王様が飲む (ヨルダーンス、ウィーン)

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製作年1640-1645年
寸法242 cm × 300 cm (95 in × 120 in)
『王様が飲む』
ドイツ語: Fest des Bohnenkönigs
英語: The King Drinks
作者ヤーコプ・ヨルダーンス
製作年1640-1645年
種類キャンバス上に油彩
寸法242 cm × 300 cm (95 in × 120 in)
所蔵美術史美術館ウィーン

王様が飲む』(おうさまがのむ、: The King Drinks)または『豆の王の祭り』(まめのおうのまつり、: Fest des Bohnenkönigs: The Feast of the Bean King)は、17世紀フランドルバロック期の画家ヤーコプ・ヨルダーンスが1640-1645年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。1659年にレオポルト・ヴィルヘルム・フォン・エスターライヒのコレクションに入り[1]、現在、ウィーン美術史美術館に所蔵されている[1][2]

作品は、客にパイが出される1月6日の公現祭の祝宴を表している。パイに入っている豆を見つけた者は、豆の王と宣言されて祝宴を司る。王様が選んだ最も美しい女性は女王となり、ほかの人物たちは宮廷の家臣となる[1][2]。そして、客たちは、「王様が飲む! 王様、万歳!」と叫ぶのである。作品の題名は、それにちなんでいる。

作品

画面の大部屋の中で、騒々しい一団が公現祭を祝っている。老いも若きも、男も女も、それぞれが王様によって与えられた役の格好をしている (床には、まだ王様の手紙が落ちている)[3]。王様は冠を被り、グラスを口元に当てている。宮廷の人々は、それに対して「王様が飲む」という伝統的な台詞を叫んでいる。人々の歪んだ顔は、高揚した酔っぱらい状態を示している。王様の上に見える毒見は、熱心に自分の役割を果たしている。左側の医者 (帽子の上の紙片でわかる) はすでに飲みすぎのため、食べ物の入った籠のそばで嘔吐しており、危ない状態である。画面上部のサテュロスの仮面の下の[1]カルトゥーシュには、「NIL SIMILIVS INSANO / QVAM EBRIVS (酔っぱらいほど愚か者に似ている者はいない)」というラテン語道徳的な文言が見える[2]

この絵画は、ヨルダーンスが多数制作した風俗画の1点である。人物たちは「最後の晩餐」のように巧みに配置され、彼らのうちの何人かは前面短縮法で表されている。なお、本作に類似した作品がロシアペルミ国立絵画館に所蔵されているが、ヨルダーンスの周辺の画家に帰属されている[4]

同主題作

ヨルダーンスは、何点かの同主題作を制作した。

脚注と注釈

参考文献

外部リンク

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