超かぐや姫!
日本のアニメーション映画
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『超かぐや姫!』(ちょうかぐやひめ、英題:Cosmic Princess Kaguya!)は、当初は2026年1月22日からNetflixで独占配信とほざいていたが、後に劇場公開された長編アニメーション映画。監督は山下清悟。
| 超かぐや姫! | |
|---|---|
| ジャンル | SF[1]、音楽、百合[2] |
| アニメ | |
| 監督 | 山下清悟 |
| 脚本 | 夏生さえり、山下清悟 |
| キャラクターデザイン | へちま、永江彰浩 |
| 音楽 | コーニッシュ |
| アニメーション制作 | スタジオコロリド、スタジオクロマト |
| 製作 | コロリド・ツインエンジンパートナーズ |
| 配信サイト | Netflix |
| 配信期間 | 2026年1月22日 - |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | スタジオクロマト、スタジオコロリド |
| 漫画 | 米田タロウ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 掲載サイト | コミックコンプ(カドコミ)[注 1] |
| レーベル | 角川コミックス・エース |
| 発表期間 | 2026年1月9日[注 2] - |
| 巻数 | 既刊1巻(2026年2月10日現在) |
| 小説 | |
| 原作・原案など | スタジオクロマト、スタジオコロリド |
| 著者 | 桐山なると |
| イラスト | うらたあさお(口絵・本文イラスト) |
| 出版社 | KADOKAWA |
| レーベル | ファミ通文庫 |
| 発売日 | 2026年1月30日 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ・漫画 |
| ポータル | アニメ・漫画 |
概要
『竹取物語』から着想を得ており、作中に登場する仮想空間には日本の伝統文化や和をモチーフにしたデザインを随所で確認できる。タイムトラベル、コンピュータゲーム、人工知能、バーチャルYouTuber(別名:Vtuber)といった技術・文化にも触れられている。主題歌と挿入歌の一部にはVOCALOIDなどのソフトウェアを使用して創作された、所謂ボカロのカバーが使用されている[3]。
本作は2026年1月22日にNetflixで配信が開始された[5]。同日には、東京都豊島区のグランドシネマサンシャインで記念上映会が開催された[6]。
同年2月20日から劇場公開もされている[7]。当初は1週間限定の予定だったが、座席予約開始直後の満員が続出するなど反響が大きく、上映期間の延長および上映館の拡大が行われた(詳しくは#劇場公開を参照)[8]。
映像作品の枠を超え、かぐや(cv.夏吉ゆうこ)が3Dモデル姿でライブパフォーマンスを行ったりコラボレーションするなど、配信公開以降も活発な活動を展開している(詳しくは#コラボレーションを参照)[9]。
制作
コンピュータゲームやメタバース、配信者などといった設定に「かぐや姫」を結びつけたのは、スタジオクロマトのスタッフであるフジヤマルリの発案によるものだった[1][10]。監督の山下清悟は、『ONE PIECE FILM RED』と『NEEDY GIRL OVERDOSE』から影響を受けたと語っている[1]。
山下は、設定がアニメ要素が強いため、アニメ文化に浸かっていない人物の目線が必要と考えた。そのため、実写映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』で知られている夏生さえりに脚本をオファーした。夏生は、本作に携わるまでアニメ、VTuber、ボカロの文化をほとんど知らなかったという。脚本制作は、夏生が書いた脚本をGoogle ドキュメントにアップロードし、山下とフジヤマを含む3人が書き足していく形を取った[11]。
ライブ演出をYOASOBI「アイドル」ミュージック・ビデオのディレクターを務めた中山直哉が担当した[1]。
あらすじ
父との死別後、母と折り合いが悪くなり、家を出てアパートで一人暮らしをしている女子高生・酒寄 彩葉(いろは)は、将来の奨学金のため学業に励みつつ、アルバイトで学費と生活費を稼いでいた。学校では文武両道の優等生として褒められ、バイト先でも頼りにされる彩葉だったが、その実は過酷な生活に心身が追い詰められ、私生活の余裕を無くしつつあった。そんな彩葉の数少ない愉しみは、インターネット上の仮想世界《ツクヨミ》のAI配信者・月見(るなみ)ヤチヨの推し活であった。
ある夜帰宅した彩葉の前で、アパートの電柱が七色に輝き、開いた扉から謎の「赤ん坊」が現れた。あまりの事態に警察にもうまく相談できず、止む無く赤ん坊の面倒を見る彩葉。その赤ん坊はぐんぐん成長し、3日後には彩葉と同年代の少女となった。彩葉に出自を問われた少女は「月から来た」と答え、彩葉は少女を『かぐや姫』に準えてかぐやと呼ぶことにする。
自由奔放なかぐやは、勝手に彩葉の貯金を使って自分用のバーチャルデバイスや食材を買い漁り、プログラミングを駆使して携帯型ミニゲーム『犬DOGE』を作成するなど、気ままに振舞う。苛立つ彩葉だったが、次第にかぐやが自分に向ける友情を感じ取り、態度を軟化させていく。彩葉はかぐやを《ツクヨミ》内で行われるヤチヨのライブに誘うが、そこでヤチヨとのコラボライブをかけたファン獲得競争「ヤチヨカップ」の開催発表を聞いたかぐやはバーチャルタレントとしてのデビューを即断する。かぐやは、かつて彩葉が父と作成していた音源データを見つけると、彩葉に作曲家兼サポートスタッフになるよう懇願し、押し切られた彩葉は『いろP』を名乗ってかぐやとユニットを組むことになる。
かぐやの破天荒な配信が人気を呼び、『かぐや&いろP』は破竹の勢いでファンを獲得していくが、それを敵視するのはヤチヨカップ優勝候補のプロゲーマートリオ『ブラックオニキス』だった。『オニキス』のリーダー・帝アキラこと彩葉の兄・酒寄 朝日は、いろPが彩葉であることを察し、勝機ありと見て『かぐや&いろP』にゲーム勝負を挑む。急遽ヤチヨが『かぐや&いろP』の助っ人になって行われた勝負は『オニキス』に軍配が上がるが、最終的なファン獲得数では『かぐや&いろP』がトップとなり、2人は目標として掲げたヤチヨとのコラボライブを実現する。
配信活動の収入で生活に余裕が出来た彩葉は、和解した朝日に保証人を頼んでタワーマンションに引っ越す。彩葉はかぐやと楽しい夏休みを過ごすが、2人で出かけた花火大会の会場で、かぐやは「月からのお迎え」が迫っていることと、配信活動にピリオドを打つことを告白する。かぐやを引き留めたい彩葉は、かぐやの「卒業ライブ」を企画する傍らで、友人の芦花と真実や、『オニキス』の3人、そしてヤチヨに相談し、ツクヨミに現れる謎のデータ存在「月人」からかぐやを守ることを決意する。「お迎え」の当日、彩葉たちは卒業ライブの演出の一環に偽装して月人の軍勢を防ごうとするが敵わず、かぐやのアバターは月人と共に消失する。彩葉がツクヨミからログアウトすると、現実世界のかぐやも姿を消していた。
一時は元の日常に戻ろうとした彩葉だったが、かぐやとの再会を諦められず、父と作りかけていた未完の曲を完成させ、かぐやへの想いを込めて歌う。その歌に何故か反応したヤチヨを探してツクヨミにログインした彩葉の前に、ヤチヨのパートナー・FUSHI(フシ)が現れ、現実世界に存在するとあるマンションの一室を示す。その部屋から繋がる専用ネットワークでツクヨミに再ログインした彩葉は、ヤチヨの過去の秘密と、かぐやの正体を知ることになる。
登場人物
主要人物
- かぐや
- 声 - 夏吉ゆうこ[12]
- 本作の主人公。月からやって来た謎の少女。2030年7月5日生まれ[13]。七色に光る電柱の中から赤ん坊の姿で彩葉に拾われ、その後わずか数日で急成長し彩葉と同程度の体格になる。右手には常に銀色のブレスレットを身に着けている。仮想空間『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは兎。彩葉曰く「ギャルいかぐや姫」。三日月の髪飾りが特徴的。ライバーとしての冒頭挨拶は「かぐやっほ~!」。
- 決められた役割を永延と繰り返す月での生活を退屈を感じて、楽しい所に逃げたい一心で宇宙船『もと光る竹』に乗り地球へ来た。見た目こそ人間と変わらず五感も備わっているが身体の構造が地球人とは異なり、現実世界でも肌や髪の色を変える事が出来る。もともと亜麻色のロングヘアーだったがツクヨミのアバターに合わせる形で現実でも金髪になった。色白肌。現実では丈の長い黒Tシャツとピンク色の短パンを愛用している。
- 当初は月から逃げ出して来た事以外何も覚えておらず自身の名前すら不明だったが、彩葉が咄嗟に名付けた「かぐや」という名前を気に入りかぐやを名乗るようになった。対外的には「築地生まれの彩葉の従妹」という扱いで通している。名前の由来は現存する日本最古の物語『竹取物語』のかぐや姫であるが、その結末を「誰も幸せになってないバットエンド」と納得せず、そこから「自分でハッピーエンドにして彩葉も連れていく!」と奮起することになる。
- 自力で歩行できるようになってから僅か数時間で日本語を流暢に話せるだけでなく、歌やダンス・料理なども一度配信動画などで見れば忠実に再現できるほど極めて高い知能を持っている。彩葉に止められたものの「銀行口座のデータを書き換えてウォレットの残高を増やせる」と発言するほどの非常に高度なプログラミング技術を有しており、彩葉のノートPCを使ってたまご型の携帯ゲーム機に「犬DOGE」というオリジナルキャラクターを自作したりした。
- 明るく無邪気で天真爛漫。子供っぽく何事にも全力で好奇心旺盛な性格。当初は彩葉が必死で貯めたお金を使用し、高額なスマコンを勝手に購入して彼女を号泣させたり、配信用の小道具で部屋を散らかしたりと自由奔放に過ごしていた。彩葉が過労による風邪で倒れてしまった時には懸命に看病をするなど心優しい性格である。洗い物や部屋の片付けなどは苦手。
- 『ツクヨミ』で開催されたヤチヨカップを機に彩葉を巻き込んで「かぐや・いろPチャンネル」としてライバー活動を始めることになる。活動内容としては思いついたことは片っ端からやっていくスタイルで、その多彩な特技を活かしてから瞬く間に人気を集めた。
- 彩葉のことを非常に慕っており、彩葉の友人である芦花や真実とも直ぐに打ち解けてコラボ配信も積極的に行っていた。ヤチヨに対しては彩葉があまりにも彼女に陶酔している事から若干ヤキモチを焼いている。
- 「KASSEN」で使用する武器は三方や竹筒を模したハンマー。鈍器として振り回す以外に、鰻を弾丸としてロケットランチャーとしても使用できるほか、ジェット機のように噴射し続けることで飛行することも可能。
- 酒寄 彩葉(さかより いろは)
- 声 - 永瀬アンナ[12]
- もう一人の主人公。東京都内のアパートで一人暮らしをしている17歳の女子高生。仮想空間『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは狐。誕生日は5月11日[14]。
- 京都出身で家族構成は弁護士の母との6歳年上の兄、父方の祖父母がいる。作曲家でピアニストだった父とは10年前に死別。基本的に標準語で話すが家族と話すときは京都弁になる。「色々中途半端には出来るが、特技なんて無い普通の女子高生」と嘯くが学校では才色兼備・文武両道。他生徒からも憧れられる優等生である。バイトの収入で生活費と学費を自力で賄いながら東京大学進学を目標としていた。一方で遊ぶ際も妥協することなく睡眠時間を削ってでも全力で遊ぶ事を信条にしており、小遣い稼ぎが出来る程度には熟練したKASSENプレイヤー。かぐやが歌う曲の作曲(全て父が亡くなる前に作曲したもの)や伴奏も手掛ける作曲家としての才能もある。食費を1食百円程度で済ませたり炎天下でもエアコンを使用しないほど生活費を切り詰め、慢性的な睡眠不足や栄養失調を補うため栄養ドリンクを常用するほど食生活が偏っていた。かぐやと出会う直前の三連休では「久しぶりに6時間は寝れる」と吐露し、流れ星を目撃した際には「お金」と懇願するほど心身共に限界であった。なお、倹約により高額なスマートコンタクトを一括購入出来る貯金は出来ており、祖父からの仕送りには一切手をつけていなかった。かぐやを発見した際は見捨てず条件付きで居候を認めたり、かぐやからのお願いを断る事を出来ないなど根っからのお人好し。大抵のことはこなせるため一人で抱え込んでしまう性格。
- 将来の進路は東京大学法学部でありその志望動機は「母と同じ大学に進学すれば自分を認めてくれるかもしれない」という考えから。母親とは価値観の違いから頻繁に口論となっていたが高校への進路について大喧嘩し、家出同然で上京することになる。母親からの説教がトラウマになっており睡眠障害を発症している。そのため自己肯定感はかなり低い。心の支えは幼少からの最推しであるAIライバー「月見ヤチヨ」への推し活で、配信は必ずリアルタイム視聴している。自室にはヤチヨのアクリルスタンドを祀る神棚がある。特にヤチヨのレビュー曲「Remember」には「この曲で生き残れた」と語るほど思い入れがある。かぐやのライバー活動に協力する際は「いろP」の名を用いて作曲を行っている。なお、かぐやからは配信中であっても頻繁に「彩葉」と名前で呼ばれているためファンには公然の秘密となっている。
- 「KASSEN」で使用する武器は等身大サイズのブーメランで、そのまま投擲するほか、二つに分割した状態で双剣型にもなり両端の刃先からはピアノ線を射出することができる。ショルダーキーボードとしても使用。SNSでのユーザーネームは「色々@NihoheYCY」でアイコンはデフォルメ化したメンダコを使用しており日々の愚痴を呟いていた。
- 月見 ヤチヨ(るなみ ヤチヨ)
- 声 - 早見沙織[12]
- 仮想空間『ツクヨミ』の管理人、兼トップライバー。冒頭挨拶は「ヤオヨロー!」。作品冒頭のナレーションも彼女が行っており『ツクヨミ』の世界観と彩葉の生い立ちからかぐやとの出会いを解説している。仮想空間『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは乙姫。常に和傘をさしている。メンダコのマスコットを腹部に着けており、ツクヨミのマスコットキャラクター:FUSHIを肩に乗せている。
- 歌って踊れて分身もできる8000歳(という設定)のAIライバー。常にテンションが高く、派手な演出を好む。かぐや曰く「いっつもテキトーな性格」で、本人曰く「優柔不断で悪い奴」とのこと。ツクヨミの管理人という立場だがユーザーとの距離感がかなり近く、ツクヨミのチュートリアルや案内を自ら対応したり、分身能力を利用してファンとコミュニケーションを取っている。ツクヨミの人気対戦格闘ゲーム「KASSEN」では時折お助けキャラとして参戦する。ヤチヨの活動限界は五十二時間であり、充電とアップデートと記憶の整理のために定期的にスリープ状態になる必要がある。「KASSEN」で使用する武器は和傘。戦闘時には傘部分を高速回転させて攻撃する。柄に息を吹き込むことでガラスを膨らませ爆弾として使用可能。彩葉の事をヤチヨカップ以前より認知していた。ツクヨミ内では多くの歌を披露するが、レビュー曲「Remember」は歌わなくなっている。
- その正体は事故で八千年前にタイムスリップし、八千年を過ごしたかぐや本人。かぐやとして卒業ライブを行い地球での記憶を一度は忘れていたが、月での務めこなしていた時に彩葉がかぐやのために作った歌「Reply」が届き地球での出来事を全て思い出す。再び彩葉と会うため地球に戻る事を決意し月での仕事を終わらせたものの、その時には既に地球時間で何十年も経過していたため月の超技術を生かした時間遡行アルゴリズムを自ら開発。タケノコ型宇宙船『もと光る竹』で時空を超えて彩葉と別れした直後の現代に戻ろうとするが、隕石との衝突により時間遡行装置が誤作動して8000年前(縄文時代)までタイムスリップ。不時着後はあまりの孤独から死にたいとまで願うも思念体の状態では自ら命を絶つ事も出来ず彩葉から貰った曲を心の支えに耐えていた。永い孤独の中『もと光る竹』に僅かに残されていた機能を使い、一緒に同行していた犬DOGEを「ウミウシ:FUSHI」として身体を構築し、自身は思念体としてFUSHIを介して人々と交流するようになる。月日が流れインターネットが誕生した頃には既に仮想空間『ツクヨミ』の事も朧げとなり、その朧げになっていた仮想世界を自らの手で作ってみたいと思った時、「自身が月見ヤチヨとなり仮想空間『ツクヨミ』を創設するのだ」と確信した。「月見ヤチヨ」として彩葉に再会した後も自らの正体を明かすこと事なく見守り続ける事を目標とする。FUSHIとしての最後の友人であるCIA職員の協力で正倉院に奉納されていた『もと光る竹』を秘密裏に奪還し、マンションの一室にサーバールームを構築して『もと光る竹』を接続することでネットワーク上に仮想空間『ツクヨミ』を創設。AIライバー:月見ヤチヨとして活動する。自らの正体が彩葉に露見した後は自身が経験した八千年分の記憶を彩葉が追体験し自身の全てを受け入れてくれた事でついに「かぐや」として再会を果たす。その際に「彩葉ともう一度触れ合って、一緒にパンケーキを食べたい」とお願いを口にした事で、彩葉は「五感も兼ね備えたヤチヨ(かぐや)のアバターボディを作る事」と「『ツクヨミ』に味覚・嗅覚・触覚の実装」を目標に向かって研究者としての道に突き進む事になる。その後は彩葉の研究に協力する傍ら、ツクヨミ内でいろPとのコラボライブを開催している。
- 彩葉から貰った曲「Reply」を八千年の間に形を変えて何度も変奏し、彩葉に届けるために作った曲「Remember」をデビュー曲として歌い続け、その歌が彩葉にとってヤチヨの存在と共に心の支えとなっていた[注 3]。
- インターネットが普及してから仮想空間『ツクヨミ』を創設するまでの間、「yachi8000」というユーザーネームで掲示板にて熾烈なレスバを繰り広げていた。
- 帝 アキラ(みかど アキラ)
- 声 - 入野自由[12]
- ツクヨミ内で圧倒的人気のプロゲーマーグループ「Black onyXーブラックオニキスー(通称:黒鬼)」のリーダー[12]。ファンからの愛称は「帝様」でファンを「子ウサギ」と呼ぶ。サービス精神旺盛で俺様キャラを演じているが実際は落ち着いた人物。破天荒なかぐやを気に入り自室でかぐやの動画を見たり関連グッズを収集している熱心なかぐや推し。仮想空間『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは鬼。「KASSEN」で使用する武器は金棒でアタッカーを担当。そのまま鈍器として使用するほか、金棒の先端部分を引き抜く事で刀や銃としても使用可能。
- もともとプロゲーマーだったが、乃依の発案でアイドルユニットとしても活動することになり、ヤチヨカップ開催時点で既に約1800万人ものファンを獲得しているほど大成しており彩葉に断られたものの都内の高層マンションの一棟を一括購入できる程の金持ち。
- 彩葉の6歳年上の兄であり、本名は「酒寄 朝日(さかより あさひ)」。幼少期はやんちゃな性格のサッカー少年だったが、父の死をきっかけに妹の面倒を見るため自宅でできるゲームが趣味となる。彩葉が母とぶつかって落ち込む度「キョーダイ会議」と称し一緒にゲームで遊ぶなど妹思いな性格で彩葉が新居に引っ越す際の保証人となったり、彩葉からかぐやのアバターボディ制作のための出資依頼も了承している。
- 月人との戦いでは奮戦するも虚しく敗北した。10年後も引き続きブラックオニキスとして活動している。乃依と同居しており左手薬指には指輪をしている。
- 駒沢 雷(こまざわ らい)
- 声 - 内田雄馬[12]
- 「Black onyX(ブラックオニキス)」のメンバーの一人[12]。
- 『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは鬼と白熊。銀髪に金の瞳。額の右に白い一本角が生えている。黒と紫を基調とした僧侶のような服装。「KASSEN」で使用する武器は芭蕉扇で鬼瓦と錫杖に分離させ、鬼瓦は盾として使用する。主にタンクやサポートを担当。
- 乃依の実兄。初登場時は大学1年生。グループでのキャラ付けは自信家で不遜だが、本人は素朴で素直な性格。自分からはあまり話さず、乃依から渡された「雷用台詞集(随時更新)」を暗記している。意外とノリがよく歌がうまい。10年後の姿では短く整えられた緑がかった色の髪をしている。休暇中はずっと海外旅行をしている。声優の内田雄馬は一言の重みを意識して演技したと語っている[12]。
- 駒沢 乃依(こまざわ のい)
- 声 - 松岡禎丞[12]
- 「Black onyX(ブラックオニキス)」のメンバーの一人[12]。
- 『ツクヨミ』でのアバターのモチーフは鬼と白虎。黒とピンクを基調とした地雷系ツインテールで、服装は和風テイストのメイド服。ピンク色の二本角を生やしている[12]。「KASSEN」で使用する武器は短弓であり、遠距離狙撃を得意としている。弓状態と輪刀状態の2つの形状に変形する二刀流の武器を用いて戦う。弓使いとしてはヤチヨから「げに恐ろしき狙撃能力」と言わしめるほど高精度で遠距離攻撃を行い、輪刀状態では巨大なチャクラムを腹部に装着し、フラフープの要領で回転させた刃によって敵の撃破を行っている。
- 雷の実弟。初登場時の年齢は15歳。高校1年生。誕生日は2月23日[15]。仮想世界ツクヨミ内では男性アバターに女性の格好をしながらアイドル、プロゲーマーとして活動している所謂男の娘のライバー[16]。
- 基本的には怠惰でありファンへの対応は素っ気ない事が多いが、気分がよい時にはしっかりとファンサービスをする[17]。自身のビジュアルに対しては「作画良すぎ」と自画自賛するほどの絶対的な自信を持っており、手や腕でハートサインを作ってファンに向けてポージングをとることもある。帝を煽るのが好き。ツクヨミでは女性っぽい格好をしているが、女性アバターを使っているのではなくあくまで男性アバターで女性らしい見た目のコスプレをして楽しんでいる模様(なお、バ美肉の定義は一般的に異なる性別のアバターを用いることとされているため、男性アバターで女装をしている乃依はバ美肉とは定義されない)。
- 10年後の現実世界の容姿(25歳時点)は淡いピンク色の頭髪と薄紫色の垂れ目が特徴。細身で中性的な顔立ちをした青年で、両耳には複数の金色のピアスをつけている。
- グループリーダーの帝からは「天才肌でセンスが良いが、自分の意見を押し通す際は既成事実を作ってゴリ押しするのが手口」と語られており、兄の雷からは「芯があって優しい」と評価されている。過酷な幼少期を過ごしており心に深い傷を負っているという[18]。ヤチヨカップ優勝グループ決定の際に姿がない理由については「つまらなくなったので帰った」という旨が公式から語られている[19]
- グループ楽曲である『OnyXXX』の歌唱では主に低音パートを担当している[17]。また、「Black onyX」がアイドル活動をすることになったのは彼の発案で、設定も考えている。かぐや卒業ライブから10年後においても自身の新しいアバターボディを朝日にねだっており、ブラックオニキスとして精力的に活動している模様。小説版では朝日と同棲していることから交際が匂わされている[20]。
- その愛らしい女の子の見た目と男性ボイスのギャップで配信開始当初からSNSでの反響も大きく、かわいらしい声質でありながら男性であることが明確にわかる男の子らしさを残したキャスティングとディレクションになっている[21]。日向坂46の正源司陽子は、「(駒沢乃依は)VR世界というリアル世界の常識にとらわれずに自分のなりたい姿になれる場所の素晴らしさを体現しているキャラクター」と評しており[22]、帝アキラを演じた声優の入野自由もそのキャスティングと松岡の芝居にインパクトを感じたと語っている[23][17]。
- 乃依役を演じた松岡禎丞はキャスティングについて自身のラジオで、「オファーを受けた際に乃依のビジュアルを見て、同じ事務所の後輩女性声優である松岡美里へのオファーが松岡違いで自分に来ているのではないかと疑った」とすこし戸惑ったといい、放送後のインタビューでも自身が演じた実感がないと語っている[24][17]。
- 監督の山下清悟は自身が考えているBlack onyXの設定と構想について、ブラックオニキス結成エピソードの主人公は駒沢乃依であるとしている[18]。
その他
- 綾紬 芦花(あやつむぎ ろか)
- 声 - 青山吉能[12]
- 彩葉の友人[12]。誕生日は4月5日[25]。「ROKA」の名前で美容系インフルエンサーとして活動しているほか、かぐやたちのライバー活動にも協力。
- 諌山 真実(いさやま まみ)
- 声 - 小原好美[12]
- 彩葉の友人[12]。「まみまみ」の名前でグルメインフルエンサーとして活動しているほか、かぐやたちのライバー活動にも協力。。帝アキラの大ファン。
- FUSHI(フシ)
- 声 - 釘宮理恵[12]
- 忠犬オタ公(ちゅうけんオタこう)
- 声 - ファイルーズあい[12]
- 乙事照 琴(おっこてる こと)
- 声 - 花江夏樹[12]
- 犬DOGE(いぬドウジ)
- 声 - 庄司更紗[12]
- 酒寄 朝久(さかより ともひさ)
- 声 - 鈴村健一
- 彩葉と朝日の父。作曲家・ピアニストで、彩葉は幼少期に一緒に曲を作っていた。彩葉が6歳の時に事故に遭い、33歳で死去。
- 酒寄 紅葉(さかより もみじ)
- 声 - 坂本真綾
- 彩葉と朝日の母。弁護士で、朝久の死後は女手一つで子供2人を育て、彩葉に対しては厳格な教育方針を執るが、これが彩葉との確執の原因となった。
作品設定
- 仮想世界『ツクヨミ』
- 月見ヤチヨが創設したインターネット上の仮想空間。全世界ユーザー数1億人を突破するほど圧倒的な人気を集めている。登録者全員がクリエイターとして扱われ、あらゆる想像的行為が推奨されている。
- パンケーキ状の世界の上に和風ファンタジー空間が築かれており、和風建築が建ち並ぶ幻想的な繁華街と、海洋生物を模したホログラムが特徴的。なお、味覚・嗅覚・触覚は再現出来ておらず、ツクヨミ内で食べ物を口にしても、全くの無味無臭[注 4]。
- 初ログイン時には、月見ヤチヨとFUSHIによるチュートリアルを受け、キャラメイクを行ったうえで、ユーザーは八百万(やおよろず)の神々の1人として『ツクヨミ』内を自由に遊んだり、創作活動を楽しむことができる。
- 一般ユーザー以外にも多数のクリエイター達が集っており、ライブなどの様々なイベントやゲーム、商取引などを行うことができる。なお、『ツクヨミ』の運営側の提供する様々なワールドやゲームなどの体験施設、アバターを彩る多種多様なアイテムは、基本的に全て無料であり、課金アイテムの類も全く無く、誰でも自由に楽しむことができる。
- 自分の分身となるアバターは、基本的に動物や妖怪などをモチーフにしたケモノのような恰好となるが、時には現実の人間と同じ姿にも変身できる仕様。また、変身する種族によっては獣耳や尻尾が生えているが、人間の耳もそのまま備わっているため、いわゆる四つ耳となっている。ツクヨミ内では触覚が未実装のため、アバターに生えている獣耳や尻尾には感覚器官としての機能は備わっていない模様。
- 仮想通貨『ふじゅ~』
- 『ツクヨミ』で使われる仮想通貨。ライバー活動などでユーザーが他者を感動させた際に、運営から支払われるほか、初ログインボーナスでもある程度支給される。
- 取得した『ふじゅ~』はクリエイターが作ったアバター用の服や装飾品の購入費用やリエイターへの依頼料、ライバーへ応援のための投げ銭など、主にユーザー間の取引に使用される。
- 現実の金銭に変換することも可能で、『ツクヨミ』の人気ライバーともなれば、それだけで悠々自適な暮らしができる[注 5]。
- スマートコンタクト(スマコン)
- 『ツクヨミ』に入るために装着するコンタクトレンズ型スマートデバイス[注 6]。
- 眼球に装着することで、現実世界ではAR(拡張現実)が表示され、逆に目を閉じる事で、VR世界へシームレスに没入できる。なお、起動時にはオレンジ色に発光する。
- 作中では主に仮想空間『ツクヨミ』にログインする際に用いられるが、ツクヨミにアクセスするだけならスマートフォンやタブレット、スマートグラスでも可能。また、使用しない時には専用のケースに収納することで自動洗浄される仕様。
- なお、彩葉達が通う学校では校内でのスマコンの使用は禁止されていた。
- ヤチヨカップ(YachiyoCUP!!)
- 2030年7月12日に月見ヤチヨが主催した限定イベント。『ツクヨミ』の全ライバーに参加資格があり、1か月の間に最も多く新規ファンを獲得した人が優勝となる。優勝者にはヤチヨとのコラボライブの権利が進呈される。
- ファンの総数ではなくあくまでも「開催期間中に獲得した新規ファンの数」で勝敗を競うため、注目される機会さえあれば、元々人気の古参ライバーよりも新人ライバーの方が圧倒的に有利となり得る。
- KASSEN(神戦)
- 『ツクヨミ』内でプレイ可能な対戦格闘ゲーム。
- 戦国時代の合戦をモデルにしたフルダイブ型アクションゲームであり、まるで戦場にいるような三百六十度の視界と音声による没入感と、高度な操作性・戦略性を併せ持つ。プレイヤー数は国内外合わせてぶっちぎりのナンバーワンを誇り、『KASSEN』専門のプロゲーマーも数多く存在するほど大人気なゲーム。
- プレイヤーは様々なギミックが搭載された仕掛け武器を用いて戦う。ちなみに、この武器自体は『KASSEN』以外であっても、『ツクヨミ』内であればいつでも使用できる模様。
- 作中で登場したのは、1対1による対戦格闘ゲームの『SETSUNA(刹那)』、3対3による陣取り合戦の『SENGOKU(戦国)』、7対7によるバトルロイヤルの『KASSEN(神戦)』の3種類のモード。
- 『SETSUNA(刹那)』では二本先取した方が勝利となる[注 7]。『SENGOKU(戦国)』及び『KASSEN(神戦)』では、プレイヤーごとに3個ずつの桃型の残機があり、倒されても残機が残っている限りは、自陣でリスポーンできる。フィールドには無数の中立ミニオンが配置されており、無差別にプレイヤーを攻撃してくる。中立ミニオンを無視することもできるが、ミニオンが死守する天守閣を攻略するには、最低でもアタッカーが一人は必要とのこと。
- なお、プレイヤーの人数が不足している場合は、バトル用の衣装を着た月見ヤチヨがお助けキャラとしてスポット参戦してくれる仕様となっており、その際のヤチヨの能力値は敵味方の戦力に応じて上下し、チーム間の戦力バランス調整を担っている。
- 不正行為・チートコードの使用は当然ながら御法度であり、運営に発覚すると自動的にアカウントが凍結させられるなど厳しい罰則がある。
- 月人(つきじん)
- かぐやの故郷である「月」に住む人々。肉体を持たない思念体。地球の文明とは比較にならないほど高度な科学技術を有するが、個の概念が薄く、生き物というよりは、電子データ(AI)に近い存在。誰も歳を取らず、本気で争わず、死ぬこともない存在であり、かぐやのような感性の持ち主は月人の中では極めて稀だった。
- 『もと光る竹』
- かぐやが月から地球へ降り立った際に使用したタケノコ型の宇宙船。着陸した星の環境を調べ上げたうえで、最適化された肉体を思念体である月人に付与する機能を備わっており、かぐやの場合は着陸直後は赤ん坊の状態だったが、2日ほどで10代半ばまで急成長した。なお、この時生成された肉体は見た目こそ人間と変わらず五感も備わっているが、人体とは全く異なる仕組みで構成されており、その気になれば月人側の意思で、強制的に現世からログアウトさせることが出来る模様。
スタッフ
- 監督 - 山下清悟[26]
- 脚本 - 夏生さえり、山下清悟[26]
- 原案協力 - フジヤマルリ[27]
- ツクヨミキャラクターデザイン - へちま[26]
- 現実キャラクターデザイン - 永江彰浩[26]
- ライブ演出 - 中山直哉[26]
- 美術監督 - 宍戸太一[26]
- 色彩設計 - 広瀬いづみ[26]
- ツクヨミコンセプトデザイン - 東みずたまり、フジモトゴールド(ゴキンジョ)[26]
- 現実コンセプトデザイン - 刈谷仁美[26]
- CG監督 - 町田政彌(スティミュラスイメージ)[26]
- CG背景 - 草間徹也(キューンプラント)[26]
- 編集 - 木南涼太[26]
- 撮影監督 - 千葉大輔(Folium)[26]
- 音楽 - コーニッシュ[26]
- 音響監督 - 三好慶一郎[26]
- 企画・プロデュース - 山本幸治[26]
- 製作 - コロリド・ツインエンジンパートナーズ[26]
- アニメーション制作 - スタジオコロリド、スタジオクロマト[26]
音楽
コーニッシュが音楽を担当し[26]、6人のボカロPが楽曲を提供している。
- 「ray 超かぐや姫! Version」
- かぐや(夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(早見沙織)によるエンディングテーマ。作詞・作曲は藤原基央、編曲はTAKU INOUE。藤原基央がボーカルとギターを担当するBUMP OF CHICKENの2014年の楽曲「ray」をアレンジした楽曲[28]。新規アニメーションによる本編の裏話やその後を描いたミュージックビデオが制作され、延長後の劇場上映では本編に続けて上映される[8]。
- 「メルト CPK! Remix」
- ryo (supercell) feat. かぐや(夏吉ゆうこ)によるSpecial Track。作詞・作曲・編曲はryo (supercell)。2007年の楽曲「メルト」をryoが自ら新規リミックスした楽曲[28]。エンディングで「ray 超かぐや姫! Version」と共に使用されている。
- 「Ex-Otogibanashi」[29]
- かぐや(夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(早見沙織)によるメインテーマ。作詞・作曲・編曲はryo (supercell)、振付・ダンスアクターは菅尾なぎさ、津ヶ谷早稀。劇中歌として使用されている。
- 「Remember」[29]
- 月見ヤチヨ(早見沙織)による劇中歌。作詞は真崎エリカ、作曲・編曲はyuigot、ピアノ編曲は是。
- 「星降る海」[29]
- 月見ヤチヨ(早見沙織)による劇中歌。作詞・作曲・編曲はAqu3ra。
- 「私は、わたしの事が好き。」[29]
- かぐや(夏吉ゆうこ)による劇中歌。作詞はshito・Gom、作曲はshito・中西、編曲はHoneyWorks。
- 「ワールドイズマイン CPK! Remix」
- ryo (supercell) feat. かぐや(夏吉ゆうこ)、月見ヤチヨ(早見沙織)による劇中歌。作詞・作曲・編曲はryo (supercell)、振付・ダンスアクターはMUKKU、Keito。
- 「ハッピーシンセサイザ (COVER)」
- かぐや(夏吉ゆうこ)による劇中歌。作詞・作曲はEasyPop、編曲はyuigot。
- 「瞬間、シンフォニー。」[29]
- かぐや(夏吉ゆうこ)による劇中歌。作詞・作曲・編曲は40mP、振付・ダンスアクターはMUKKU、Keito。
- 「Reply」[29]
- かぐや(夏吉ゆうこ)による劇中歌。作詞は真崎エリカ、作曲・編曲はkz (livetune)、振付・ダンスアクターはMUKKU、Keito。
- 「OnyXXX」
- Black onyX(帝アキラ〈入野自由〉、駒沢雷〈内田雄馬〉、駒沢乃依〈松岡禎丞〉)による劇中歌。作詞・作曲・編曲はコーニッシュ。
反応
本作はNetflixでの配信開始翌日(2026年1月23日)の「今日の映画TOP10」において、日本で1位、韓国で4位、台湾で2位、香港で2位、タイで3位をそれぞれ記録した[30]。
劇場公開
アメリカではカリフォルニア州グレンデールにあるレムリ・シアターズにおいて2026年1月22日 - 1月29日に劇場公開された。[32]
反響を受けてNetflixは、2026年2月20日にツインエンジンの配給で1週間限定で劇場公開を決定した[33][34]。あわせて、舞台挨拶や発声可能上映などの関連イベント、入場者特典も発表。劇場公開を記念した新予告も解禁された。
劇場公開の反響
予約開始と同時に全国各地の劇場にアクセス集中し、サーバーがダウン。わずか数時間でほぼ全ての上映館で公開初日の上映が満席となる事態となった[35][36]。
作中の舞台にもなった立川シネマシティでは急遽、公開2日目の2月21日にオールナイト上映を実施。23:40回と26:45回が追加される形となり、会員・一般同時で公開前日の19日24時より予約受付を開始したが、わずか数時間で全回満席となった[34]。
この想定を上回る大反響を受け、配給元のツインエンジンは劇場上映延長と全国8館での追加上映が決定[37]。さらに、2月27日より本編終了後に「ray 超かぐや姫!Version」ミュージックビデオが上映されることとなった[38]。
同年3月5日、配給元のツインエンジンは、予想を上回る大ヒットを受け、3月13日より上映劇場を100館以上に拡大することを発表した[39][40][41]。同時に、入場者特典第2弾配布と本作の劇中曲「Reply」のミュージックビデオが解禁された。
興行収入
2026年2月20日より、全国19館で劇場公開され、2月23日(祝日)までの公開4日間で、動員14万8067人、興行収入2億9122万2700円を記録し、興行通信社の調査による全国映画動員ランキングで初登場5位、ミニシアターランキングで初登場1位にランクインした[42][43]。特に初日は着席率が96%に達した。上映20館以下での全国映画動員ランキング入りは2018年の『カメラを止めるな!』以来約8年ぶりとなる。また全国映画動員ランキングとミニシアターランキングの同時ランクインも、2018年の『カメラを止めるな!』以来となる。
3月15日までの公開24日で、興行収入は11億1638万円となり、Netflix発のオリジナル映画としては史上初となる興行収入10億円突破の快挙となった[44][45]。
4月19日において、公式Xより興行収入が20億円突破と動員数が100万人突破したと発表[46]。
| 動員数 (万人) |
興行収入 (億円) |
出典・備考 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 週末 | 累計 | 週末 | 累計 | |||
| 1週目の週末 (2月20日・21日・22日) |
5位 | 14.81 | 14.81 | 2.91 | 2.91 | ミニシアターランキングでは1位。 |
| 2週目の週末 (2月27日・28日・3月1日) |
8位 | 31.11 | 6.17 | ミニシアターランキングでは1位。 | ||
| 3週目の週末 (3月6日・7日・8日) |
10位 | 40.02 | 7.94 | ミニシアターランキングでは1位。 | ||
| 4週目の週末 (3月13日・14日・15日) |
5位 | 56.25 | 11.16 | 公開24日で興収10億円突破、Netflix発の作品としては初。 | ||
| 5週目の週末 (3月20日・21日・22日) |
10位 | 67.58 | 13.43 | |||
| 6週目の週末 (3月27日・28日・29日) |
10位 | 76.59 | 15.22 | |||
| 7週目の週末 (4月3日・4日・5日) |
5位 | 6.9 | 86.88 | 1.4 | 17.27 | |
| 8週目の週末 (4月10日・11日・12日) |
5位 | 4.86 | 94.73 | 0.96 | 18.84 | |
| 9週目の週末 (4月17日・18日・19日) |
5位 | 102.26 | 20.38 | 4月19日までの公開59日間で動員100万人、興行収入20億円突破。上映館数20館以下からの興収20億円突破は2018年の『カメラを止めるな!』以来。 | ||
| 10週目の週末 (4月24日・25日・26日) |
5位 | 108.29 | 21.62 | |||
| 11週目の週末 (5月1日・2日・3日) |
6位 | 122.09 | 24.39 | 興行収入データは5月6日までのもの。 | ||
| 12週目の週末 (5月8日・9日・10日) |
圏外 | 124.18 | 24.82 | |||
漫画
小説
関連書籍
- ニュータイプ編集部(編) 『超かぐや姫! 公式ガイドブック ハッピーエンドのその先へ!』 KADOKAWA、2026年1月30日発売[52]、ISBN 978-4-04-117055-7
コラボレーション
ライブ
- Sanrio Virtual Festival
- 2026年2月8日 - 3月16日に行われたサンリオ主催のVR音楽フェス「Sanrio Virtual Festival 2026」に出演。かぐや(cv.夏吉ゆうこ)が初お披露目の3Dモデル姿でパフォーマンスを披露した[9]。2月14日に初演を開催予定だったがトラブルにより中止となり、翌15日に振替2回公演を行い「私は、わたしの事が好き。」を披露した。その後、3月1,7,8日にも出演した。
- CR LIVE 2026
- 2026年4月18,19日、幕張メッセ幕張イベントホールで行われたCrazy Raccoon(略称:CR)主催「CR LIVE 2026」にて、Vtuver赤見かるびの3D歌唱中にかぐや(cv.夏吉ゆうこ)がサプライズ出演し「私は、わたしの事が好き。」の特別コラボを披露した[53]。
- THE FIRST TAKE
- YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にかぐや役の夏吉ゆうことヤチヨ役の早見沙織が出演、5月1日配信分で「ray 超かぐや姫!Version」、5月13日配信分で「ワールドイズマイン CPK! Remix」の一発撮りパフォーマンスを披露した[54][55]。
- Animelo Summer Live 2026 -Messenger-
- 2026年7月10日 - 12日に幕張メッセで開催予定の「Animelo Summer Live 2026 -Messenger-」にて、11日のDAY2に夏吉ゆうこが「夏吉ゆうこ(かぐや from 超かぐや姫!)」として出演予定。リアルイベントでは初の歌唱披露となる[56]。
タイアップ
- ポムフード
- 2026年1月16日から第一弾、同年2月1日からは第二弾のタイアップキャンペーンを実施。キャンペーンでは食事や対象店舗で税抜1000円以上購入した客を対象に抽選で景品が当たる[57]。
- ヤマハ
- 2026年1月23日からYamaha Sound Crossing ShibuyaでPOPUPイベントを開催。ヤマハのオーディオ機器を使用した映像体験やワークショップなどが行われた[58]。
- 富士市


- 作中に富士市は登場しないが、かぐや姫の伝説が残るゆかりの地域であることから作品側から声がかかり、タイアップが実現。2026年2月1日からコラボ企画が開始され、市内でのスタンプラリーの実施、道の駅富士川楽座などの観光施設や富士市役所でのキャラクターパネルの特設コーナーの設置、記念ヘッドマークを装着した岳南電車の運行、JR新富士駅の駅弁「竹取物語」のコラボパッケージ販売が行われた[59][60]。
- gogh
- 2026年2月20日からバーチャル空間で作業に集中できるアプリ「gogh」とのコラボを行い、アバターアイテムやルームアイテムを配布し、「彩葉のアパート」を再現したミニスペースも登場した[61]。
- VEAT
- 2026年2月26日からアバターダンス動画を作ることができるアプリ「VEAT」とのコラボを行い、
- 2月26日:「Ex-Otogibanashi」
- 3月5日:「私は、わたしの事が好き。」
- 3月12日:「ワールドイズマイン CPK! Remix」
- 3月19日:「メルト CPK! Remix」
- の4種の楽曲がコラボテンプレートとして順次無料配信されている[62]。
- ラウンドワン
- 2026年3月27日から6月28日までコラボキャンペーンを開催。コラボグッズやカプセルトイの販売、カラオケ歌唱キャンペーンなどが行われる[63]。
- カラオケの鉄人
- 2026年4月1日から、「カラオケの鉄人」対象店舗にて、ノベルティ付きコラボメニューやオリジナルグッズ、オリジナルルームキー風カードが貰える課題曲チャレンジが開催[64]。当初は5月24日までの開催の予定であったが、6月30日まで延長された[65]。
- DiCE
- 2026年5月1日から6月14日まで、ネットカフェ「DiCE」対象店舗にて劇中再現メニュー&グッズメニュー、コラボルームなどを開催[66]。