風に乗る
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| 「風に乗る」 | ||||
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| 緑黄色社会 の シングル | ||||
| B面 | étoile | |||
| リリース | ||||
| 規格 | ||||
| ジャンル | J-POP(アニメソング) | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | Epic Records Japan | |||
| 作詞 | 長屋晴子 | |||
| 作曲 | 穴見真吾 | |||
| チャート最高順位 | ||||
| 後述を参照 | ||||
| 緑黄色社会 シングル 年表 | ||||
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「風に乗る」(かぜにのる、英題: Riding the Wind[1])は、日本のポップ・ロック・バンドである緑黄色社会の楽曲。劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、作詞をボーカル・ギターの長屋晴子、作曲をベースの穴見真吾が手がけた[2]。
2026年3月18日にSony Music Labelsの社内レーベルEpic Records Japanより11枚目のシングルとして発売され、カップリング曲として同じく『パリに咲くエトワール』の挿入歌である「étoile」が収録された[3]。
étoile
「風に乗る」は劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、作詞を手がけた長屋はしがらみも多くある中で、新たに行動を起こすきっかけになってほしい。そんな想いで「風に乗る」という曲を作りました
と語った[4]。長屋は作中で鳥や妖精が飛ぶ描写と空や風の壮大さがつながり、フジコと千鶴が風のように自由にいられたら
という思いから「風」というワードを導き出した[5]。
従来のアニメタイアップとは異なり、台本と序盤のビデオコンテをもとに曲作りを行うこととなり、作曲を手がけた穴見は映像に音も付いてないし、声優さんが誰になるかもわからない状態で、まずは自分たちでアフレコするような感覚でVコンを再生しながら、どういう作品化をイメージしなければいけなくて
と回想している[6]。
映画制作側からは作品の舞台が20世紀初頭のパリであることから、当時使われていた楽器を使ってレコーディングしてほしい
基本的に当時使われていた楽器で、エレキギターやエレキベースはなしでお願いします
という要望があり[注 1]、穴見は僕ら4人はもともとミュージカルや舞台音楽的なものが好きなので、そういうものに挑戦できるという意味では最適でしたね
と語る一方で、普段ギターで弾き語りをしながら曲作りを行っていることから、イントロから「別の切り口」で考えていく必要があり大変であったと回想している[6]。
主人公の、タガが外れてどこまでも行っちゃいそうな感じを表現した、勢いのある曲が欲しい
という要望についても、穴見は勢いを出しながらクラシカルな楽器で表現することに悩んだとし、J-POPらしい要素もちょっとはあったほうが親近感が湧くだろうし、ガチガチにクラシックすぎても広がりが出ない。いろんなものをつなぎ合わせるように曲を作らなければいけなかったんです
と語っている[6]。この要望に対して穴見はイメージしながら歌メロを考えつつ、コードとリズムの転換
にこだわったとし、Aメロには「オー・シャンゼリゼ」や「愛の讃歌」をはじめとしたシャンソンの楽曲の影響が反映され、Bメロではチャイコフスキーの『眠れる森の美女』第3幕の「青い鳥のパ・ド・ドゥ」のオマージュが取り入れられた[8]。また、BPMの指定もあったが、穴見はこれを無視して20ほど上げたことを明かしている[7]。
レコーディングには、劇場アニメで劇伴を担当した演奏家を迎えられた[8]。peppeのみオーケストラと一緒にレコーディングを行っており、過去イチ緊張したレコーディングでした(笑)
素晴らしいオケの上でピアノが弾けるというのは……「はああ」って感じ。自分の糧にもなりましたし、めちゃくちゃ楽しかったです
と語っている[8]。
「étoile」(エトワール)は、劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の挿入歌として制作された楽曲[9]。作曲を手がけたpeppeは、フランスの印象派の画家になったつもりで、旅行でパリに行った際の写真や家にあるエッフェル塔の置物などをピアノの周りに置き印象を音に落とし込む
というやり方で作り始めたと回想している[8]。劇中には登場人物のルスランが主人公のフジコに向けてピアノの弾く場面があり、監督の谷口悟朗からそこでフジコからのアンサーソングとして挿入歌を流したい
と言われていたことから、最初の音がルスランのピアノの最後の音の半音上の音になっている[8]。
歌詞は「おそら」という言葉が出てくるなど子供っぽい言葉遣いが採用されており、作詞を手がけた長屋はまさに幼心みたいなものを描きたくて。この挿入歌が流れるのが、主人公が行き詰って、壁にぶち当たるシーンなんです。自問自答しながらも、自分が少女だった頃のこと、無邪気に絵が好きだった頃の憧れを思い出して、でも「それだけでは先に行けない」という葛藤がある。そういう部分を表現したかったんです
と説明している[8]。
レコーディングはストリングス隊とpeppeが同時に行った後、穴見がコントラバスを弾き、小林壱誓がエレキギターを加えるという順番で行われた[8]。小林は曲の世界をぶち壊しに来るエレキ
と称し、長屋は音単体で聴いたらぶち壊すような音だけど、曲の中でうまく混ざり合っていて。「これって合うんだ!」という驚きがありました
と語っている[8]。
プロモーション
| 映像外部リンク | |
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2025年12月17日、2026年3月13日に公開の劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の主題歌が「風に乗る」に決定したことが発表され、同日に本作の一部を使用した本予告映像が公開された[10][11]。
2026年2月13日、3月18日に11枚目のシングルとして発売することが発表される[12][13]。初回性限定盤には2025年9月から11月にかけて開催された「Ryokuoushoku Shakai ASIA TOUR 2025」のツアードキュメンタリーを収録したBlu-rayとブックレットが付属[14]。同日には『パリに咲くエトワール』とのコラボミュージックビデオのショート版が公開され[15]、楽曲の先行配信が開始された3月10日にフルバージョンが公開された[16]。14日には映像作家の須藤カンジが監督を務めたミュージカル調のミュージック・ビデオが公開された[17]。
2026年3月3日、日本女子体育大学で開催された『パリに咲くエトワール』の「公開直前“春休み”特別試写会」に事前告知なく登場し、本作を特別バージョンで披露した[18]。同月16日に放送のTBS系『CDTVライブ!ライブ!』でテレビ初披露となった[19]。
評価
音楽雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』の江口祐里は、本作を「自分」を咲かせる歌
と称し、壮麗で華やかなサウドに乗せて《私はここにいる 私を生きていく》と歌う“風に乗る”は、自分という存在の輪郭を際立たせ、心に巣食う澱みを弾き飛ばすように、力強く宣誓する
新しい一歩を躊躇してしまう誰もが自分を重ねられる今作は、踏み出す勇気をそっと育ててくれるはずだ
と評した[20]。
シングル収録曲
クレジット
- 緑黄色社会
- 外部ミュージシャン
- 録音スタッフ
チャート成績
| チャート (2026年) | 最高位 |
|---|---|
| 日本 (Japan Hot 100)[24] | 89 |
| Japan Hot Animation (Billboard JAPAN)[25] | 17 |
| 日本 (オリコン)[26] | 24 |
| 日本 (オリコンアニメシングル)[27] | 5 |