Kh-69

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Kh-69ロシア語: Х-69、NATO名:AS-22 カズー)は、ロシアで開発されたステルス設計の亜音速空中発射巡航ミサイル[3]Kh-59巡航ミサイルの改良型で、原型よりもレーダー反射が低減されており、少なくとも400kmの射程がある[1]

原開発国 ロシアの旗 ロシア
配備期間 2023年 – 現役
配備先 ロシアの旗 ロシア
概要 種類, 原開発国 ...
Kh-69
Kh-69のモックアップ(2022年)
種類 空中発射巡航ミサイル
原開発国 ロシアの旗 ロシア
運用史
配備期間 2023年 – 現役
配備先 ロシアの旗 ロシア
関連戦争・紛争 ロシアのウクライナ侵攻
開発史
開発者 ラドゥガ国家機械製造設計局
製造業者 戦術ミサイル兵器コーポレーション英語版
諸元
重量 800 kg (1,800 lb)[1]

炸薬量 300 kg (660 lb)

誘導方式 衛星誘導、慣性航法[1]
発射
プラットフォーム
Su-30MK, Su-34, Su-35, Su-57, MiG-29K, MiG-35[2]
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開発史

Kh-69は、戦術ミサイル兵器コーポレーション英語版の子会社であるラドゥガ国家機械製造設計局で開発された[2]。一般への初公開は2022年8月である[4][5]

国際戦略研究所は、2023年9月時点でKh-69が開発途中であると報じていた[1]

2024年、戦術ミサイル兵器コーポレーションとラドゥガ国家機械製造設計局は、インド空軍のスホーイ30MKI向けの最新兵器として、Kh-69をインド空軍の代表団に紹介した[6]

運用史

ウクライナ侵攻中の2024年2月7日から8日の夜に、3発のKh-69がウクライナに対して使用されたとの主張がある[1]

2024年4月11日、ウクライナの情報筋は、トリピルスカ火力発電所がロシアのミサイル攻撃により機能停止に陥った際、現場でKh-69ミサイルの残骸が見つかったと主張した[5][7]。 この攻撃では、発電所の「変圧器、タービン、発電機」が破壊されたという[3]。アメリカのシンクタンクである戦争研究所は、この攻撃をロシア側の「攻撃パッケージを改善し、弱体化したウクライナ軍防空網を突破しようとする継続的な取り組み」の一環であるとした[1]

設計

Kh-69はSu-57ステルス戦闘機の機内兵装ベイに搭載可能であるほか、Su-30MKSu-34Su-35MiG-29KMiG-35といった機体にも搭載可能である[2]

外形はストーム・シャドウKEDP 350巡航ミサイルに似ている[1]。ミサイル後方には一対の翼と4枚のフィンがあり、発射後に展開される[5]

ミサイル重量は800キログラム以下で、飛行速度は最大で時速1,000キロメートルとされる[1]弾頭重量は約300キログラムで、クラスター弾頭もしくは貫徹弾頭を使用する[2]

誘導方式はGPSまたはGLONASSによる衛星誘導で、慣性航法も利用できる[8][9]。巡航高度は20メートルと非常に低い[9]

画像

脚注

関連項目

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