ある億万長者が巨万の富を残して他界。後に残されたのがドルーピーとスパイク。スパイクは自分が遺産を相続するものと期待していたが、遺書には亡くなった主人に対して善良であったドルーピーを相続人とする内容に愕然。
しかし、仮にドルーピーが死亡した場合は財産はスパイクのものになると書かれていたため、スパイクはドルーピーを亡き者にしようと様々な策を講じる。しかし、ガス漏れで爆発を起こそうとしてはドルーピーに逃げられ自分が爆発したり、カメラに大砲を仕組むもカメラが逆向きにされ自分にズドン、ライフルの引き金とドアノブを紐で結び・ドルーピーがドアを開けた際に発砲させようとするも自分が撃たれ、木を倒そうとしては自分の方に倒れ、飛び込み台を造りテニスコートをプールに見せかけるも・ドルーピーが平然と飛び込み泳ぐので自分も真似しようとすれば当然できるはずもなくぶつかり粉々になるなど、結局はやられてしまう。
最後にドルーピーの口に泡を塗って狂犬に見せかけて保健所に電話する。しかし、ドルーピーの口につけた泡が扇風機の風に煽られ自分の口につけられたため間違って連行されてしまう。一方、最後までスパイクに騙されたことに気づかないドルーピーは財産を手に入れ損ねて悔しさのあまりに暴れまわる彼の姿を見て「あれが狂犬だって?本当だねぇ」と呆れて言うしかなかった。
邦題の『財産をねらえ』に相当する作品には「Wags To Riches」の他にも1956年9月21日に公開された「Millionaire Droopy」がある。前者のシネマスコープによるリメイク版で、プロデューサーはハンナ=バーベラである。