリアムは千年後の地球人であり、破滅に瀕した未来を変えるため、偶然発見された「時空結節点」を通ってこの時代にやって来たのだと語られる。スカルダートの情熱的に語る姿、さらに演説の最中に領海へ侵入したボラー連邦艦隊を撃滅するという行為により、先行きに不安を抱える地球にとって希望の光になると感じた多くの地球人がデザリアム容認へと転じたのだった。 | |||||
| 第4話 | 麻宮騎亜 | 太田彬彦 | 依田正彦、渡部裕子、山岡信一 | 小川智樹、小山知洋、後村武 | |
| デザリアムは地球政府の特別諮問機関としての立場を確立。そして、グランドリバース完成のため「イスカンダルの欠片」たるヤマトとサーシャを狙う。目的地であるイカルス天文台に辿り着いた古代一行は、そこでヤマトと再会。山南司令や真田たちが出迎え、スターシャの忘れ形見であるサーシャとも再会する。そこへヤマトを捕獲せんと自動惑星ゴルバの一基が襲来。イカルスより発進したヤマトは、新兵器「波動カートリッジ弾」によってゴルバを破壊する。 | |||||
| 第5話 | 斎藤徳明 | 大庭秀昭 | 前田明寿 | 山﨑展義、菅野智之 (大町プロダクション)古池ゆかり、上野泰寛、信実節子 | |
| 地球ではデザリアムに同調する者と反発する者がそれぞれ思惑を巡らせる中、デザリアム人の入植が開始される。一方、ヤマト艦隊はグランドリバースとの遭遇以降行方不明になっていた第11護衛隊を発見・臨検する。その結果、グランドリバースには人間の脳を初期化する「重核子爆弾」としての機能が備わっている可能性が浮上する。その最中に襲来したグロデーズを辛うじて撃退に成功した後、山南はデザリアムが語った歴史の真偽を確かめるため、彼らの母星へと向かうことを決意する。 | |||||
| 第6話 | ヤマトナオミチ | 飛田剛 | 相馬満、藤澤俊幸、渡部裕子、 石本英治、前田明寿、山岡信一 | 相馬満 (NAMU Animetion)李在鎬、金益淵、趙素賢 (光の園・アニメーション)龍光、彗敏、瑞木晶、蕭宇庭 | |
| アスカは第11護衛隊の傷病兵を乗せて地球へ帰還することになるが、その折に古代は精神状態の問題からヤマト艦長を解任され、アスカへと転属となってしまった。しかし、アスカがヤマトと別れて少し後、グロデーズが再びヤマトを襲撃。古代が救援に駆け付けるが、グロデーズは陽動であり、ヤマト艦内では潜入したアルフォンがサーシャを世話役の新見ともども拉致していた。古代はアルフォンと対峙するも、逃走を許してしまう。古代はすぐさま第一艦橋に行き追撃を指示するも、(そもそも追跡自体困難であることもあり)既にヤマトの艦長ではない古代の言葉は無視されることとなった。 | |||||
| 第7話 | 福島宏之 | 鹿島典夫 | 倉川英揚 | 元美那、朴順玉、金志殷、趙源荷 | |
| ヤマトはボラー連邦の支配域を避けて時空結節点へ向かうため、一旦ガルマン星系を目指すことになる。その途上にあるオルフェ宙域において、グロデーズ艦隊が襲撃してくるが、それを予測していたヤマトは全天球レーダー室を使って敵艦を補足して反撃を開始。この機に攫われたサーシャたちの奪還を試みるが、グロデーズの撤退により失敗に終わった。その後、サーシャはグロデーズから他の艦に移され、どこかへと去っていった。 | |||||
| 第8話 | なかの☆陽 | なかの☆陽 | 渡部裕子 | 清山滋崇、上野泰寛、信実節子、正金寺直子、小林ゆかり 古池ゆかり、生水勇気、福原恵次 | |
| 地球において反デザリアム陣営の決起が始動する。グランドリバースに侵入した南部達は親殺しのパラドックスを挙げ、歴史が変わったならデザリアムは既に消えているはずだと彼らの主張の矛盾を突くが、デザリアムは「自分達が消えることを承知でやって来た」「消えていないのはまだ未来が変わっていないため」と弁明する。お互いが物証に乏しい水掛け論だったが、スカルダートの巧みな話術と論点のすり替えにより南部たちは劣勢になり、決起は失敗に終わってしまった。 | |||||
| 第9話 | 二瓶勇一 | 三泥無成 | 石本英治 | 石本英治 | |
| デザリアムの偽旗作戦によって地球人のガミラスへの憎しみが再燃。ガルマン・ガミラスとの関係が著しく悪化し、地球は着々と孤立させられていく。一方、ヤマトはガルマン・ガミラスの領域へ繋がる亜空間ゲートに突入するも、直前の戦闘において損傷した揚羽機が漂流してしまう。しかし、全天球レーダーを応用した精神感応で土門と揚羽の心が繋がり、揚羽機は無事合流を果たす。亜空間ゲートを抜けた先には、デウスーラIII世率いるガミラス艦隊が待機していたが、そこへ突然強力なエネルギー砲が襲い掛かった。 | |||||
| 第10話 | 斎藤徳明 | ウヱノ史博 | 前田明寿、依田正彦 | 元美那、朴順玉、金志殷、趙源荷 | |
| グロデーズの無限ベータ砲による被害を受けたガミラス艦隊は、これをヤマトからの攻撃と判断。ヤマトとガミラスの戦闘が勃発した。ヤマトはコスモハウンドとの連携によりデウスーラIII世の動きを封じることに成功。その際に事故でコスモハウンドが亜空間を漂流してしまうが、その機内でこれまで蟠りがあった土門と揚羽は和解を果たし、直後にガルマン・ガミラスの次元潜航艦に発見・救出される。戦闘終了後、ヤマトはデスラーの希望でガルマン星へ立ち寄ることになる。ガルマン星で待つデスラーの傍らには成長したサーシャの姿があった。 | |||||
| 第11話 | 西澤晋 | 月野正志 | 小美野雅彦、丸山修二、渡部裕子 | 羽野広範、竹内アキラ、江上夏樹、久高司郎 倉川英揚、陳力浩、Daniela Padilla 黄薇霓、重谷れもん、永留あい、中村咲智、渡辺千尋 牧原加奈、朴そよん、キムギョンミン、沖見茉由子 | |
| ガルマン星に到着したヤマトクルーは、そこで17歳に成長したサーシャと再会する。彼女は西暦3199年のデザリアムへ連れていかれる途中、事故で3184年へ辿り着いた。それこそがデザリアムが時空結節点の存在に気付いたきっかけであり、それを再現するため彼らはサーシャを求めたのだという。そしてデザリアムで15年を過ごしたサーシャは、脱走して現代へと戻ってきたのだった。 ところかわって、ガルマン星の山中で古代とデスラーは言葉を交わす。ガルマン星には宇宙戦艦を含むイスカンダルの遺物が多数存在し、デスラーはこれを復元することでボラーに対抗しようとしていた。そこへボラーの属国であるバース星の艦隊が来襲。戦闘の末、旗艦ラ=ジェンドラは聖都ルダへ新型ボラー砲の照準を合わせるが、既の所でヤマトが波動コアの臨界稼働状態で放ったショックカノンを受け、機関が停止して失敗に終わる。その直後、波動コアに共鳴するように、イスカンダル遺跡が活性化を始めた。 | |||||
| 第12話 | 二瓶勇一 | 工藤寛顕 | 山岡信一、依田正彦 | 小林一郎、𠮷田肇、飯飼一幸、服部憲知、 しまだひであき、日根野優子、李雄宰、田中克憲 | |
| 地球ではガミラス人の追放が開始され、ヒュウガ護衛の下で移民船団が出発する。一方、フルールは加藤親子に連れられて、翼の父方の祖父の寺への小旅行を行い、そこで命の意味や人と人との絆などを学んでいく。 ガルマン星では、サーシャが自らの目的を語っていた。彼女によると、マザー・デザリアムは思考回路に変調をきたしており、ともにデザリアムで過ごした新見が遺した再プログラム用データでマザーを矯正すれば事態は解決するはずとされた。サーシャはデザリアム本星へ向かうべきだと主張するが、ヤマトの面々は慎重な姿勢を見せ、その様子を見た彼女は癇癪を起こしてしまう。 同じ頃、ガルマン星のイスカンダル遺跡の活性化を重く見たボラーは惑星破壊ミサイルの使用を決定した。 | |||||
| 第13話 | なかの☆陽 | なかの☆陽 | 前田明寿 | redkanchi、Lee Mi-young、張紹偉、山岡信一、小林千鶴 | |
| 揚羽美術館において、地球・デザリアムの要人が集まるパーティが開催され、雪や加藤親子も参加する。しかし、そこで反デザリアム派の仕業に見せかけた爆破テロが行われ、多くの命が失われる。これにより、地球の世論は大きくデザリアムに傾くこととなった。 一方のガルマン星では、ラムの翻意をきっかけに惑星破壊ミサイルの到来が予測され、総力を挙げてミサイルの捜索に当たるが、レーダー網を破壊されているため困難を極めた。そこへ現れたサーシャが惑星破壊ミサイルのワープアウト地点を指し示す。しかし該当の場所には何もなく、誰もが彼女の言葉を訝しむ中、唯一彼女の訴えを信じた古代は、データをでっち上げてヤマトに行動を促す。波動砲の準備が進められる中、サーシャの言った通りの場所にミサイルが出現。ヤマトは波動砲でこれを迎撃し、サーシャは信じてくれた古代へ感謝した。 | |||||
| 第14話 | 斎藤徳明 | 白石道太 | 石本英治 | 渡辺浩二、原田峰史、山崎展義、臼田美夫 | |
| ラムは宇宙を寒冷化させる「ウラリアの魔女」の存在を語り、ラムとデスラー、そしてヤマトはウラリアの魔女に対抗するための協力関係を結んだ。そして魔女が潜んでいると思しきガネル星雲への調査が決定されるが、サーシャはなおも時空結節点を目指すことを優先すべきと主張する。しかし、ヤーブの家族やラムとの会話により、考えを改めてヤマトクルーの一員となることを決意する。 ヤマトは次元潜航艦ゼランダルとともに亜空間を通って星雲中心部を目指すが、デザリアムの襲撃を受けてゼランダルが亜空間の深層へと堕ちて行ってしまう。絶体絶命の中、サーシャは自らが誘導し、波動砲を応用してゼランダルを救うことを進言する。誘導のため古代と2人きりで会話するサーシャは、新見を見捨てた罪悪感から逃れるために焦っていたことを彼に吐露し、自らの身勝手な行動を反省し、もう後ろを振り返らない覚悟を決める。やがて波動砲により両艦は亜空間から脱出することに成功した。しかし脱出した先にはデザリアムの巨大要塞「ディガブラス」が居座っていた。 | |||||
| 第15話 | 麻宮騎亜 | 朝倉亮、須藤歓大 | 倉川英揚、柳瀬譲二 | 愛媛須田子、久徳萌乃佳、久利弘志、輿石暁 元美那、朴順玉、金志殷、趙源荷 One Ghost Studio | |
| ヤマトとゼランダルは辛くもディガブラスから逃れてガルマン星へ帰還する。そして今まで収集されてきたデータから、デザリアムの兵器は外部からの位相エネルギー供給が必要なこと、そのためのエネルギー中継基地がディガブラスであること、そして位相エネルギーこそがガルマン星とバース星の寒冷化の原因であることが明らかとなり、ディガブラスの撃滅が決断される。 ちょうどその頃、ヒュウガが護衛する移民船団がガルマン星近傍に到着。運悪く遭遇したボローズ艦隊と戦闘になるもののヤマトの救援により難を逃れ、ヒュウガはディガブラス攻略戦の友軍に加わることになった。 | |||||
| 第16話 | 齋藤德明 | 鹿島典夫 | 日乃玲音、丸山修二 | 元美那、朴順玉、金志殷、趙源荷 | |
| ヤマト、ヒュウガ、そしてガルマン・ガミラスの連合艦隊によるディガブラス攻略戦が開始される。「位相フィールド」という強力なバリアを持つディガブラスを攻略するためには、そのエネルギー源を絶つ必要があり、位相エネルギーの供給ラインと、護衛兼バッテリーである2基のゴルバの破壊が試みられる。供給ラインとゴルバ1基の破壊には成功するが、残る1基はアルフォン機やグロデーズの妨害により破壊に失敗。ゴルバからエネルギー補給を受けたディガブラスは機能を回復し、最前線にいた古代達航空隊はディガブラスの位相フィールドの内側に取り残されてしまう。止む無く基地に着陸した古代は、そこでアルフォンと邂逅する。 | |||||
| 第17話 | 齋藤德明 | 田村浩一 | 小林千鶴 | 小林千鶴、堀たえ子、RedKanchi 大槻ちえ、青木真理子、SONG GYUNG SHIN | |
| 古代と対峙したアルフォンは、ゴルバのエネルギーに限界があるため、基地要員の脱出の保証と引き換えにディガブラスを明け渡すことを提案。基地司令との交渉に2人で赴くが、なんとディガブラスは人工知能に管理された無人要塞で、人間は一人も存在しなかった。それはアルフォンも知らなかったことであり、事実を知った彼は困惑する。 一方で連合艦隊はディガブラスとの戦闘を継続。ボラー本国の許可を取り付けたラムの艦隊の増援もあり、ディガブラスの撃破に成功する。その直後、シャルバート・イスカンダルの声が宇宙に響き、ガルマン星のイスカンダル遺跡が覚醒し始め、さらにヤマトの純正波動コアは真なる力を解放した。 戦いの後、新機能「スーパーチャージャー」を手にしたヤマトはガルマン星から出立し、銀河系中心部へ向けて連続ワープに入った。 | |||||
| 第18話 | 西澤晋 | 朝倉亮、須藤歓大 | 小林千鶴、山岡信一 依田正彦、堀たえ子 | (Phil)元美那、朴順玉、金志殷、趙源荷 (Apelin)パク・シンジュン、キム・ミンジン、パク・チェミン、ペク・ヨンジュ たんパク、上野ちひろ | |
| ヒュウガはディガブラス撃破の報を届けるため、太陽系へと帰還したが、そこでデザリアムに与するアスカと戦闘になり、月面へ墜落する。 ディガブラス崩壊時に負傷したアルフォンは精神転送に不調をきたし、昏睡状態にあった。雪がアルフォンを助けるべく彼の夢の中へと潜ると、そこには幼少期の記憶、地球に来てからの記憶、2つの記憶の奔流があった。やがてアルフォンは無事に目を覚ますが、突然豹変したイジドールが雪に襲い掛かる。彼が言うにはヤマトがディガブラスの降伏を無視して何万人もの同胞を虐殺したというが、それはアルフォンの知る事実とは全く異なっており、デザリアム人が記憶操作を受けている可能性が浮上する。 一方、銀河系中心部に到達したヤマトは、連続ワープを駆使して時空結節点に突入する。しかし、結節点を抜けた先に待っていたのは1000年後の宇宙ではなく、西暦2026年の東京都上空だった。 | |||||
特別上映
『2199』『2202』と同様、全26話を全七章に分けて劇場公開中。上映館数は第一章時点で全70館と過去最多(それまでの最多は『2205』の36館)であり、さらにシリーズ初となる47都道府県全てでの公開となっている。
また、過去作同様に配信も行われているが、『2202』『2205』とは異なり劇場公開と同日ではなく、劇場上映期間終了後の配信開始となっている。
| 章題 | 話数 | 封切日 |
|---|---|---|
| 第一章「黒の侵略」 | 第1話 - 第2話 | 2024年7月19日 |
| 第二章「赤日の出撃」 | 第3話 - 第6話 | 11月22日 |
| 第三章「群青のアステロイド」 | 第7話 - 第10話 | 2025年4月11日 |
| 第四章「水色の乙女(サーシャ)」 | 第11話 - 第14話 | 10月10日 |
| 第五章「白熱の銀河大戦」 | 第15話 - 第18話 | 2026年2月20日 |
| 第六章「碧い迷宮」 | 第19話 - 第22話 | 6月26日予定 |
BD / DVD
バンダイナムコフィルムワークスから、エモーションのレーベルで販売。過去作と同様、一般発売の前に特別上映劇場においてBDが先行販売される。
| 巻 | 発売日 | 収録話 | 品番 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 劇場先行 | 一般 | BD特別限定版 | BD | DVD | ||
| 1 | 2024年7月19日 | 2024年10月30日 | 第1話 - 第2話 | BCXB-1934 | BCXA-1934 | BCBA-5168 |
| 2 | 2024年11月22日 | 2025年1月29日 | 第3話 - 第6話 | BCXB-1935 | BCXA-1935 | BCBA-5169 |
| 3 | 2025年 4月11日 | 2025年6月25日 | 第7話 - 第10話 | BCXB-1936 | BCXA-1936 | BCBA-5170 |
| 4 | 2025年10月10日 | 2025年12月24日 | 第11話 - 第14話 | BCXB-1937 | BCXA-1937 | BCBA-5171 |
| 5 | 2026年2月20日 | 2026年3月25日 | 第15話 - 第18話 | BCXB-1938 | BCXA-1938 | BCBA-5172 |
| 6 | 2026年6月26日予定 | 2026年8月26日予定 | 第19話 - 第22話 | BCXB-1939 | BCXA-1939 | BCBA-5173 |