NHK函館放送局
北海道道南地方のNHK放送局
From Wikipedia, the free encyclopedia
NHK函館放送局(エヌエイチケイはこだてほうそうきょく)は、北海道函館市にある日本放送協会(NHK)の地域放送局。
|
| |
|
NHK函館放送会館(2006年8月) | |
| 所在地 | 〒040-8680 |
|---|---|
| 総合テレビ | |
| 開局日 | 1957年3月22日 |
| 放送対象地域 | 北海道渡島・檜山地方 |
| コールサイン | JOVK-DTV |
| 親局 | 函館 18ch (キーID 3) |
| Eテレ | |
| 放送対象地域 |
全国放送 (東京親局の中継局) |
| コールサイン | JOAB-DTV |
| AM | |
| 開局日 | 1932年2月6日 |
| 放送対象地域 | 北海道渡島・檜山地方 |
| コールサイン | JOVK |
| 親局 | 函館 675kHz |
| FM | |
| 放送対象地域 | 北海道渡島・檜山地方 |
| コールサイン | JOVK-FM |
| 親局 | 函館 87.0MHz |
| 主な中継局 | |
|
アナログテレビ #チャンネル・周波数参照 | |
|
デジタルテレビ 渡島:総合18ch | |
|
ラジオ #チャンネル・周波数参照 | |
放送局概要
道南地方(渡島管内と檜山管内)を対象[1]に、総合テレビとAM放送・FM放送で地域放送[注 1]を行っている。
総合テレビは道内では札幌局に次いで2局目、教育テレビ(現・Eテレ)は道内最初、全国でも東京、大阪放送局に次いで3局目に開局した[3]。
放送会館が浸水想定区域にあるため(#放送会館にて後述)、2014年(平成26年)5月から亀田ラジオ放送所敷地内に簡易の中継設備などを備えた「亀田報道拠点」を運用している[4][5]。
組織
道内のNHKの合理化により、一時アナウンサーが1人体制となり、営業部も廃止、函館局には代替組織として「札幌放送局営業推進部北海道南営業センター」が置かれた。同様の組織は札幌局に「北海道中央営業センター」、旭川局に「北海道北営業センター」、帯広局に「北海道東営業センター」がそれぞれ置かれていた[6]。
2022年(令和4年)春より北海道7局がそれぞれ担当するローカル枠の放送エリア再編、および関係局の業務と体制の大幅な見直しが進められ、函館放送局に関しては放送エリアはそのままにローカル枠の放送時間を拡大、アナウンサーの配置も2人になった[7][8]。また、2023年4月1日にNHK札幌放送局から北海道南営業センターが移管され[9]、営業部に相当する機能も復活する見込み。
放送会館
- 現在の函館放送会館
- 所在地 - 函館市千歳町13-1[10]
- 過去の放送会館
1967年3月25日まで業務を行っていた旧放送局舎は函館市元町にあった[11]。
- 今後の移転計画
現在のNHK函館放送会館(千歳町)は1965年竣工で老朽化が進み、かつ津波・河川氾濫の浸水想定区域にあるため、移転が計画されており[12]、2021年3月には函館市美原四丁目3番13号のコープさっぽろ赤川店跡地に用地が取得されている。平成以降では北海道内のNHK放送局の新放送会館移転は、2021年6月のNHK札幌放送局以来2局目となる。
当初は2021年度中に基本計画を策定し、2022年度に函館蔦屋書店も設計した梓設計により実施設計[13]、2023年度に着工、2025年度の運用開始を目指す[14][15][16]としていた。
沿革
- 1932年(昭和7年)2月6日 - 函館放送局ラジオ放送(現・NHK AM、コールサイン:JOVK)開局[18]
- 1934年(昭和9年)
- 1948年(昭和23年)2月 - 「JOVKの歌」発表[18][19]
- 1949年(昭和24年)1月3日 - ラジオ第2放送開始(コールサイン:JOVB)
- 1957年(昭和32年)
- 1960年(昭和35年)12月 - ローカルニュース放送開始。[18]
- 1967年(昭和42年)3月 - 函館市千歳町に移転。[18]
- 1988年(昭和63年)3月 - 青函トンネル開業・青函連絡船終航。この前後に関連番組を多数放送[18]
- 1993年(平成5年)7月12日 - 北海道南西沖地震
- 2007年(平成19年)10月1日 - 函館局で地上波デジタルテレビ放送開始[18]
- 2026年(令和8年)3月29日 - ラジオ第2放送を終了、同月31日23時45分までに停波・廃局。
取材体制
支局
- なし
チャンネル・周波数


- テレビ(総合・教育)・ラジオ(FM)送信所:函館市函館山山頂(函館山テレビ放送所)
- ラジオ(AM)送信所:函館市富岡町三丁目(亀田ラジオ放送所)
デジタルテレビ放送
2007年8月30日13時に試験放送開始。10月1日より函館送信所と渡島中継局で本放送開始。地上デジタル放送にもコールサインが付与されたため、函館送信所は函館放送局の親局となる。
- 渡島中継局は域外中継局である[23]。
- 放送対象地域のうち渡島管内北部では、アナログテレビ放送を室蘭市測量山から受信していた世帯が多く、森町、八雲町には函館放送局管轄の総合テレビ(アナログ放送)単独の中継局が別に設置されていた。このため地上デジタル放送開局時には、函館局(総合テレビ)の電波が室蘭送出の他局(Eテレ・民放)の電波と一緒のアンテナで受信できるよう、室蘭市測量山にも「渡島中継局」として函館局総合テレビの中継局が設置された。
- 渡島中継局は受信範囲が渡島管内に収まるよう、送信アンテナに指向性が掛けられているが、送信アンテナの性質上、物理的には長万部町に隣接する後志管内黒松内町や胆振管内豊浦町、送信所に近い室蘭市の一部地域でも受信可能となっている[24]。室蘭放送局のデジタル教育テレビと民放各局(室蘭局送出)は指向性がかけられていない。
- その他の中継局
- 大沼 総合40ch 教育42ch 出力3W 2008年11月17日開局
- 江差 総合31ch 教育13ch 出力10W 2008年12月19日開局
- 奥尻大成 総合18ch 教育14ch 出力10W 2008年12月25日開局
- 厚沢部 総合42ch 教育46ch 出力1W 2009年3月5日開局
- 江差新栄 総合43ch 教育48ch 出力0.1W 2009年12月1日開局
- 江差円山 総合43ch 教育48ch 出力0.05W 2009年12月1日開局
- 北桧山 総合45ch 教育42ch 出力10W 2009年12月1日開局
- 渡島福島 総合46ch 教育42ch 出力1W 2009年12月24日開局
- 白符 総合18ch 教育14ch 出力1W 2009年12月24日開局
- 今金住中 総合48ch 教育30ch 出力0.05W 2010年11月30日開局
- 松前 総合18ch 教育14ch 出力1W 2010年11月30日開局
- 知内小谷石 総合29ch 教育31ch 出力0.01W 2010年11月30日開局
- 江差鰔川 総合43ch 教育35ch 出力0.1W 2010年11月30日開局
- 函館蛾眉野 総合29ch 教育31ch 出力0.01W 2010年12月24日開局
※2010年12月24日の函館蛾眉野局の開局をもって渡島・檜山管内のデジタル中継局の整備が完了した。一方、アナログで開局している日浦局・古武井局・尻岸内局・札前局・江良局・江差南が丘局・椴法華局・森町局・八雲局はそれぞれ函館送信所、渡島中継局(室蘭市)、江差テレビ中継所、奥尻大成テレビ中継局および有線放送でカバーできるため、江良局は2010年11月15日をもって廃止(2011年4月26日の第1142回NHK経営委員会の資料より)となり、その他の中継局についても2011年7月24日をもって運用を終えた。
アナログテレビ放送
2011年(平成23年)7月24日に放送終了。※はデジタル局が置局されず、同日をもって運用を終えた中継局。
総合テレビ(JOVK-TV)
- 中継局
- 森 43ch 1W(総合テレビ単独)※
- 八雲 61ch 3W(総合テレビ単独)※
- 大沼 50ch 30W
- 戸井 43ch 1W※
- 日浦 51ch 10W
- 尻岸内 44ch 1W※
- 古武井 43ch 1W※
- 椴法華 32ch 1W※
- 函館蛾眉野 53ch 0.1W
- 渡島福島 55ch 10W(青森県中泊町小泊地区、外ヶ浜町三厩地区、今別町でも受信可能)
- 知内小谷石 45ch 0.1W
- 福島白符 41ch 10W
- 松前 9ch 3W
- 札前 52ch 3W※
- 江良 3ch 10W※
- 江差 9ch 10W
- 江差鰔川 42ch 0.1W
- 江差新栄 44ch 1W
- 江差円山 44ch 0.5W
- 江差南が丘 58ch 0.1W※
- 厚沢部 43ch 10W
- 奥尻大成 51ch 100W
- 北桧山 4ch 100W
- 今金住中 52ch 0.5W
教育テレビ(JOVB-TV)
- 函館 10ch 1kW
- 中継局
- 大沼 48ch 30W
- 戸井 45ch 1W※
- 日浦 49ch 10W
- 尻岸内 46ch 1W※
- 古武井 45ch 1W※
- 椴法華 30ch 1W※
- 函館蛾眉野 57ch 0.1W
- 渡島福島 53ch 10W (青森県中泊町小泊地区、外ヶ浜町三厩地区、今別町でも受信可能)
- 知内小谷石 47ch 0.1W
- 福島白符43ch 10W
- 松前 2ch 3W
- 札前 50ch 3W※
- 江良 1ch 10W※
- 江差 2ch 10W
- 江差鰔川 34ch 0.1W
- 江差新栄 46ch 1W
- 江差円山 46ch 0.5W
- 江差南が丘 50ch 0.1W※
- 厚沢部 45ch 10W
- 奥尻大成 49ch 100W
- 北桧山 12ch 100W
- 今金住中 50ch 0.5W
AM放送(JOVK)
- 中継局
ラジオ第2放送(JOVB)
ラジオ第2は2026年(令和8年)3月29日に放送終了、同月31日23時45分までに停波・廃局[25]。
- 函館 1467kHz 1kW
- 中継局
FM放送(JOVK-FM)
- 函館 87.0MHz 250W
- 中継局
主な函館局制作番組
現在放送中の番組
2026年度前半期現在[26][27]。放送時刻は災害や緊急ニュース、スポーツ中継や重大な記者会見等の中継により短縮・途中打ち切り・休止・変更等される場合がある。
総合テレビ
- ほっとニュース函館(平日 18:45 - 19:00)
- 2023年 - 2025年度は金曜日のみ番組終了後、再び札幌局制作の『ほっとニュース北海道』に飛び乗らず全国ネットの『NHK NEWS 7』にステブレレスで接続されため、終了時のエンドクレジットで「また来週 制作著作|NHK 函館」と表記される(月 - 木曜日は前述の理由もあり「つづいて札幌から」となる)。ただし、月 - 木曜も番組内容によっては『ほっとニュース北海道』の18:55 - 19:00枠を臨時非ネットとした上で19:00まで延長して放送する場合がある。その場合、「きょうは7時まで」とセットの前のところに設置された。
- 道南スペシャル(不定期)[28]
- ほっとニュース函館(平日 18:45 - 19:00)
AM放送
- ニュース・気象情報 (月 - 金 13:55・14:55・16:55・17:55から各5分間[26])
過去に制作された番組
テレビ
- イブニングネットワーク函館(月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- はこだて630(金曜 18:30 - 19:00)
- 道南645(2007年度まで、月曜 - 木曜 18:45 - 19:00)
- 道南ニュースぱれっと(2007年度まで、金曜 18:30 - 19:00)
- まるごとニュース北海道 はこだて(2009年度まで、月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- ネットワークニュース北海道 はこだて(2013年度まで、月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- ウィークエンド道南(2009年度まで、金曜 15:55 - 16:00)
- ほっからんど函館(2009年度まで、月曜 - 金曜 11:50 - 11:54)
- つながる@道南(月曜 - 金曜 11:50 - 11:54 中間3分間全国の気象情報を挟み 11:57 - 12:00)
ラジオ
- どどんと道南ラジオ (2012年度まで、毎週木曜 14:00 - 15:00)[注 4]
- 北海道まるごとラジオ 「どどんと道南」(不定期、木曜 17:00 - 18:00 全道ネット)