金井遺跡群

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金井東裏遺跡。高架は上信自動車道
金井下新田遺跡。高架は上信自動車道金井バイパス)。
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750 m
金井下新田遺跡
金井下新田遺跡
金井東裏遺跡
金井東裏遺跡
金井遺跡群位置図。

金井遺跡群(かないいせきぐん)は、群馬県渋川市金井にある金井東裏遺跡(かないひがしうらいせき)と金井下新田遺跡(かないしもしんでんいせき)の2遺跡を中心とし、金井地区に分布する埋蔵文化財包蔵地群を統合した遺跡群呼称である[注 1]。両遺跡の出土遺物は一括して国の重要文化財「金井遺跡群出土品」に指定された[3]

渋川市内では、関越自動車道渋川伊香保インターチェンジから長野県上信越自動車道までを連絡する地域高規格道路国道353号金井バイパス上信自動車道)、および国道17号渋川西バイパスの建設が行われており、道路敷設予定地域に存在する埋蔵文化財包蔵地について公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団による発掘調査が行われていた。

金井東裏遺跡と金井下新田遺跡の域内を通過する金井バイパスの道路建設部分では、道路予定地に沿った細長い調査区が設定された。金井東裏遺跡では、調査区内部を13区(第1区〜13区)に細分して2012年平成24年)9月1日から2017年(平成25年)2月17日にかけて発掘調査が実施された[4][5]

また、金井下新田遺跡では、内部を6区(第1区〜6区)に細分して2014年平成26年)4月1日から2017年(平成29年)9月30日にかけて発掘調査が実施された[6]。さらに南方で金井バイパスに接続する渋川西バイパスの部分でも、内部を3区(第7区〜9区)に区分して、2018年(平成30年)11月1日~2019年(令和元年)7月31日にかけて発掘調査が実施された[7]

調査の結果、両遺跡からは、6世紀初頭(古墳時代後期)の榛名山二ツ岳の大噴火による噴出物(テフラ)と、6世紀中頃の同火山の大噴火による噴出物による、併せて最大2メートル以上の分厚い堆積層に埋没した古墳時代集落跡が発見された。おびただしい数の竪穴建物平地建物等の遺構のほか、金井東裏遺跡の「甲を着た古墳人」や、金井下新田遺跡の首長居館跡など重大な発見が相次ぎ、「日本のポンペイ」「世紀の発見」と称された[注 2]

両者は、遺跡の名称と登録番号は異なるが、榛名山の噴火によって壊滅した古墳時代の同一集落の領域であったため、金井遺跡群の一部として一括化されており[1]、出土遺物も「金井遺跡群出土品」として国の重要文化財指定された[3]

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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