篠栗九大の森

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座標北緯33度38分3.4秒 東経130度30分23.3秒 / 北緯33.634278度 東経130.506472度 / 33.634278; 130.506472座標: 北緯33度38分3.4秒 東経130度30分23.3秒 / 北緯33.634278度 東経130.506472度 / 33.634278; 130.506472
面積約17ha[1]
出来事一般開放の開始は2010年(平成22年)7月18日[2]
篠栗九大の森
森の中のラクウショウ
地理
篠栗九大の森の位置を示した地図
篠栗九大の森の位置を示した地図
所在地日本の旗 日本 福岡県糟屋郡篠栗町和田
座標北緯33度38分3.4秒 東経130度30分23.3秒 / 北緯33.634278度 東経130.506472度 / 33.634278; 130.506472座標: 北緯33度38分3.4秒 東経130度30分23.3秒 / 北緯33.634278度 東経130.506472度 / 33.634278; 130.506472
面積約17ha[1]
出来事一般開放の開始は2010年(平成22年)7月18日[2]
管理者篠栗町九州大学[3]
篠栗九大の森付近の空中写真/演習林は画面右側(東側)のフレーム外に大きく広がっているが、画面中央に見える蒲田池の周辺区域を「篠栗九大の森」という。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。2007年撮影。

篠栗九大の森(ささぐりきゅうだいのもり)は、日本北部九州地方、福岡県糟屋郡篠栗町和田に所在する九州大学農学部附属演習林の一つである福岡演習林(総面積 約513ha[1]1922年大正11年〉設置[1])の一角で[1]、敷地の西端にある蒲田池を取り囲む約17haの林地[1]、無料一般開放されている区域である[1]

一般開放は2010年平成22年)7月18日に始まった。

この森は九州大学(以下、九大)農学部福岡演習林の敷地の一部であり、篠栗町と九大が共同で管理しているエリアに当たる。面積は約17haで、スダジイアラカシタブノキクスノキヤマモモコナラネジキハゼノキなど様々な木々が生育している[3]

エリアの中央にある農業用ため池「蒲田池」を囲む遊歩道等が整備されたうえで[2]2010年平成22年)7月18日[2]、町民の健康増進などを目的として無料一般開放が始まった[2]。大学演習林敷地の一般開放は日本初の試みである[2]林学者・榎木勉(九州大学農学研究院准教授)によれば、現在の森は二次林に当たるもので、この土地はもともとは里山として利用されていたと考えられるという[4]。遊歩道の長さは約2kmウッドチップが敷かれており、成人男性なら30分ほどで1周できる。また園内には広場や東屋(四阿)なども設けられており、当地は福岡都市圏にあって森林浴を楽しむことができるスポットとなっている[4][5]

九大は1977年昭和52年)、湿地における樹木の生態研究のため、この森では例外的な針葉樹であるラクウショウの苗を蒲田池に植えた[4][6]。それらは順調に成長し、やがては水面から木々が聳え立つ美しい光景が見られるようになった[4][6]2010年代に入ってSNSが普及すると、このラクウショウの画像が「絵画を見ているよう」「ジブリの世界観」などと拡散されたため、篠栗九大の森はいわゆる"インスタ映え"するスポットとして一躍有名となった。その評判は、この森を九州を代表する観光地として紹介する旅行会社も出現するほどで、当地を訪問するバスツアーまでが組まれるようになり、2017年(平成29年)11月には紅葉の見ごろということもあって来訪者数が3万人にまで増加した。一方、想定以上の人気になったことで周辺道路の渋滞が頻繁に発生しているほか、立入禁止区域(後述)に足を踏み込んで写真を撮る訪問者がいるため、町と九大は対応に苦慮している[7]

前述のとおり、この森はあくまで近隣住民の散策などを想定して開放されており、観光地としての整備は特になされていない[4][7]。また、敷地内には、スズメバチマムシイノシシなどといった日本でよく見られる危険生物も生息しており、注意喚起の掲示板が設置されている[5][6]。安全のため、遊歩道・広場・東屋など以外は立入禁止区域となっており、町や九大ではマナーを守って楽しんでもらうよう呼び掛けている[3][4]。なお、これとは別に、蒲田池での魚釣り等も許可されていない。

施設情報

脚注

外部リンク

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