上井草

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上井草
町丁
上井草駅南口
北緯35度43分15秒 東経139度36分15秒 / 北緯35.72085度 東経139.604092度 / 35.72085; 139.604092
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京都
特別区 杉並区
人口情報2025年(令和7年)3月1日現在[1]
 人口 15,893 人
 世帯数 8,035 世帯
面積[2]
  1.15747446 km²
人口密度 13730.76 人/km²
郵便番号 167-0023[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 杉並
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プロジェクト 日本の町・字
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上井草(かみいぐさ)は、東京都杉並区の地名。現行行政地名は上井草一丁目から四丁目。住居表示実施済み区域である。

河川

杉並区の北部に位置する。町域の北部は西武新宿線を境に井草に、南部は早稲田通りを境に今川と接している。東部は環八通りを境に下井草に接している(以上の町名はいずれも杉並区)。また、町域西部は練馬区関町南上石神井南町下石神井に接している。

  • 井草川 ーーーかつては町域内をほぼ東西に井草川が流れていたが、現在は暗渠化され、河道上を利用した遊歩道が整備されている。

特色

杉並区上井草 2丁目3丁目境界
(上井草駅南バス通り)(2025年4月)
上井草 1丁目2丁目境界
(井草中学校付近)(2025年4月)

町域内の多くは住宅地として利用される。 町域内にはスポーツ施設として上井草スポーツセンターが置かれている。ここは、かつての上井草球場であり、戦前のプロ野球団の東京セネターズの本拠地として知られていたが、後に上井草給水所配水池となり廃止された。配水池の跡地に建つ上井草スポーツセンターに向かう形で早稲田大学の上井草グラウンドがある。このグラウンドは早稲田大学のラグビー部が使用しているグラウンドでもある(2002年に東伏見より移転)。

アニメ制作会社サンライズがあったことから、『機動戦士ガンダム』を町おこしとして使用している(上井草駅発車メロディがガンダムの主題歌、駅前のガンダムの銅像[5]、ガンダムのスタンプラリーイベント[6]、商店街のガンダムののぼり、店舗のシャッターにガンダムのイラストが描いてある[7]など)。

地価

住宅地の地価は、2025年令和7年)1月1日公示地価によれば、上井草2-29-3の地点で51万9000円/m2となっている[8]

歴史

井草八幡前交差点
(2025年6月)

先史時代

域内にある井草遺跡(上井草四丁目)からは、縄文時代の土器や石鏃・石斧が出土している。1940年に行われた発掘当時、この遺跡で発見された縄文土器は最古の土器であり、縄文時代早期を代表する「井草式土器」の標式土器となった[9]

江戸時代

「上井草」という地名は、江戸時代多摩郡上井草村の流れを汲む地名である。江戸時代初期に井草村が分割され、上井草村と下井草村が成立した。

ただし、江戸時代の「上井草村」の範囲は現在の「上井草」の範囲とは異なっており、より広い範囲をさした。現在の今川善福寺桃井上荻四丁目、上井草の西部(三丁目から四丁目)、西荻北の一部(三丁目から五丁目)が、かつての上井草村である。現在の上井草の東部(一丁目・二丁目)は、江戸時代には下井草村の一部であった。

江戸時代には上井草村の別名として「遅野井(おそのい)村」という名称も使われていた[10]。『武蔵名勝図会』によれば、もともと「尾園」「小園」という地名があり、土地の人々が用水に用いる沼地を「尾園井」と呼んだことから、地名にも「井」の字を加えたという[10]善福寺公園にある善福寺池は「遅野井」と呼ばれ、井草八幡宮は遅野井八幡宮と呼ばれていた。

近代

1889年町村制施行により、上井草村・下井草村・上荻窪村・下荻窪村が合併し、東多摩郡井荻村となった。1896年に東多摩郡は豊多摩郡になり、井荻村は1926年に井荻町となる。

1927年には川越鉄道村山線(現・西武新宿線)が開通し、上井草駅が開業する。

1932年、豊多摩郡井荻町は東京市に編入され、杉並区の一部となる

終戦直後に「レストランAOYAGI」の前身「和菓子青柳」ができる。

サンライズコラボで「ケロロ軍曹」などのイベントを開催したことがある。

世帯数と人口

2025年(令和7年)3月1日現在(杉並区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
上井草一丁目 1,960世帯 3,590人
上井草二丁目 2,719世帯 5,169人
上井草三丁目 1,993世帯 4,166人
上井草四丁目 1,363世帯 2,968人
8,035世帯 15,893人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[11]
13,697
2000年(平成12年)[12]
13,662
2005年(平成17年)[13]
14,633
2010年(平成22年)[14]
15,269
2015年(平成27年)[15]
15,630
2020年(令和2年)[16]
15,986

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[11]
5,971
2000年(平成12年)[12]
6,286
2005年(平成17年)[13]
6,861
2010年(平成22年)[14]
7,282
2015年(平成27年)[15]
7,353
2020年(令和2年)[16]
7,771

学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2016年1月時点)[17]

丁目番地小学校中学校
上井草一丁目全域杉並区立四宮小学校杉並区立井荻中学校
上井草二丁目1~6番
9~15番
19〜20番
7〜8番
16〜18番
21〜45番
杉並区立井草中学校
上井草三丁目24〜25番
38番
杉並区立桃井第四小学校
1〜23番
26〜37番
杉並区立三谷小学校
上井草四丁目1番
2〜27番杉並区立桃井第四小学校

交通

鉄道

ホーム両端と踏切が面する上井草駅
(2025年3月)
街区内に設置されている駅 隣接する街区の駅
SS西武新宿線

SS西武新宿線

バス移動等で利用可能の駅
SI西武池袋線

JCJR中央線
JBJR中央・総武線各駅停車
M東京メトロ丸ノ内線

JCJR中央線
JBJR中央・総武線各駅停車

M東京メトロ丸ノ内線

町域内には西武新宿線上井草駅が置かれている。街区自体が東西に長く、東部(1丁目)では井荻駅、西部(4丁目)では上石神井駅(練馬区)が距離的に近い。

バス

上井草スポーツセンターバス停
(2025年4月)
※街区中心部では上井草駅に乗り入れる西武バスが主な選択肢である。運行系統によって営業所が異なるので注意。
荻窪駅利用の利便性を考えて、バスや自転車で直接荻窪駅まで移動する流動も多い。
※上井草駅周辺では、西武新宿線の踏切混雑による遅延を考慮し、駅南側にある上井草スポーツセンターバス停を利用する手段もある(上井草周辺の踏切を通行しないため、遅延の影響が軽微)

道路

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]

丁目事業所数従業員数
上井草一丁目 123事業所 1,010人
上井草二丁目 160事業所 1,563人
上井草三丁目 105事業所 1,055人
上井草四丁目 62事業所 817人
450事業所 4,445人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[19]
418
2021年(令和3年)[18]
450

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[19]
3,803
2021年(令和3年)[18]
4,445

施設

アニメ制作会社

2代目サンライズ本社(1996年 - 2021年)
2代目studioMOTHER本社(2022年 - )
シャフト本社

シャフトなどを初めとして、アニメ制作会社が多く存在し、ゆえにアニメの町として知られている。かつては『機動戦士ガンダム』などで知られるサンライズが本社を置いていた。

現在
過去

その他

日本郵便

参考文献

脚注

外部リンク

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