オスミウム酸カリウム
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| 物質名 | |
|---|---|
別名 Potassium osmate(VI) dihydrate | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.157.189 |
| EC番号 |
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PubChem CID |
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| UNII | |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| K 2[OsO 2(OH) 4] | |
| モル質量 | 368.42 g/mol |
| 外観 | 赤色[1] |
| 可溶[2] | |
| 溶解度 | アルコール、エーテルに不溶 |
| 危険性 | |
| GHS表示: | |
| Danger | |
| H301, H311, H330, H331 | |
| P260, P261, P264, P270, P271, P280, P284, P301+P310, P302+P352, P304+P340, P310, P311, P312, P320, P321, P322, P330, P361, P363, P403+P233, P405, P501 | |
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
オスミウム酸カリウム(オスミウムさんカリウム、英語: Potassium osmate)は、化学式K2[OsO2(OH)4]で表される無機化合物である。反磁性を示す紫色の塩であり、酸化数が +6 のオスミウムを含む[4]。オレフィンの不斉ジヒドロキシ化における触媒として関心を集めている[5]。
合成
性質
反応
オスミウム酸カリウムは酸と反応して塩化オスミルカリウムや臭化オスミルカリウムなどのオスミル塩を生成する。また、シュウ酸と反応することでシュウ酸オスミルカリウムを生成する[12][1]。
- K
2[OsO
2(OH)
4] + 4 HCl → K
2[OsO
2Cl
4] + 4 H
2O - K
2[OsO
2(OH)
4] + 2 H
2C
2O
4 → K
2[OsO
2(C
2O
4)
2 + 4 H
2O
- K
亜硝酸カリウムと反応して亜硝酸オスミルカリウムを生成し、さらにアンモニウム塩と反応して[OsO
2(NH
3)
4]SO
4や[OsO
2(NH
3)
4]Cl
2などのテトラアンミンオスミル化合物を生成する[12][13]。
オスミウム酸カリウムはアルコールによって二酸化オスミウムへ還元される[1][12]。
- K
2[OsO
2(OH)
4] + C
2H
5OH → OsO
2(H
2O)
2 + 2KOH + CH
3CHO
また、ヘキサクロリドオスミウム(IV)酸アンモニウムを合成する際にも用いられる[要出典]。
他にも様々な化合物の合成に用いられる。オスミウム酸カリウムを塩化水素によって還流することでヘキサクロリドオスミウム(IV)酸へ還元され、臭化水素によって還流することでヘキサブロモオスミウム(IV)酸へ還元される[要出典]。硫化水素と反応して二硫化オスミウム(OsS
2)を生成し、亜硫酸と反応して亜硫酸オスミウムカリウムを生成する[12][11]。
応用
オスミウム酸カリウムはオレフィンの不斉ジヒドロキシ化における触媒として用いられ、この用途ではオレフィンに付加するOs(VII)誘導体へと変化する。四酸化オスミウムも等価のはたらきをする。


