髙比良くるま
日本のお笑い芸人 (1994-)
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来歴
東京都練馬区出身。幼少期は家庭環境が複雑だったため、「いじめられないようにしなきゃ」と常に考えていたような子どもだったと振り返っている[1]。
練馬区立富士見台小学校[2]、本郷中学校・高等学校卒業[3]。中高時代はラグビー部に所属し、ポジションは主にフランカーを担当。チームメイトの怪我などでロックやNo.8などを担当していたこともある[2]。
少年時代は、家庭が揉め気味だったうえに一人っ子だった。そういった生活の中で毎週『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)を観ることを楽しみにしていた。さんま御殿を観ながら「自分もさんまさんみたいになればつらい現実に勝てるかな」と思うようになったことがお笑いに興味を持ち始めたきっかけ[4]。また、さんま御殿を見るようになったきっかけについて「喧嘩の声を聞きたくないからテレビをつけて、喧嘩の声をかき消してくれたのがさんまさんの声が大きい『さんま御殿』だった」と話している。加えて、上記の明石家さんまを筆頭にとんねるずやビートたけしのような「とにかく喋って笑わせる」芸風に少年期の頃から強い影響を受けている[5]。
その後、慶應義塾大学文学部に進学。高校卒業後に一年間浪人し、あまり勉強していなかったが、ラグビー部の同期が「慶應とか早稲田とか記念に受ける」と言っていたため、「じゃあ俺も」とついて行ったら受かったと話している[6]。大学入学後は勉強に興味を持てず、通学しながら芸人をやることへのもどかしさを感じ[7]、相方・ケムリのNSC入学に合わせて中退した[8][9]。
大学入学以降はフジテレビなどでタイパの良いアルバイトや派遣社員などをしてたくさん働き、大学在学中だけでも合計1000万円ほど稼いでいる。早急にお金を稼がないといけなかった理由について、結局自分自身の都合で中退まですることになってしまった大学に関連する学費などのお金を全額自分で支払うためだったと話している[10][11][12]。
お笑いサークル時代は非常にやる気があったため、同時に9つほどコンビを組んでいた(魔人無骨、ピカリ宇宙論、上海魚人伝説など[2])。
大学2年生のときに1年先輩であった松井ケムリと「魔人無骨」を結成した[7]。2017年に松井ケムリとともにNSCに入学。2018年にプロデビューした(2019年の改元に合わせて令和ロマンに改名)。
2024年8月23日、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024 ENTERTAINMENT & SPORTSを受賞した[13]。
『THEゴールデンコンビ』の企画内でマヂカルラブリーの野田クリスタルとコンビを組み優勝した[14]。
2025年2月14日、吉本興業所属タレントがオンラインカジノで賭博をした疑いで、警視庁保安課が所属タレントに任意の事情聴取を行い、聴取を受けた10人弱の中に含まれていることを毎日新聞が報じた。その報道の中で、大筋で関与を認めていると伝えられた[15]。15日、コンビのYouTubeチャンネルで配信した動画において、2019年末から2020年末にかけてオンラインカジノをしていた事実を認め、謝罪した[16]。17日には吉本興業所有の劇場における令和ロマンの出演予定についても3月末の分まで休演となることが発表された[17]、19日にはSNSを更新し、「今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため」として、当面の芸能活動自粛を発表した[18][19]。4月28日、吉本興業がマネジメント契約終了を発表した。コンビ活動は継続し、ケムリは引き続き吉本所属でタレント活動を行う。同日、コンビのYouTubeチャンネルで活動再開が発表された[20]。同月22日、隔週木曜レギュラーを務めている『ラヴィット!』(TBSテレビ)にコンビで出演。吉本興業とのマネジメント契約終了の後に、初めて地上波テレビ番組に出演した[21][22]。
2026年5月16日に開催された令和ロマンの単独ライブ「RE:IWAROMAN」で、短編映画『BREAK SHOT』をサプライズ上映し監督デビュー[23]。
人物
- 身長173cm[24]、体重70kg[24]、血液型O型。
- 本名、髙比良 直樹(たかひら なおき)[25][26][注 1]。吉本退社後は、名字なしの「くるま」を芸名として使用していることもある[28]。
- 見た目に気を配っているため美容に興味があり、コスメなどを利用する形で肌のメンテナンスを続けている[29][30]。
- 大学時代に初めて女性と交際し、その女性は同じ大学、サークルに所属している人だった[1]。
- 好きな女性のタイプは知的で向上心があり、尊敬できる人[31]。
- いつかお笑い以外の色々な文化(音楽、演劇など)も交わるような漫才の劇場を作りたいという夢がある[32]。
- 映画『ミーツ・ザ・ワールド』に出演した際、映画初出演だったにも関わらずあるシーンの撮影時に「カメラ回ってるんで適当に喋ってください」と監督から言われ、その場の思いつきで話をするシーンが撮影されている。また、本作の主演である杉咲花から本作における芝居を絶賛されている[33]。
- 漫画が好き。『モテキ』『ハイキュー!!』『アイシールド21』を特に好きな漫画として挙げている[1][34][35]。
- 大ヒットした作品をモチーフとした漫才を披露することも多く、漫画では『【推しの子】』、ドラマでは日曜劇場枠の『下町ロケット』や配信ドラマの『SHOGUN 将軍』をモチーフとした漫才を制作し、いずれもM-1グランプリ決勝などでも披露している。漫画に加えてドラマも好きであり、個人的に好きなドラマとして木曜劇場枠の『最高の離婚』や火曜21時枠の『リーガル・ハイ』といった作品を挙げている[4][36][37][38][39][40]。
- 映画『BLUE GIANT』に感動した影響からジャズ・ファンクをよく聴くようになった[41]。
- 深い交友があり、芸人として尊敬もしている先輩に原田泰雅(ビスケットブラザーズ)の名前を挙げている。また、原田やビスケットブラザーズについて「一番面白くて、天下を取るべき芸人」と絶賛している[42]。
- 芸名の「くるま」は、運転免許を持っていないことを記憶しておくため名付けた[43][注 2]。2023年3月、運転免許を取得[45]。
- ネタ作りの際は自身の生活から見つける「あるある」という感覚を普遍性に近いものとして大事にしている[32][46]。
- 京極風斗(9番街レトロ)と共に、YouTubeチャンネル「黙って食べれん」を運営している[47]。
- 横浜DeNAベイスターズを応援している[48]。
- ヨシモト∞ホールに毎日出演するため、渋谷の家賃10万円の家に引っ越したものの、半年後に活動拠点が神保町の漫才劇場に移動してしまい、自身はその引っ越しを後悔していた[49]。
賞レース成績
R-1グランプリ
その他
- 2024年 最強新コンビ決定戦THEゴールデンコンビ - 優勝
- 2026年 World Film Carnival Singapore 短編部門 作品賞・プロデューサー賞・脚本賞(『BREAK SHOT』) - 受賞[54][55]
出演
テレビ
バラエティ
- 現在のレギュラー・準レギュラー
-
- 永野&くるまのひっかかりニーチェ(テレビ朝日、2024年10月3日〈2日深夜〉 - )『本編とバランスをとる時間』はケムリのみ出演[注 3][56]
- 過去のレギュラー・準レギュラー
- 特番(MCやメインキャストを担当)
ラジオ
レギュラー出演
- 3003 -サンゼロゼロサン-(Artistspoken、2024年8月24日 - )[61]
パーソナリティ担当
- 5限サボって、ネタ見せ 第1回(お笑いラジオアプリGERA、2022年5月21日)(高木貫太〈ストレッチーズ〉、川北茂澄〈真空ジェシカ〉と共演)[62]
配信番組
- 最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ(Amazon Prime Video、2024年10月31日)野田クリスタル(マヂカルラブリー)とコンビを結成し共演[63][64]
- セフレと恋人の境界線(Amazon Prime Video、2025年9月3日)[65]
- くるまの助手席(2025年9月20日 - )[66]
- 世界の果てに、くるま置いてきた(ABEMA、2025年9月21日 - )
映画
- ミーツ・ザ・ワールド(2025年10月24日) - 奥山譲 役[67]
- チルド(2026年7月17日) - 室田 役[68]
ミュージックビデオ
CM
ゲーム
- リリリ・リスポーン(2026年予定) - 主人公 役[74]
雑誌
- 芸人雑誌volume12(太田出版、2024年4月20日発売) - 通常版の表紙・特集を担当[75]