鹿野温泉
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付近では古来より田地から湯が湧いており、怪我の治療などに用いられていた[5]。付近には「湯」など温泉に由来すると思われる地名が残されている[3]。
1953年(昭和28年)になって試掘が行われ、鳥取大学による調査の結果、翌年に本格的な掘削が行われて開湯した[3]。開発された源泉は10あり、多くは単純泉で、1つだけ単純放射能泉だった[3]。1955年(昭和31年)には条例を定めてこれら源泉をすべて鹿野町が集中管理することになり、1966年(昭和41年)8月1日に厚生省告示第351号によって国民保養温泉地の指定を受けた[注 1][3]。
国民保養温泉地となった鹿野温泉は、歓楽施設の進出を阻みつつ、温泉病院、保養地や民間のペンション村が整備された[3]。さらに民間企業の保養所も創立されて温泉を引いている[3]。さらに温泉の背後の丘陵が造成され、250区画の越路ヶ丘団地として分譲された。この分譲地には全宅地に温泉の給湯配管が整備されている[3]。
鳥取県が入湯税を基にして温泉の利用者数を算出した調査に拠れば、鹿野温泉は近年、毎年1万数千人の利用者が訪れている[4][注 2]。