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イコマエイカン

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イコマエイカン
品種 サラブレッド
性別 牝
毛色 鹿毛
生誕 1967年5月18日
死没 1983年3月29日
(16歳没・旧17歳)
父 Sallymount
母 ヘザーランズ
母の父 Tenerani
生国 日本の旗 日本(北海道三石町)
生産者 原口勝太郎
馬主 伊藤忠雄
調教師 吉永猛(栗東)
競走成績
生涯成績 9戦1勝
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イコマエイカンとは、日本の競走馬、繁殖牝馬である。競走馬としては凡庸ながら、1979年の優駿牝馬(オークス)などを制したアグネスレディーを代表に、母として3頭の重賞勝利馬を輩出した。子孫にも数々の活躍馬がおり、本馬を起点とする牝系は「イコマエイカン系」と呼ばれる。

1967年、北海道三石町の明治牧場が本馬を受胎した状態の母・ヘザーランズをイギリスから輸入。同年3月に持込馬として誕生した。1969年よりイコマエイカンの名で競走生活を送ったが、競走能力は凡庸で、初勝利までに8戦を要した。さらに次走の競走後に左前脚を骨折し、引退を余儀なくされた。

同年8月より、三石町の折手牧場に繁殖牝馬として繋養される。馬主の伊藤忠雄が種牡馬リマンドのシンジケートに加入していたことから、同馬と集中的に交配された。初仔のグレイトファイターが小倉大賞典を制して重賞勝利馬となると、2番仔クインリマンドも3勝・桜花賞2着の良績を残す。さらに4番仔タマモリマンドは京阪杯に勝利、5番仔アグネスレディーは優駿牝馬を制して八大競走の優勝馬となった。ほか出走経験のあるイコマエイカンとリマンドの仔は全馬が勝利を挙げ、両馬の配合は顕著なニックス(特に高い親和性を示す配合)として知られた。

1983年3月、心臓麻痺で死亡。その後、アグネスレディーが桜花賞優勝馬アグネスフローラを産んだ。さらにアグネスフローラは東京優駿(日本ダービー)に勝ったアグネスフライトと皐月賞を制したアグネスタキオンの兄弟を産み、日本競馬史上唯一の記録となる牝系3代に渡るクラシック制覇を達成した。また、アグネスタキオンは2008年に内国産馬として史上3頭目の全日本リーディングサイアーを獲得している。

産駒一覧

生年馬名性毛色父戦績(特記)
初仔1972年グレイトファイター牡栗毛リマンド57戦14勝(うち地方20戦7勝)
小倉大賞典
2番仔1973年クインリマンド牝栗毛17戦3勝
桜花賞2着
3番仔1975年タマモリマンド牡栗毛15戦7勝(種牡馬)
京阪杯
4番仔1976年アグネスレディー牝鹿毛18戦5勝
優駿牝馬
京都記念・春
朝日チャレンジカップ
5番仔1977年サクラリマンド牡鹿毛24戦3勝
6番仔1978年ボルグスキー牡鹿毛テスコボーイ不出走(種牡馬)
7番仔1979年ヤングサリー牝栗毛リマンド9戦1勝
8番仔1980年アグネスチーフ牝鹿毛トライバルチーフ9戦1勝
9番仔1981年ブレーメン牡栃栗毛リマンド不出走(種牡馬)

主な系図

牝系図の主要な部分は以下の通り。太字はGI級競走優勝馬。

血統表

参考文献

出典

外部リンク

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