MXグランプリ
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『MXグランプリ~異端芸人決定戦~』(エムエックス・グランプリ いたんげいにんけっていせん)は、東京メトロポリタンテレビジョン(以下、TOKYO MX)が2025年に開催したお笑いコンテスト。また、そのもようを放送したバラエティ番組、特別番組。
概要
開局30周年を迎えたTOKYO MXが初めて開催するお笑い賞レースで、現在の局のキャッチフレーズ「どこまでも!マニアッ9。」にも絡め、枠に囚われない型破りな芸人が「尖りすぎるネタ」や「激ヤバな個性」など笑いの破壊力で競い合う。優勝賞金は100万円。放送開始前は『MX-1グランプリ』の名称で告知されていた[1]が、諸事情により改名を余儀なくされた。また、オンエアでは冠スポンサーが付き『のむシリカ presents MXグランプリ~異端芸人決定戦~』のタイトルとなる。
都内のライブハウスで行われていたお笑いコンテスト「お笑いJACKPOT」を観た番組プロデューサーが、「方向性がMXっぽい」と着想を得て企画した、いわゆる“地下芸人”を対象にした賞レースである[2]。ただし番組内では基本的に“地下芸人”という表現は用いられず、出場する芸人については「異端芸人」や「カタヤブリな芸人」などと紹介する。
月ごとに4回開かれる予選大会では、先輩芸人やマネージャーから推薦を受けた芸人たちが事前オーディションを経て5組ずつ出場。3分間のネタを披露し、審査員4人が各100点・合計400点満点で採点するが、そのあとのフリータイム審査(審査員とのやり取りなど、いわゆる平場での実力)も加味し、全組登場後に審査員の合議で決勝進出者や次点(リザーバー)を決定する[注釈 1]。
自薦ではなく他薦、つまり本人が応募できない選考方法も他の一般的なお笑い賞レースにはない特徴となっているが、これは賞レースの運営ノウハウに乏しいTOKYO MXが「自薦で募集を出したら、何千人ときてさばき切れなくなる」との関係者からのアドバイスによって生まれたものである[3]。
決勝大会には、各ラウンドを勝ち上がった4組に、当日の「勝ち上がりステージ」(リザーバー6組の30秒ネタをMC1人が審査)を経た敗者復活1組を加えた計5組が出場。「ネタブロック」(3分)に加え「人間力ブロック」でも採点を行い、合計得点の上位2組が最終ステージで2本目のネタ(2分)を披露。審査員による合議で王者を決定する。
出演
- MC - ケンドーコバヤシ
- アシスタント - 田中陽南(TOKYO MX キャスター)
- 審査員長 - ハリウッドザコシショウ
各回の出場者、審査員は放送リストを参照。
放送リスト
芸名、所属等はいずれも放送時点のもの。日時は日本標準時(JST)。放送チャンネルはすべてTOKYO MX1。
4月ラウンド
5月ラウンド
6月ラウンド
| エントリーNo | 出場芸人 | 所属 | 推薦人(コメント出演) | ネタ得点 | 審査結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | サドドド | 東京演芸協会 | MCU(KICK THE CAN CREW) | 61 | - |
| 2 | ジャジャジャジャーン | TWIN PLANET | 齊藤健太(サックス奏者) | 157 | - |
| 3 | プーケットマーケット | ビクターミュージックアーツ | 響 | 192 | - |
| 4 | ユビッジャ・ポポポー | ユビッジャ・ポーポレーション | 真空ジェシカ | 241 | 次点 |
| 5 | 虹の黄昏 | (フリー) | トム・ブラウン | 369 | 優勝 |
7月ラウンド
| エントリーNo | 出場芸人 | 所属 | 推薦人(コメント出演) | ネタ得点 | 審査結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ふとっちょ☆カウボーイ | ラフィーネプロモーション | 街裏ぴんく | 125 | 次点 |
| 2 | ケビン | ニュースタッフプロダクション | HARU(ダンサー) | 60 | - |
| 3 | 承子クラーケン | (フリー) | 新道竜巳(馬鹿よ貴方は) | 301 | 優勝 |
| 4 | 高田柾希 | (フリー) | イクト(イチゴ) | 234 | 次点 |
| 5 | TEAM近藤 | 吉本興業 | ニューヨーク | 209 | - |
決勝ラウンド
- 放送日時 - 2025年9月6日(土) 19:00 - 21:00 【生放送】
- 審査員 - ハリウッドザコシショウ、徳井義実(チュートリアル)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ヒコロヒー
- 応援席リポーター - 村上(マヂカルラブリー)
- 出場予備芸人(勝ち上がりステージ出番順) - ムラムラタムラ、ふとっちょ☆カウボーイ、高田柾希、ユビッジャ・ポポポー、ボンボンハウス、ちぇく田
- 会場 - レモンスタジオ
- 優勝賞金 - 100万円
- 優勝副賞 - 「霧島天然水 のむシリカ」1年分(株式会社Qvou)、「オートバックス商品券」5万円分(スーパーオートバックス大宮バイパス)、TOKYO MX 番組出演権
主なスタッフ
- ナレーター - 三村ロンド
- 構成 - 藤井直樹、佐藤篤志/垣端艦
- ブレーン - 元祖爆笑王
- プロデューサー - 北澤史隆、山根祐樹、織田功士(吉本興業)、齋藤慎一郎(よしもとブロードエンタテインメント※決勝のみ)、福島和弘(カメレオンフィルム)
- 総合プロデューサー - 山本雅士
- 制作協力 - 吉本興業株式会社、よしもとブロードエンタテインメント(※決勝のみ)、カメレオンフィルム
- 製作著作 - TOKYO MX