近江鉄道500系電車
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| 近江鉄道500系電車(共通事項) | |
|---|---|
|
1504号(1981年頃 貴生川駅) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 近江鉄道 |
| 製造所 | 汽車会社など[注釈 1][1] |
| 改造所 | 近江鉄道彦根工場[2][3] |
| 改造年 | 1969年-1983年[4] |
| 総数 | 6編成12両 |
| 運用開始 | 1969年4月28日[5] |
| 投入先 | 近江鉄道全線 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 2両 |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電気方式 | 直流 1,500 V |
| 車体 | 全金属製[6] |
| 近江鉄道500系電車(モハ500形) | |
|---|---|
| 主要諸元 | |
| 車両定員 | 120名[1][7](座席44名[1][注釈 2]) |
| 自重 |
36.2 t[1] 33.6 t[7] 37.0 t[8] |
| 最大寸法 (長・幅・高) | 16,950 × 2,740 × 4,240 mm[1][7][8] |
| 台車 |
DT-10[1][7] DT-12[6][9] 台車変更後:FS40[2][6] |
| 固定軸距 |
2,500 mm[10] 台車交換後:2,400 mm[8] |
| 台車中心間距離 | 10,970 mm[10] |
| 主電動機 | MT-15[9] |
| 主電動機出力 |
104 kW[1][3][9] 105 PS[7] |
| 搭載数 | 4個/両[1][9] |
| 駆動方式 | 吊り掛け駆動[3][6][11] |
| 歯車比 |
2.55[7] 2.52[8] |
| 制御装置 | CS-5[8][9]・CS-1[7][9][注釈 3] |
| 制動装置 |
AMA[7][9] 空気ブレーキ[1][12] 自動予備ブレーキ[1][12] ブレーキ装置変更後:HRD-1電気指令式空気ブレーキ[2][13] |
| 近江鉄道500系電車(クハ1500形) | |
|---|---|
| 主要諸元 | |
| 車両定員 |
120名[7] 122名(座席44名[12][注釈 2]) |
| 自重 |
26.5 t[12] 22.6 t[7] 28.1 t[8] |
| 最大寸法 (長・幅・高) |
16,950 × 2,740 × 4,022 mm[12] 16,950 × 2,740 × 4,240 mm[7] |
| 台車 |
TR-11A[12][9] TR-14[6] TR-10[7] 台車変更後:FS40[2][6] |
| 制動装置 |
ACA[7][9] 空気ブレーキ[1][12] 自動予備ブレーキ[1][12] 手用制動[12] ブレーキ装置変更後:HRD-1電気指令式空気ブレーキ[2][13] |
将来の通勤需要の増加を見込み[5]、1969年から1983年にかけて自社工場で6編成12両が製造された[2]。
台車や主電動機をはじめとした機器類は廃車発生品を転用したため名義上は改造車両とされているが[5]、車体は自社工場で新造されており、事実上はほぼ新造車である[14]。
3扉ロングシートの車体で、前面には貫通路を有する[2]。
1983年製造の506編成は装備の軽量化が図られ、台枠が軽量化された[3]ほか、各扉が無塗装のステンレスとなった。また、前面腰部にステンレス無塗装の飾り帯が配され、山吹色一色の塗装で竣工した。その後、501編成も後に同様のスタイルに改造されている[2](台枠の軽量化が行われたかは不明)。
従来の塗装はクリーム+朱色のツートンカラー(いわゆる赤電色)であったが、後に黄色(山吹色に近い)に銀色の帯の塗装に変更された[2]。
登場時の台車はイコライザー式のDT-10やTR-11A[注釈 4]が用いられていたが、後にFS40に置き換えられた[2]。また、ブレーキ装置も改修され、HRD電気指令式ブレーキとなった[2]。
廃車と保存
最盛期には6編成12両が在籍していたが非冷房車であることが災いし、冷房車が増備されるに従って夏季は予備車として運用に就かない事も多くなった[11]。
その後、800系の増備が本格化したのを受け、502F〜504Fが2000年(平成12年)から2003年(平成15年)にかけて廃車となった。廃車後は全編成が彦根車庫に留置されていたが、2004年(平成16年)に解体されている。
505Fは2005年(平成17年)の廃車後、長年高宮駅の側線に留置されていたが、レール輸送の工臨運用に使用するための貨車チ10形(11号 + 12号)に改造され、220形に牽引されて使用されている[15][16]。
501Fと506Fは運用離脱後も近江鉄道ミュージアムで展示されていたが、2012年(平成24年)に501Fのモハ501を除いて解体された。残ったモハ501は2013年(平成25年)より、彦根駅東口にある近江鉄道が経営する保育園「ほほえみ園」の遊び場として、内外装ともに改装され使用されていた[17]が、2019年(平成31年)1月15日の夜から翌16日の未明にかけて、220形の一部車両とともに奈良県内の解体場へと陸送された[18]。
このため500系としての現存車はなく、前述の貨車に改造された2両のみが現存している。