BMW・XM
BMW Mが販売する高級クロスオーバーSUV
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XM(G09)は、BMWがMブランドで販売する高級クロスオーバーSUVである。
| BMW・XM G09 | |
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フロント | |
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リア | |
| 概要 | |
| 製造国 |
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| 販売期間 | 2023年 - |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 5名 |
| ボディタイプ | 5ドアクロスオーバーSUV |
| エンジン位置 | フロント縦置き |
| 駆動方式 | 4WD |
| プラットフォーム | CLARプラットフォーム |
| パワートレイン | |
| エンジン |
S68型 4.4LV8ツインターボ(ベース) B58型 3.0L直6ターボ(50e) |
| モーター | 永久磁石交流同期モータ |
| 最高出力 |
システム全体: 653PS(ベース) 476PS(50e) 748PS(レーベル・レッド) |
| 最大トルク |
システム全体: 800Nm(ベース) 700Nm(50e) 1,000Nm(レーベル・レッド) |
| 変速機 | 8速AT |
| サスペンション | |
| 前 | ダブルウィッシュボーン式 |
| 後 | マルチリンク式 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 3,105 mm |
| 全長 | 5,110 mm |
| 全幅 | 2,005 mm |
| 全高 | 1,755 mm |
| 車両重量 | 2,710 kg |
概要
2021年11月にフロリダで開催されたアート・バーゼル・マイアミにて「コンセプトXM」が公開された。量産モデルは2022年10月に発表され、同年12月からサウスカロライナ州のスパータンバーグ工場で量産が開始された。日本市場では2023年1月より販売開始[1][2][3][4]。
XMは1978年に発売されたM1以来のMブランド専用モデルで、Mシリーズ初のPHEVモデルとなる。開発段階ではX7ベースのSUVクーペとして企画されたが、大型高級SUV市場のニーズを検討した結果、Mブランドでの販売が決定したという[5]。
エクステリアはXM専用のデザインで、フロントのキドニーグリルにはゴールドカラーの縁取りとコンターライトが備わる。直線的なリヤテールライトやリヤウインドウの左右の隅に刻まれたBMWのロゴなど、歴代のMモデルをオマージュしたデザインが随所に採用された[6]。
インテリアにはデジタルメーターとセンターディスプレイを1枚のガラスパネルで一体化したBMWカーブド・ディスプレイが備わり、ヘッドアップディスプレイと併せてM専用グラフィックとなる。後席は「Mラウンジコンセプト」のデザインを取り入れ、ダイヤモンド状のステッチやアルカンターラの大型クッションなどで構成される。また立体的なプリズム構造のルーフに間接照明と直接照明を組み合わせた「プリズムルーフライニング」もXM独自のデザインである[6][7]。
- コックピット
- 後席
- プリズムルーフライニング
エンジン
ベースグレード
ベースグレードには489PS/650Nmを発生する4.4LのS68型V8ツインターボエンジンがフロントに縦置きで搭載される。またZF製の8速AT(Mステップトロニック)に統合された197PS/280Nmの交流同期モータが組み込まれ、システム全体で653PS/800Nmを発生する。これはEVと後述するレーベル・レッドを除くと過去のBMWのモデル中では最高となる。
0-100km/h加速は4.3秒で、サーキット走行を想定して最高速度を270km/hまで高める「Mドライバーズパッケージ」を標準装備する。また29.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約90kmのEV走行が可能である[4][8][9]。
XM 50e
2023年4月には入門グレードである50eが発表された。50eにはM760eと共通のB58型3.0L直6エンジンが搭載され、ベースグレードと同出力のモータが組み込まれる。システム全体で476PS/700Nmの出力を発生し、0-100km/h加速は5.1秒[10][11][12]。
レーベル・レッド
2023年4月にはハイパフォーマンスモデルの「レーベル・レッド」の受注が開始され、全世界500台限定で販売される。エンジン出力は585PS/750Nmに向上されたことでシステム全体の出力が748PS/1,000Nmとなり、公道走行可能なMモデルの中では最高の出力となる。0-100km/h加速は3.8秒に短縮され、オプションのMドライバーズパッケージ適用時に最高速度は290km/hまで達する[6][13][14]。