第30回有馬記念
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七冠馬シンボリルドルフの日本国内最後のレースとなった。そのシンボリルドルフとミホシンザンの2頭が単枠指定制度対象馬とされた。その他、この年の第92回天皇賞・秋でシンボリルドルフに勝利したギャロップダイナなどが出走した。
従来通り、ファン投票上位および推薦委員会の推薦馬に出走資格が与えられたものの、シンボリルドルフとミホシンザンの2頭が出走を決めたことが影響し、他の有力馬の回避が例年以上に多かったため、この年は前年第29回の11頭立てよりもさらに1頭少ない10頭立ての競走となった。
この競走では、馬名入りゼッケン(ただし両サイドともに日本文馬名)が試験的に使用され、後の馬名入りゼッケンの使用拡大の布石となった。
出走馬と枠順
| 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | オッズ | 調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ローラーキング | 牡8 | 安田富男 | 10番人気 | 新関力 | (株)サンライズ |
| 2 | 2 | ミホシンザン | 牡4 | 柴田政人 | 2番人気 | 田中朋次郎 | 堤勘時 |
| 3 | 3 | サクラサニーオー | 牡4 | 東信二 | 7番人気 | 境勝太郎 | (株)さくらコマース |
| 4 | 4 | ニシノライデン | 牡5 | 伊藤清章 | 6番人気 | 伊藤修司 | 西山正行 |
| 5 | 5 | カネクロシオ | 牡6 | 蛯沢誠治 | 8番人気 | 成宮明光 | 畠山伊公子 |
| 6 | 6 | シンボリルドルフ | 牡5 | 岡部幸雄 | 1番人気 | 野平祐二 | シンボリ牧場 |
| 7 | 7 | ハーバークラウン | 牡5 | 嶋田功 | 4番人気 | 佐々木亜良 | (株)ハーバー |
| 8 | ギャロップダイナ | 牡6 | 根本康広 | 3番人気 | 矢野進 | (有)社台レースホース | |
| 8 | 9 | スダホーク | 牡4 | 田原成貴 | 5番人気 | 古山良司 | 須田松夫 |
| 10 | ヤマノシラギク | 牝7 | 的場均 | 9番人気 | 大久保正陽 | 奥村啓二 |
レース展開
スタート直後から、カネクロシオとニシノライデン、スダホークの3頭が先行を争う形となった。
その後、1周目の正面に入ると、ギャロップダイナこれら先行集団を交わして、第1コーナーで先行集団から一歩逃げる形で先頭に出た。
しかし、シンボリルドルフが徐々に追い上げ、第3コーナー手前で、それまで先頭に立っていたギャロップダイナを捕らえて追い抜く形で先頭に出た。ギャロップダイナと入れ替わる形で2番手争いに上がってきたミホシンザンが、第3コーナーでシンボリルドルフをマークする形でさらなる追い上げに掛かったものの、シンボリルドルフとの差は縮まるどころか、逆に直線に入ると差を広げられてしまう。ニシノライデンも最後の直線でギャロップダイナを交わすも、シンボリルドルフとミホシンザンの2頭には及ばず、またスダホークが最後の直線で末脚を繰り出して追込に掛かるも、これも間に合わず、シンボリルドルフが最後まで先頭を維持したまま、1着でゴール板を通過した。