超事前分布

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ベイズ統計学において、超事前分布(ちょうじぜんぶんぷ)またはハイパープライアー (英語: Hyperprior)とは、ハイパーパラメータ(日本語で超母数とも呼ばれる)の事前確率分布のことを指す。すなわち、事前確率に出現する母数に対する事前確率分布のことを指す。

ベイズ推定では、「ハイパー」(日本語では「超」)という接頭辞をつけることによって、データ生成に直接関わるモデルのパラメーターの事前分布と超事前分布とを区別する。超母数や超事前分布という概念は、階層ベイズモデルの文脈では頻繁に出現する。[1][2]

例として、確率変数 が未知の成功確率 を母数に持つベルヌーイ分布に従うとし、一方 ベータ分布に従うとすると、

  • (母数 をもつ)ベルヌーイ分布は、データ の生成を記述するモデル
  • はモデルの母数
  • (母数 をもつ)ベータ分布は 事前確率分布
  • は事前確率分布の母数、すなわち超母数またはハイパーパラメータ
  • の事前分布は超事前分布またはハイパープライアー

となる。

超事前分布に対応する事後分布を超事後分布 (Hyperposterior)と呼び、これらが同じ確率分布族に属するのであれば、超事前分布は共役超事前分布英語版と呼ぶことができる。しかし、これは急速に非常に抽象的になり、本来のモデルから離れてしまう。

不定性

参考文献

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