真名川
From Wikipedia, the free encyclopedia
流域の自治体
真名峡
災害
真名川の上流域に位置した西谷村一円は、中世以降「奥池田」と呼ばれた地域で1955年(昭和30年)には人口3,425人、世帯数585を数え、面積は当時福井県内で最大であった。
真名川へ樹枝状に注ぎ込む支流が形成した河岸段丘上の、わずかな平地と広大な山林で営まれる焼畑農業で粟や稗を栽培し、養蚕、オウレン、和紙を生活基盤とした山村であった。
1957年(昭和32年)完成した笹生川ダムにより、3集落が水没し離村。その後、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風、1961年(昭和36年)の第2室戸台風、1963年(昭和38年)の三八豪雪と災害が続いた。 さらに1965年(昭和40年)9月14日・15日の両日には、1000mmを越す集中豪雨に襲われ堤防が複数個所で決壊、氾濫した[2]ほか、山津波による土砂で79世帯が流出、97世帯が埋没、全世帯の9割が被災するという奥越豪雨によって西谷村は壊滅的な打撃を受けた。一時は復興も模索されたが、1966年(昭和41年)3集落が水没することになる真名川ダムの計画が持ち上がり、非水没集落も含めて全村の離村が決定し、廃村となった。


