NHK山口放送局

山口県のNHK放送局 From Wikipedia, the free encyclopedia

NHK山口放送局(エヌエイチケイやまぐちほうそうきょく)は、山口県山口市にある日本放送協会(NHK)の地域放送局である。

所在地 753-8660
放送対象地域 山口県
コールサイン JOUG-DTV
概要 所在地, 総合テレビ ...
NHK山口放送局
NHK山口放送会館(2022年4月)
所在地 753-8660
山口県山口市中園町2番1号
北緯34度10分13秒 東経131度28分6秒
総合テレビ
開局日 1959年6月15日
放送対象地域 山口県
コールサイン JOUG-DTV
親局 山口 16ch (キーID 1)
Eテレ
放送対象地域 全国放送
東京親局の中継局)
コールサイン JOAB-DTV
AM
開局日 1941年4月19日
放送対象地域 山口県
コールサイン JOUG
親局 山口 675kHz
FM
放送対象地域 山口県
コールサイン JOUG-FM
親局 山口 85.3MHz
主な中継局
アナログテレビ
山口鴻ノ峯 44ch
下関 39ch
萩 3ch
岩国 9ch ほか
デジタルテレビ
下関 16ch
岩国 38chほか
ラジオ
下関、萩ほか
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放送局概要

山口県を放送対象地域[1]として、総合テレビAMFM県域放送を行っている。

1941年(昭和16年)4月19日に社団法人日本放送協会 防府放送局として、防府市桑山[2]に開局。現在「放送局」として残っている中国地方のNHK放送局5局の中では最も遅かった。翌1942年、山口市に防府放送局山口演奏所が設けられ、全国でも珍しい演奏所を複数持つ放送局となった。

第18回国民体育大会を控えた1962年(昭和37年)4月、山口市中央五丁目に完成した山口放送会館に移転し、名称も山口放送局に改めた。これにより、本土復帰前だった沖縄県を除く当時のすべての道府県庁所在地にNHK放送局が設置された[注 1]。なお当時の山口市は民放局の本社もなく、県域テレビ・ラジオ放送局の設置自体が初だった[注 2]

県西部の下関市には一時期、下関放送局(現・下関支局)が別に存在していたほか、関門海峡対岸の福岡県北九州市NHK北九州放送局があり、下関市周辺は北九州地方とともに北九州局の放送エリアとされ、福岡放送局・山口放送局のエリアとは別扱いだった[要出典]。下関周辺では1970年(昭和45年)に山口放送局のアナログテレビ中継局(火の山)を開設した後も北九州局を視聴する傾向が強かった。しかし地上デジタルテレビ放送では八幡テレビ・FM放送所(北九州)の山口県方面への出力が絞られ、北九州局の視聴可能範囲が狭められた。さらにデジタル放送完全移行前年の2010年(平成22年)より、下関市出身の演歌歌手の山本譲二を地デジ化応援隊メンバーに起用し、山口局の中継局への切り替えをアピールした[3]

こうした福岡県との結びつきや、下関地方気象台福岡管区気象台の傘下となっていることなどへの地域的配慮から、通常各県域で放送のローカルニュースが、大型連休前後・お盆・年末年始などに広島局発中国ブロックネットとなった場合も、山口局のみ県域放送を行う日がある。[要出典]

放送会館

現在の放送会館
  • 所在地 - 山口市中園町2-1[4]

地上デジタル放送開始を翌年に控えた2005年(平成17年)4月に移転し運用開始した。NHKオンデマンドのお試しコーナーや番組紹介コーナーのほか、食堂・オープンスペースが一般開放されている[5]

旧・山口放送会館
  • 所在地 - 山口市中央五丁目14番22号[6]

現在の山口放送会館とは市道を挟んで向かい側にあった。建物は山口市役所別館として再活用されている。市役所の新庁舎完成に伴い、別館内にあった部署が2025年(令和7年)5月に新庁舎へ移転[7]した後、同年10月21日からは山口市中央消防署の仮設庁舎として使われている[8]

沿革

  • 1941年昭和16年)4月19日 - 社団法人日本放送協会 防府放送局が開局、ラジオ放送(後のラジオ第1)を開始[9]呼出符号:JOUG)。
  • 1942年(昭和17年)
    • 1月8日 - 電波管制に伴う措置として萩臨時放送所開設、ラジオ放送開始[9](呼出符号なし、のちJOUQ)。
    • 4月1日 - 防府放送局 山口演奏所を開設[9]
  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
  • 1951年(昭和26年)6月1日 - 防府ラジオ第2放送開始[9](呼出符号:JOUC)。
  • 1956年(昭和31年)6月3日 - NHK下関放送局が開局、ラジオ第1放送開始(呼出符号:JOUI、のちJOUQ。現在は廃止)。
  • 1959年(昭和34年)
  • 1961年(昭和36年)12月10日 - 田床山に萩テレビ中継局設置(県内初のテレビ中継局第1号)[9]
  • 1962年(昭和37年)
    • 4月15日 - 山口放送会館(初代)を運用開始、防府放送局と山口演奏所を統合し、NHK山口放送局と改称[9]
    • 7月31日 - NHK下関放送会館を運用開始[9]
    • 9月1日 - 山口教育テレビが開局[9](防府市大平山、呼出符号:JOUC-TV)。
  • 1964年(昭和39年)
    • 4月1日 - FM実験放送開始[9](防府市大平山、本放送開始は全国一斉に1969年3月1日)。
    • 10月1日 - 総合テレビカラー放送開始[9](防府市大平山)。
  • 1966年(昭和41年)3月20日 - 教育テレビカラー放送開始[9](防府市大平山)。
  • 1970年(昭和45年)3月31日 - 下関テレビ中継放送所開局(火の山[9]併せてそれまで北九州放送局の管轄下におかれていた豊浦地区のテレビ・FM中継局を下関放送局に移管。[要出典]
  • 1981年(昭和56年)3月16日 - 山口FMステレオ回線開通[9]
  • 1984年(昭和59年)12月25日 - 総合テレビ音声多重放送開始[9]
  • 1985年(昭和60年)9月1日 - 緊急警報放送開始[9]
  • 1986年(昭和61年)11月29日 - 文字多重放送開始[9]
  • 1988年(昭和63年)7月22日 - NHKの組織改革により下関放送局を下関支局と改称[9]
  • 1990年平成2年)11月16日 - 山口放送局と韓国KBS昌原放送総局の間で地域放送の協力協定を結ぶことになる。
  • 1991年(平成3年)3月21日 - 教育テレビ音声多重放送開始[9]
  • 1996年(平成8年)9月5日 - NHK下関支局海峡メッセ下関内に移転[9]、下関放送会館を閉鎖。
  • 2005年(平成17年)4月11日 - 現・山口放送会館オープン[9]
  • 2006年(平成18年)10月1日 - 地上デジタルテレビジョン放送開始[9]
  • 2011年(平成23年)7月24日 - この日の正午でアナログ放送終了。翌日(7月25日)の午前0時までに完全停波。
  • 2018年(平成30年)
    • 4月改編より週末・祝日(年末年始も含む)のニュース・気象情報はテレビ・ラジオともに終日広島からの中国地方向け放送に変更(原則として選挙および災害などを除く)。これにより、山口県のニュース・気象情報は平日のみの放送となる。
    • 11月30日 - 下関支局の電話・受付窓口での問い合わせを終了。
  • 2023年令和5年)
    • 4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部など)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。
    • 5月22日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[10]
  • 2026年(令和8年)3月29日 - ラジオ第2放送を終了、同月31日23時45分までに停波・廃局。

取材体制

支局などの所在地はいずれも山口県内。

支局

2015年度にNHK全体で行われた職制改正により、全国各地の報道室が廃止され「支局」に統一された。

2014年度以前からの支局[11]
2015年度に報道室から転換された支局

情報カメラ設置ポイント

さらに見る カメラ名, 設置場所 ...
カメラ名設置場所撮影範囲
錦帯橋岩国城ロープウェー山頂駅錦帯橋、岩国市内
岩国錦帯橋空港岩国錦帯橋空港展望デッキ-
防府新山口駅前付近
放送会館山口市内
下関火の山下関市内、関門海峡門司港
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主なテレビチャンネル・ラジオ周波数

テレビ・FMラジオ

NHK総合のリモコンキーID

デジタル総合・FM・AMの親局送信所はいずれも防府市にある(名称は山口局)。

デジタル総合テレビ
デジタル教育テレビ(Eテレ)
  • リモコンキーID「2」
  • JOAB-DTV(NHK東京デジタル教育テレビジョン)の中継局。
    • 旧コールサインは「JOUC-DTV」[13]で、地域放送を行っていた。2025年(令和7年)10月5日、東京以外の地方局に付与されていたデジタルEテレのコールサインは全て廃止され、全局が東京親局(JOAB-DTV)の中継局となった[14]
総合テレビ(アナログ・廃止)
  • コールサイン:JOUG-TV
    • 2011年(平成23年)7月24日に放送終了。
教育テレビ(アナログ・廃止)
  • コールサイン:JOUC-TV
    • 2011年(平成23年)7月24日に放送終了。
    • 教育テレビをアナログ1chで放送していた親局送信所は山口局(大平山)と長崎局稲佐山)のみだった。
送信所・中継局

デジタル教育は全局が2025年(令和7年)10月6日以降は東京親局の中継局。その他は山口放送局の親局・中継局。

さらに見る 局名, 所在地 ...
局名所在地デジタルテレビFMアナログテレビ(廃局)
総合教育総合教育
山口防府市・大平山16ch(1kW)
親局
13ch(1kW)85.3MHz(500W)
親局
9ch(1kW)
親局
1ch(1kW)
親局
山口鴻之峯山口市・鴻ノ峰37ch(1W)40ch(1W)85.9MHz(10W)44ch(10W)42ch(10W)
阿東山口市阿東・西地山43ch(3W)41ch(3W)84.2MHz(10W)8ch(10W)12ch(10W)
宇部宇部市・大場山43ch(0.3W)46ch(0.3W)83.3MHz(100W)58ch(100W)55ch(100W)
美祢美祢市桜山16ch(10W)13ch(10W)84.5MHz(50W)58ch(100W)55ch(100W)
下関下関市・火の山16ch(100W)13ch(100W)83.1MHz(50W)39ch(1kW)41ch(1kW)
下関西局北九州市小倉北区浅野
域外中継局
16ch(3W)13ch(3W)---
山口豊浦下関市豊浦町草場山53ch(3W)54ch(3W)81.3MHz(10W)46ch(30W)44ch(30W)
山口豊田下関市豊田町・華山16ch(3W)13ch(3W)83.8MHz(10W)50ch(30W)47ch(30W)
長門長門市矢ヶ浦岳61ch(30W)58ch(30W)83.5MHz(3W)8ch(10W)12ch(10W)
豊北下関市豊北町・大浦岳53ch(1W)54ch(1W)81.9MHz(10W)57ch(10W)55ch(10W)
萩市・田床山56ch(100W)58ch(100W)82.4MHz(100W)3ch(250W)6ch(100W)
須佐田万川萩市・高山56ch(2.5W)51ch(2.5W)82.9MHz(10W)8ch(3W)12ch(3W)
柳井光市石城山30ch(10W)32ch(10W)84.0MHz(100W)57ch(100W)54ch(100W)
東和周防大島町嵩山50ch(1W)40ch(1W)82.5MHz(10W)48ch(100W)46ch(100W)
山口錦錦町・惣右衛門山47ch(0.3W)45ch(0.3W)83.1MHz(10W)5ch(3W)7ch(3W)
岩国(デジタル)広島県江田島市・野登呂山(宇根山)
※域外中継局
38ch(100W)40ch(100W)---
岩国(アナログ・FM)岩国市・城山[注 4]--85.0MHz(10W)9ch(10W)1ch(10W)
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AMラジオ

ラジオ第2は2026年3月で全て廃局。

さらに見る 局名, AM ...
局名AMラジオ第2(廃局)備考
周波数送信出力コールサイン周波数送信出力コールサイン
山口
(親局)
675kHz5kWJOUG1377kHz5kWJOUC送信所は防府市
963kHz1kW-1125kHz1kW-
須佐 1368kHz100W----
岩国 585kHz300W----
下関 1026kHz100W-1359kHz100W-
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主な山口局制作番組

現在放送中の番組

2026年度前半期現在[15][16]。放送時刻は災害や緊急ニュース、スポーツ中継や重大な記者会見等の中継により短縮・途中打ち切り・休止・変更等される場合がある。

総合テレビ

太字NHKプラスの「ご当地プラス」において見逃し配信を実施している番組。

  • 山口県のニュース(平日 12:15 - 12:20)
  • 情報維新!やまぐち(平日 18:10 - 19:00)
  • 情報維新!やまぐち845(平日 20:45 - 21:00)
    • 祝日は休止し、20:55 - 21:00に「中国地方のニュース・気象情報」を放送。
  • 情報維新!やまぐち645(土曜・日曜・祝日 18:45 - 19:00)
  • Yスペ -YAMAGUCHI SPECIAL-(金曜 19:30 - 19:55、土曜 7:30 - 7:55/※月2回程度放送)
    • 不定期で広島局(広島県ローカルまたは山口局を含む中国ブロックネット)でも遅れ放送される場合がある(番組送出は広島局が担当のため、2021年12月の山口局の設備更新以前からウォーターマークが入る)。また内容によっては広島局・山口局共同制作の場合もある。
    • 2023年6月9日放送分からNHKプラスで見逃し配信開始。
  • コネクト(Yスペがない金曜同時刻・原則広島局制作)
    • 一部の回で広島局・山口局共同制作または山口局制作となる場合あり。
AM・FM
  • ニュース・気象情報など
    • 平日 12:15 - 12:20、18:50 - 19:00(AM・FMサイマル)
    • 平日 13:55 - 14:00(AMのみ)
  • YAMAGUTIC(AM・随時金曜 17:00 - 17:55、中国地方向け放送)
土日・祝日・年末年始は、終日中国地方向け放送(広島局制作)のため山口県向け放送はなし[注 5]

放送終了番組・単発番組など

総合テレビ
  • やまぐちくらしのチャンネル→とくもり情報ランチカフェのんた(昼前の県域情報番組。2014年3月20日放送終了。その後は広島発の枠となり『ひるまえ直送便』を放送。)
  • てれのんた(広島発の「情報いちばん!ちゅうごく」を受けて放送された17時台の情報番組。1年で終了しその後は東京発『ゆうどき』。)
  • やまぐち6:406:30 ニュースやまぐちイブニングネットワーク山口ニュース図鑑やまぐち→イブニングネットワークやまぐち→ゆうゆうワイド山口→ゆうゆうワイド(長らく続く夕方の情報&ニュース生放送番組。前者は東京発の全国パートを受けて18:30から放送。後者は1997年に17時台スタートの2時間番組として開始。2006年に「てれのんた」が始まることに伴い18時台のみに縮小。)
  • YAMAGUTIC(金曜 19:30 - 19:55、土曜 10:55 - 11:23/※年8回放送。)
  • おはよう山口( - 2024年3月29日、平日 7:45 - 8:00/山口ローカルパートは7:51までで、7:51以降は広島から『NHKニュースおはようちゅうごく』を同時ネット)
FM

インターネット配信

総合テレビ
  • NHK ONE(旧・NHKプラス) - 上記の一部番組が見逃し配信に対応。ライブ配信は原則されていない。
AM

アナウンサー・キャスター

  • 氏名の後の※は、過去に山口局勤務経験のあるアナウンサー。
さらに見る 氏名, 前任地 ...
氏名前任地担当番組備考
アナウンサー
髙橋康輔甲府アナウンスグループ統括
山口県のニュース
チーフアナウンサー
手嶌真吾仙台情報維新!やまぐち
(メインキャスター)
堀田智之新潟
松岡孝行ラジオセンター山口県のニュース
平崎貴昭宮崎地域職員
2024年から2026年までは周南支局記者
石井晶也初任地
契約キャスター
大西結依情報維新!やまぐち
(キャスター)
中小路由華 情報維新!やまぐち
(リポーター)
山口県のニュース
牧陽子※ 情報維新!やまぐち(リポーター)
山口県のニュース 
NHK下関支局契約キャスター
下関市出身
気象予報士
岸真弓情報維新!やまぐちオフィス気象キャスター所属
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海外の提携局

脚注

外部リンク

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