ダヤン・ハーンとその側室ジャライルのスミル・ハトンの間の息子として生まれた。同母兄弟にはゲレト・タイジがいる。
ウバサンジャがダヤン・ハーンより分封された部族については史料間で錯綜しており、アスト部とヨンシエブ部とするもの(『蒙古源流』/『蒙古世系譜』)、カラ・タタルとするもの(『アルタン・トプチ』)、タタル・アイマグとするもの(『恒河の流れ』ほか)がある。
しかし漢文史料の記載などからアスト(とヨンシエブ)を相続したのはアル・ボラトであると判明しているため、ウバサンジャが相続したのはチャハル・トゥメンに属するタタル・オトクであるとする説が有力である[3]。