Wikiwand AI

近江鉄道200形電車

近江鉄道の通勤型電車 From Wikipedia, the free encyclopedia

近江鉄道200形電車(おうみてつどう200がたでんしゃ)は、西武鉄道より2000系を譲受・改造して導入した近江鉄道の通勤形電車である。

運用者 近江鉄道
製造年 元旧2000系:
1977年 - 1988年
元新2000系:
1988年 - 1992年
概要 基本情報, 運用者 ...
近江鉄道200形電車
近江鉄道200形電車
(左から203編成、202編成、204編成)
(2026年3月3日 彦根駅)
基本情報
運用者 近江鉄道
製造所 東急車輛製造
西武所沢車両工場
種車 西武2000系電車
製造年 元旧2000系:
1977年 - 1988年
元新2000系:
1988年 - 1992年
改造所 近江鉄道彦根電車区
改造年 2024年 -
導入年 2025年 -
総数 4両(2両編成×2本)
運用開始 2025年10月28日[1][2]
投入先 近江鉄道全線
主要諸元
編成 2両編成
軌間 1,067 mm(狭軌)
電気方式 直流 1,500 V
(架空電車線方式)
最高運転速度 70 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.6 km/h/s(MT比 6M2T)
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
自重 Tc車:35 t
Mc車:40 t
車両定員 136人(座席48人)
全長 20,000 mm
車体長 先頭車:19,558.5 mm
全幅 2,870 mm(側灯幅)
車体幅 2,800 mm
全高 4,065 mm(空調上面)
パンタ折畳み:
4,208 mm(PT4320)
4,214 mm(PT7116)
車体高 3,664 mm(屋根上面)
床面高さ 1,180 mm
台車中心間距離 13,800 mm
車体 普通鋼[注釈 1]
台車 ペデスタル式空気ばね台車
住友金属工業製
FS372A・FS072
固定軸距 2,200 mm
主電動機 直流複巻電動機
主電動機出力 130 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 85:16 (5.31)
制御方式 (抵抗制御・直並列組合せ制御及び)界磁チョッパ制御
制御装置 日立製作所製
MMC-HTR-20G2(1C8M)
MMC-HTR20G3(1C4M)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 ATS
テンプレートを表示
閉じる

概要

2024年(令和6年)10月より、西武鉄道より2000系・新2000系の2両編成を譲り受け、順次運用に入っている。その第1陣として201編成が2025年11月18日から営業運転を開始し[3][4]、翌2026年8月12日から203編成も営業運転に入っている[5]。

201編成は後述するAI解析を活用した線路検査システムを搭載しており、車体色(西武イエロー)から、一部区間[注釈 2]で並走するJR東海の東海道新幹線で運行されている電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」にあやかり、「ドクターガチャコン」と命名された[6]。

改造内容

種車からの改造点としては、ワンマン運転への対応とバリアフリー対応に加えて、乗務員室へのビデオカメラとGPS、AIを活用した線路検査システムの設置などがある。同社の300形に倣い全電動車に改造されているかどうかは明らかにされていない。
そのほかワンマン機器など近江鉄道用の仕様に改造。車椅子スペースはアイコンで目立たせている。また床材の張り替えや、ドア上の液晶ディスプレイの追加などが行われている。走行装置は西武時代を踏襲しているが、回生ブレーキは使用停止としている。この理由として運行頻度の関係で回生失効の可能性が高い一方、運行速度は比較的遅いためという指摘がある[7][8]。

線路検査システム

車両前面に営業運転中に線路のゆがみや部品の状態を撮影するビデオカメラ2台と、GPSなどを組み合わせた検査機器を設置。そのカメラで撮影された映像をAIで解析することで異常を早期に発見できるシステムを導入。このようなAI解析による線路検査システムの導入は、近江鉄道では初となる[1][2][6]。

編成表

編成と新旧の車両番号対照は下表の通り。括弧内は西武鉄道在籍時の番号。

さらに見る 1200形, 運行開始日 ...
近江鉄道200形編成表
200形1200形運行開始日備考
201編成 201
(クモハ2451)
1201
(クハ2452)
2025年11月18日線路検査システム搭載
203編成 203
(クモハ2417)
1203
(クハ2418)
2026年8月12日旧500形塗装
閉じる

脚注

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks