オルニトスクス

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オルニトスクス学名Ornithosuchus、「ワニ」の意)[1]スコットランド後期三畳紀カーニアン)のLossiemouth Sandstone (en) から発見された絶滅した偽鰐類[2]。以前はカルノサウルス類恐竜アロサウルスなど)の祖先であると考えられていたが[3]、現在では恐竜類よりもワニに近縁なことが解明されている。

属名はギリシャ語ornis, ornithos)とsouchosワニ)に由来し[1]、「鳥のワニ」を意味する。属名から示されるように、20世紀前半には鳥類との祖先-子孫関係が推測されていた[4]

オルニトスクスとヒペロダペドン

ワニと近縁な関係にも関わらず、オルニトスクスは多くの恐竜と同様に後肢での歩行が可能であった。しかし、オルニトスクスはほとんどの時間を四足歩行で過ごし、速く走る必要がある時だけ二足歩行を行っていたと考えられる。頭骨は獣脚類のものと似ていたが、より原始的な特徴として、各足に5本の指があり、背中には2列の装甲板が存在した。オルニトスクスの全長は従来、約4メートルと推定されていきた[2][5]

分類

1894年に描かれたホロタイプ化石のイラスト

オルニトスクスのO. woodwardiのみ有効種とされており、O. tayloriシノニムである[6]

"'Dasygnathus" longidensは、1857年にLossiemouth Sandstone (en) で発見された右上顎骨に基づき、1877年にトーマス・ハクスリーによって命名された。属名Dasygnathusは既に甲虫目の学名に先取されていたため、ハクスリーの属名は1961年にDasygnathoidesに変更した。Walker (1964) によってオルニトスクスのシノニムとされたが、2016年の研究では、Dasygnathoides偽鰐類より下位の分類群では同定不能と判明した。オルニトスクスの最大全長はは2.2メートルに修正された[6]

オルニトスクスは、オルニトスクス科タイプ属である。オルニトスクス科は、後期三畳紀に広範囲に分布していた二足歩行の肉食動物である。現在、本属の他にヴェナチコスクスリオジャスクスディナモスクスの3属が知られている。

参考文献

脚注

関連項目

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