ウェルネスツーリズム
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ウェルネスツーリズムの多くはスパツーリズム(英: spa tourism)であり、海外では同義語として使われるケースがみられる。Global Spa & Wellness Summit(2013)の発表資料によると、現在世界中で行われているウェルネスツーリズムのほぼ半数(47%)はスパツーリズムであるという統計がある。このことから、ウェルネスツーリズムの起源のひとつには、紀元前、古代ローマの戦士達の傷や病気の治療に効果的な温泉入浴(スパ)、郊外に展開した公衆浴場への旅に遡ることができる。中世に入ると温泉の医学的効果の検証が進み、18世紀頃には王侯貴族の高級保養地への滞在や都市形成のテーマとして発展を遂げてきた。わが国では、温泉湯治への旅を起源に、『古事記』『日本書紀』のなかに、貴族を中心に病気の治癒、療養に温泉湯治を用いていた記述がみられ、江戸時代には祈願や参詣、名所巡りと湯治をセットにした娯楽観光へ転化していき庶民へと広がっていった[2]。
現代のウェルネスツーリズム
ウェルネスツーリズム市場規模
日本のウェルネスツーリズム
琉球大学の荒川らは日本のウェルネスツーリズムのモデルを提唱している。四季折々の情緒と豊かな自然、世界有数の温泉資源、海洋資源、和食に代表される日本食、精神風土、伝統文化、世界一長寿の統計事実と知恵といった固有の地域資源を「ウェルネス資源」として再構成して提供することで、心身のバランス調整を図り、新しい発見と自己開発、ふと立ち止まれ自分を見つめ直す「原点回帰」となる旅を提唱している[4]。
名古屋市においては、2022年度から全国初の取り組みとして都市型ウェルネスツーリズムを「ウェルネスタイルなごや(Wellnestyle NAGOYA)」としてブランディングし、新たな観光客誘致施策として位置付け推進している[5]。