StudioMOTHER
日本の東京都杉並区にあるアニメ制作会社
From Wikipedia, the free encyclopedia
studioMOTHER株式会社(スタジオマザー、英: studio MOTHER Inc.)は[1]、東京都杉並区に本社を置く日本のアニメ制作会社。多くの場合「studio MOTHER」と表記される。
東京都杉並区荻窪4丁目30番16号[1]
北緯35度42分14.2秒 東経139度37分25.8秒
|
| |
|
本社が入居する第2KIビル | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
〒167-0023 東京都杉並区上井草二丁目44番10号 第2KIビル4F 北緯35度43分30.2秒 東経139度36分17.9秒 |
| 本店所在地 |
〒167-0051 東京都杉並区荻窪4丁目30番16号[1] 北緯35度42分14.2秒 東経139度37分25.8秒 |
| 設立 | 2019年5月14日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 8011301025041 |
| 会社法人等番号 | 011301025041 |
| 事業内容 | アニメーションの企画・制作 |
| 代表者 | 代表取締役 平松巨規 |
| 資本金 | 6400万円[2] |
| 従業員数 | 57名(2025年4月現在)[3] |
| 主要株主 | バンダイナムコフィルムワークス |
| 関係する人物 | 「#関連人物」参照 |
| 外部リンク |
studio-mother |
概要
2019年5月14日、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の版権管理を行っているボイジャーホールディングスが中心となって設立された[4][5]。初代代表取締役にはXEBEC創業者の一人で、長年に亘って同社の代表取締役社長を務めた下地志直が就任した[5]。また、XEBECからスタッフの一部が移籍している[6]。
同年10月15日、バンダイナムコアーツから出資を受ける(現在の出資はバンダイナムコフィルムワークス)[5]。この出資により、アニメーション制作ラインの増強によるヒットコンテンツの創出力強化を実現し、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の展開強化を行っていくとしている[5]。
2022年2月25日、初代代表取締役の下地が死去[7]。それに伴い、アスリードの創業者兼代表取締役で、当社の取締役も務めた平松巨規が第2代代表取締役に就任した[7]。
同年9月12日、本社を東京都杉並区阿佐谷南1丁目8番5号 OSAWAビル2Fから同区上井草2丁目44番10号 第2KIビル4Fへ移転[8]。第2KIビルには1996年から2021年までサンライズ本社が入居していた。
2026年5月、サテライトの関連会社である「株式会社GeyeG Pictures[9]」が設立され、当社のスタッフと事業の大半が移転した。
制作体制
社内の制作体制としては、3DCG班、デジタル作画班(原画・動画)、演出班、制作班が存在している[10]。
設立当初から制作の全工程をデジタル化することを目標に掲げ、効率的なアニメ制作手法の模索に取り組んでいる[11]。その過程において独自の制作環境とツールを構築している[11]。
- 制作環境[11]
- CLIP STUDIO PAINTと東映アニメーション デジタルタイムシートを併用したフォーマットを採用している。このフォーマットの利点として、レイヤーを切り替えるだけで見たい画を即座に表示できる手軽さが挙げられる。さらに、次の作業者のためにデータを書き出す必要のない点が最大の特徴とされている。社外スタッフがフォーマットに従っていない場合や紙で作業するアニメーターが参加した場合は、制作スタッフがフォーマットを整えた上で素材を渡している。制作進行のパソコンにもCLIP STUDIOがインストールされており、必要に応じて書き出しを行う。今後はフォーマットに対応した自動書き出しツールを開発し、オープンソースでの公開を予定している。
- ツール[11]
- 制作進行の業務を一部自動化し、負担を軽減する制作管理ツールとして「進行くん」を導入している[注 1]。これはSlack、Google Drive、Googleスプレッドシートを連携させて活用するもので、主に「上がりの通知」「カット表への打刻」「次の工程へのデータ移動」の3つの機能を備える。既存のサービスを活用しているため、習得コストは比較的低い。制作進行は多少の学習が必要だが、アニメーターは通常の作業フローと変わらないため、特別な学習は必要としない。また、統合型の制作管理ツールに比べて導入する際のハードルが低く、気軽に運用を開始できる点も強みである。
作品
テレビアニメ
| 開始年 | 放送期間 | タイトル | 監督 | シリーズ構成 | アニメーション プロデューサー |
原作 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 1月 - 3月 | ありふれた職業で世界最強(2nd season) | 岩永彰 | 佐藤勝一 | 平松巨規 | 小説 | 共同制作:asread. |
| 10月 - 12月 | 夫婦以上、恋人未満。 | 加戸誉夫(総) 山元隼一 |
荒川稔久 | 石田麻菜美 | 漫画 | ||
| 2024年 | 4月 - 6月 | 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる | 加戸誉夫 | 中西やすひろ | 小説 | 第1期 | |
| 9月 - 12月 | 第2期 | ||||||
| 2025年 | 7月 - 9月 | わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) | 内沼菜摘 | 荒川稔久 | 第1 - 12話 | ||
| 2026年 | 1月 | 第13 - 17話 |
劇場アニメ
| 公開年 | 公開日 | タイトル | 監督 | 脚本 | アニメーション プロデューサー |
原作 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 6月11日 | 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択 | 佐藤敦紀[注 2] | 皆川ゆか 福井晴敏 |
菅野和人 | オリジナル | 『宇宙戦艦ヤマト2199』および『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の総集編 |
| 2024年 | 7月19日 | ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略 | 福井晴敏(総) ヤマトナオミチ |
福井晴敏 岡秀樹 |
柳橋基治 | アニメーション制作協力:サテライト、YANCHESTER | |
| 11月22日 | ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃 | ||||||
| 2025年 | 4月11日 | ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド | |||||
| 11月21日 | わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)~ネクストシャイン!~ | 内沼菜摘 | 荒川稔久 | 石田麻菜美 | 小説 | テレビシリーズ第13話~第17話の特別編集版 アニメーション制作協力:studio keel |
Webアニメ
制作協力
| 年 | タイトル | 制作元請 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | ゾイドワイルド ZERO | OLM | 第38・47話制作協力 |
| 2021年 | 女神寮の寮母くん。 | アスリード | 第2・7話制作協力 |
| 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF- | サテライト | 制作協力 | |
| 2022年 | 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA- | ||
| 2024年 | 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち | 第2[注 5]・7[注 6]話制作協力 | |
| ありふれた職業で世界最強(season 3) | asread. | -2025年、第9[注 7]・15[注 8]話制作協力 | |
| 2025年 | ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女 | サテライト | アニメーション制作協力 共同制作協力:YANCHESTER |
| この本を盗む者は | かごかん(株式会社かごめかんぱにー) | 作画制作協力 | |
| 2026年 | 【推しの子】(第3期) | 動画工房 | 第29話制作協力 |
| ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦 | サテライト | アニメーション制作協力 共同制作協力:YANCHESTER | |
| 人外教室の人間嫌い教師 | ASREAD. | 第12話制作協力 | |
| ヤマトよ永遠に REBEL3199 第六章 碧い迷宮 | サテライト | アニメーション制作協力 共同制作協力:YANCHESTER | |
| ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻 |
その他
関連人物
関連項目
- スタジオ・キール - アニメーションプロデューサーを務めた石田麻菜美が2025年に設立。一部スタッフが移籍している。
- アニメ制作会社一覧