硝酸ニッケル(II)

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硝酸ニッケル(II)

六水和物
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識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.032.774 ウィキデータを編集
EC番号
  • 238-076-4
UNII
国連/北米番号 2725
特性
化学式 Ni(NO3)2
モル質量 182.703 g/mol (無水物)
290.79 g/mol (六水和物)
外観 エメラルドグリーンの吸湿性固体
匂い 無臭
密度 2.05 g/cm3 (六水和物)
融点

56.7 °C, 330 K, 134 °F (六水和物)

沸点

120-145 °C, 248 K, -109 °F (六水和物、塩基性硝酸ニッケルに分解[1])

への溶解度 243 (六水和物) g/100ml (0 °C)[2]
溶解度 エタノールに溶ける
磁化率 +4300.0·10−6 cm3/mol (+6 H2O)
屈折率 (nD) 1.422 (六水和物)
構造
結晶構造 単斜晶系 (六水和物)
危険性
安全データシート(外部リンク) External MSDS
GHSピクトグラム 支燃性・酸化性物質腐食性物質急性毒性(低毒性)経口・吸飲による有害性水生環境への有害性
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H272, H302, H315, H317, H318, H332, H334, H341, H350, H360, H372, H410
Pフレーズ P201, P202, P210, P220, P221, P260, P261, P264, P270, P271, P272, P273, P280, P281
NFPA 704
0
2
0
引火点 不燃性
半数致死量 LD50 1620 mg/kg (経口, ラット)
関連する物質
その他の陰イオン 硫酸ニッケル(II)
塩化ニッケル(II)
その他の陽イオン 硝酸パラジウム(II)
関連物質 硝酸コバルト(II)
硝酸銅(II)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

硝酸ニッケル(II)(しょうさんニッケル、nickel nitrateニッケル硝酸塩で、化学式Ni(NO3)2で表される無機化合物。水に易溶で、水溶液は緑色となる。通常、硝酸ニッケルといえば硝酸ニッケル(II)の水和物を指す。硝酸ニッケル(II)の六水和物の化学式の表示にはNi(NO3)2.6H2O と[Ni(H2O)6](NO3)2の二通りあり、後者はニッケル分子が水分子に囲まれアクア錯体を形成し、直接硝酸イオンに結合していないことを示す。他のニッケル(II)誘導体の水配位子交換に有用な前駆物質である。

酸化ニッケル(II)または水酸化ニッケル(II)希硝酸に溶解し、溶液を濃縮すると六水和物が析出する[3]

無水物は六水和物に純硝酸と五酸化二窒素の混合物を作用させると得られる[4]

性質

無水物は淡緑黄色結晶で潮解性をもつ。

六水和物は淡緑色結晶で単斜晶系に属し、湿気の多い場合は潮解性、少ない場合は風解性を示す。加熱により結晶水を部分的に失って二水和物となり、さらに硝酸を失い塩基性塩を経て酸化ニッケルになる[5]

用途

安全性

脚注

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