LXQt

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LXQtは完全なデスクトップ環境の提供を目的とした、開発中のソフトウェアパッケージのバンドルである。LXQtはLXDERazor-qtの両プロジェクトを統合して作られた。

初版 2013年 (13年前) (2013)
最新版 2.3.0[2] ウィキデータを編集 - 2025年11月5日 (4か月前) [±]
概要 開発元, 初版 ...
LXQt
LXQt 1.0.0 Ambiance screenshot
LXQt 1.0.0スクリーンショット
開発元 LXDE[1]
初版 2013年 (13年前) (2013)
最新版 2.3.0[2] ウィキデータを編集 - 2025年11月5日 (4か月前) [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C, C++
対応OS Unix系
対応言語 多言語
サポート状況 開発中
種別 デスクトップ環境
ライセンス GNU GPL, GNU LGPL
公式サイト lxqt-project.org
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歴史

LXDEのメンテナである台湾人プログラマーの洪任諭 (Hong Jen Yee) はGTK+ 3に不満があったため[3]、2013年初期にQtを試し[4]、2013年5月26日にQtベースのPCManFMの初版をリリースした[3]が、彼は「GTK+とQtのバージョンは共存させるつもりだ」と発言してLXDEにおけるGTK+からの離脱を意味するものではないと説明した。その後、彼はQtにLXDEのXRandRフロントエンドを移植した[5]

2013年7月3日に洪任諭は全てのLXDEスイートのQt移植をアナウンスし[6]、さらに同年7月21日にRazor-qtおよびLXDEの両プロジェクトの統合をアナウンスした[7][8]。この統合により、GTK+とQtのバージョンは最初は共存していたが、最終的にGTKバージョンは中止されQt移植に全てのリソースを集中することが明らかになった[7]。LXDE-QtとRazor-qtを統合したものはLXQtと改名され[9]、2014年5月7日に最初のリリースであるバージョン0.7.0が利用可能となった[10]

ソフトウェアコンポーネント

LXQtは数多くのモジュラーコンポーネントから構成される。その中にはQtやKDE Frameworks 5に依存するものもある[11]

さらに見る 名前, (Qt以外の)依存ソフトウェア ...
名前 (Qt以外の)依存ソフトウェア 注釈
qterminal コマンドライン。LXQt用に作成され、現在はLXQtの一部。
Falkon
sddm LXQt用にQMLで作成されたSimple Desktop Display Manager
lximage-qt 画像ビューア
lxmenu-data freedesktop.orgデスクトップメニュー用に必要なファイル
lxqt-about アバウトダイアログ
lxqt-admin システム管理ツール
lxqt-common 共通ファイル(グラフィックファイル、テーマ、デスクトップエントリファイルなど)
lxqt-config KScreen (RandR) システム設定センター
lxqt-globalkeys KGlobalAccel グローバルなキーボードショートカット登録用デーモンおよびライブラリ
lxqt-notificationd 通知デーモン
lxqt-openssh-askpass OpenSSHパスワードプロンプト
lxqt-panel Solid デスクトップパネル(タスクバー)
lxqt-policykit Polkit認証エージェント
lxqt-powermanagement Solid パワー管理デーモン
lxqt-qtplugin Qtプラットフォーム統合プラグイン(Qtベースのプログラムは全てLXQtの設定を採用できるようになる)
lxqt-runner アプリケーションランチャー
lxqt-session LXQtセッションマネージャ
lxqt-sudo sudo/su用のGUIフロントエンド
menu-cache
obconf-qt Qtで書かれたOpenbox設定ツール
compton-conf Compton XコンポジットマネージャGUI設定ツール (metacity ⇒ xcompmgr ⇒ dcompmgr ⇒ Compton)[12]
pcmanfm-qt ファイルマネージャ。PCManFMのQt移植。
qt-gtk-engine QtスタイルによるGTK+ 3テーマ設定プログラム
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ロードマップ

動作速度

LXQtは『軽量デスクトップ環境』であることを自ら謳っている[13]が、動作に必要なリソースがLXDEやXfceよりも多いことは洪任諭自身が認めている[14]。これについては、GTK+2を使い続けるわけにはいかず、GTK+3はQtよりもリソースを消費する以上、Qtは『悪くない選択』だとしている。

バージョン履歴

さらに見る バージョン, リリース日 ...
バージョンリリース日解説
0.7.02014-05-07 [10]
0.8.02014-10-13 [15] Qt 5との完全な互換性を持たせた。
0.92015-02-08 重度の内部クリーンアップとリファクタリングが特徴。Qt 4との互換性は全て中止され、Qt 5とKDE Frameworksが必須となる。最低限必要なQtのバージョンが5.3に[16]
0.102015-11-02 [17]
0.112016-09-24 [18] Qtベースのアプリが大量のメモリを消費してしまうという懸念に対処するため、Xfceと比較して、コールドブート後のLXQtのメモリ使用量は112MBとXfceよりは少し小さいことを明らかにした[19]
0.12.02017-10-21 [20] 最低限必要なQtのバージョンが5.6.1に[21]
0.13.02018-05-21 [22] すべてのパッケージがQt 5.11に対応。
0.14.02019-01-25 [23]
0.15.02020-04-24 [24]
0.16.02020-11-04 [25]
0.17.02021-04-15 [26]
1.0.02021-11-05 [27]
1.1.02022-04-16 [28]
1.2.02022-11-05 [29]
1.3.02023-04-16 [30]
1.4.02023-11-05 [31]
2.0.02024-04-17 [32]
2.1.02024-11-05 [33]
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関連項目

脚注

外部リンク

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