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重酒石酸コリン

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重酒石酸コリン
Choline (2R,3R)-bitartrate
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.001.604 ウィキデータを編集
EC番号
  • 201-763-4
UNII
性質
[(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
HOOC–CH(OH)–CH(OH)–COO−
モル質量 253.251 g/mol
外観 白い結晶性粉末[2][1]
匂い 無臭またはかすかなトリメチルアミンのような臭気[2]、わずかな特異臭[3]
融点 147–153 °C (297–307 °F; 420–426 K) [1][2]
水、エタノール、ジメチルスルホキシドには僅かに溶ける、メタノールには加熱すると僅かに溶ける、ジエチルエーテル、クロロホルム、ベンゼンには不溶[2][1]。
構造
窒素原子において四面体形分子構造
危険性
GHS表示:
急性毒性(低毒性)
Warning
H315, H319, H335
P261, P264, P264+P265, P271, P280, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P319, P321, P332+P317, P337+P317, P362+P364, P403+P233, P405, P501
致死量または濃度 (LD, LC)
200 - 400 g (コリンとして、ヒト、推定)[2]
関連する物質
関連する関連化合物 塩化コリン, 水酸化コリン, クエン酸コリン, N,N-ジメチルエタノールアミン重酒石酸(英語版), コリン, エタノールアミン, 酒石酸, トリメチルアミン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

重酒石酸コリン(じゅうしゅせきさんコリン、英: Choline bitartrate)は、化学式が[(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
HOOC–CH(OH)–CH(OH)–COO−
で表される有機化合物である。

白色の結晶性粉末で、酸味がある[2]。空気にさらされると吸湿性を示す[2]。最近の文献では、天然型の酒石酸のコリン塩、すなわち、酒石酸水素コリンデキストロビタートレート、コリン(2R,3R)-酒石酸水素塩、またはコリンL-(+)-酒石酸水素塩と呼ばれる塩を指している。アセチルコリンの前駆体であり、抗うつ作用や肝機能向上を目的として医薬品やスマートドラッグに使用される[4][5]。

重酒石酸コリンは、重酒石酸のコリン塩である。重酒石酸コリンは、第四級アンモニウム塩((2-ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウム [(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
)と重酒石酸塩(HOOC–CH(OH)–CH(OH)–COO−
)を含む。第四級アンモニウムカチオンは、アンモニウムの4つの水素原子すべてが有機基で置換されたカチオンである[6]。コリンカチオンでは、アンモニウムの4つの置換基は、3つのメチル基(–CH
3
)と1つの2-ヒドロキシエチル基(–CH
2
CH
2
OH)である。重酒石酸アニオンはキラルである(酒石酸の項を参照。左旋性、右旋性、メソ体が存在する)。

合成

重酒石酸コリンは、トリメチルアミン、エチレンオキシドおよび水の化学反応に続いて、酒石酸との反応によって合成することができる[2]。

N(CH
3
)
3
+ CH
2
CH
2
O + H
2
O → [(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
OH−
[(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
OH−
+ C
4
H
6
O
6
→ [(CH
3
)
3
NCH
2
CH
2
OH]+
C
4
H
5
O−
6
+ H
2
O

用途

安全性

脚注

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