缶サット甲子園
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CanSatの開発、製造を通じて実践的な知識や経験を習得し、切磋琢磨することによって技術・技能水準の向上を図り、参加者間の交流を促進し、次代を担う技術者を育成することを企図する。
CanSatの開発、打ち上げの過程を通して自己研鑽、問題解決力の習得が図られる。
参加者達は高校生ではあるものの、インターネットを通して入手した技術や手法を貪欲に吸収・反映することにより上位入賞のチームは大学宇宙工学コンソーシアムの主催する大学生や大学院生達のCanSatに遜色ない水準に達している。上位入賞者は推薦入学でも有利になり、参加者達の一部は大学に進学後も競技を続ける者もいる。
他の技術系競技の参加校では工業系の高校の参加、上位入賞が多いが、この競技に関しては例外的に普通科、進学校の参加、上位入賞の割合が多いのが特徴である。2023年度は36校が参加した。
運営
主催は「理数が楽しくなる教育」実行委員会。この他にJAXA宇宙教育センターや企業・大学が共催や協力に入る事もある
競技内容
審査
- 機体審査
- プレゼンテーション審査(打上げ前)
- モデルロケットによる打上審査
- プレゼンテーション審査(打上げ後)
ミッション
高度約400mまでロケットで打ち上げていたが、近年はロケットのサイズが変更され約100mほど打ち上がる。キャリア放出後慣性飛行してCanSatを放出後、パラシュートを展開して帰還する。各々のチームが設定したミッションに応じて、降下中に地上の景色を搭載したカメラで撮影する、飛行中の加速度、方位、気圧、GPSで座標をサンプリングなどを行う。
缶サットの規定[1]
- 缶サット本体は外径 φ68mm 以下、高さ 124mm 以下とする[注釈 1]。
- 必ずパラシュートなどの回収機構(減速装置)を取り付けること。
- 缶サット本体及びパラシュート等減速装置の総重量は250g以上300g以下とする。
- 缶サットおよびパラシュート等減速装置を搭載するキャリアの内寸(内径76mm以下、全長175mm以下)に余裕を持って収まる大きさとすること。
- 缶サットおよび付属品の落下速度は5m/s以上10m/s以下とする。
地区予選
参加校が増えた事により、2010年の第3回大会より地方大会が開催される。 括弧内は各地区の枠数
2012年大会
- 北海道大会(1)
- 関東大会(3)
- 和歌山大会(4)
- 九州大会(2)
2015年大会
- 東北大会(1)
- 関東大会(7)
- 中部東海大会 (10)
- 近畿大会(6)
- 九州大会(4)
2023年大会[2]
- 和歌山地方大会(10)
- 「ふくい缶サットグランプリ」(8)
- 岐阜地方大会(8)
- 九州地方大会(3)
- 関東地方大会(3)
- 沖縄地方大会(4)
競技成績
- 参加校数の( )内は地方大会も含めた全参加校数。
- 表彰制度は、サイエンス賞やプレゼンテーション賞などもある。
| 回 | 開催日程 | 開催地 | 参加校数 | 優勝 | 準優勝 | 土岐賞(技術賞) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2008年 | 秋田県秋田市 | 8(-) | 慶應義塾高等学校 | |||
| 第2回 | 2009年 | 秋田県秋田市 | 10(-) | 佐賀県立武雄高等学校 | |||
| 第3回 | 2010年 | 秋田県秋田市 | 12(17) | 和歌山県立桐蔭高等学校 | |||
| 第4回 | 2011年8月5日-7日 | 東京都伊豆大島 | 11(21) | 佐賀県立唐津東高等学校 | 北海道札幌琴似工業高等学校 和歌山県立桐蔭高等学校 |
||
| 第5回 | 2012年8月3日-5日 | 和歌山県和歌山市 | 10(28) | 和歌山県立日高高等学校 | 法政大学第二高等学校 | ||
| 第6回 | 2013年8月2日-4日 | 北海道赤平市 | 11(32) | 佐賀県立唐津東高等学校 | 法政大学第二高等学校 | ||
| 第7回 | 2014年8月17日-19日 | 秋田県能代市 | 10(43) | 法政大学第二高等学校 | 和歌山県立桐蔭高等学校 | 敬愛高等学校 | [3] |
| 第8回 | 2015年8月11日-13日 | 秋田県秋田市 | 10(28) | 佐賀県立唐津東高等学校 | 和歌山県立桐蔭高等学校 | [4] | |
| 第9回 | 2016年8月17日-19日 | 秋田県能代市 | 11() | 法政大学第二高等学校 | 和歌山県立桐蔭高等学校 | [5] | |
| 第10回 | 2017年8月27日-29日 | 千葉県船橋市 | 11(31) | 法政大学第二高等学校 | 和歌山県立桐蔭高等学校 | 岐阜県立可児工業高等学校 | [6] |
| 第11回 | 2018年10月6日-8日 | 和歌山県和歌山市 | 10() | 和歌山県立桐蔭高等学校 | 岐阜県立可児工業高等学校 | 岐阜県立可児工業高等学校 | [7] |
| 第12回 | 2019年10月13日-14日 | 岐阜県岐阜市 | 10(32) | 法政大学第二高等学校 | 兵庫県立尼崎工業高等学校 | 岐阜工業高等専門学校 | [8] |
| 第13回 | 2021年3月14日,26日 | 千葉県(オンライン) | 10() | 兵庫県立尼崎工業高等学校 | 和歌山県立桐蔭高等学校 | 岐阜工業高等専門学校 | [9] |
| 第14回 | 2022年3月22日,25日,31日 | 千葉県(オンライン) | 14() | 岐阜工業高等専門学校 | [10] | ||
| 第15回 | 2023年3月12日 | 千葉県(オンライン) | 15() | 法政大学第二高等学校 | 栃木県立栃木高等学校 | [11] | |
| 第16回 | 2024年2月11日 | 鹿児島県肝付町 | 11(36) | 法政大学第二高等学校 | 尼崎市立尼崎双星高等学校 | [12][13] | |
| 第17回 | 2025年2月22日,23日 | 和歌山県和歌山市 | 10() | 尼崎市立尼崎双星高等学校 | 法政大学第二高等学校 | 甲陽学院高等学校 | [14] |
| 第18回 | 2026年3月7日,3月8日 | 岐阜県岐阜市 | 11() | 長崎県立長崎西高等学校 | 金沢市立工業高等学校
千葉県立東葛飾高等学校 |
沖縄県立開邦高等学校 | [15] |