キャンプ・ネポス

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イクスピアリの外観。中央の円形の建物に入居していた。
ネポスピロス バスキャラバンで用いられていたネポスピロスバス

キャンプ・ネポスは、2000年7月7日から2008年5月6日まで、東京ディズニーリゾート内のイクスピアリにあった一時託児所。

ネポスとはギリシア語で「雲」を意味しており、この世に同じ形の雲が存在しないように、それぞれ異なる感性や能力を持つ子供たちを受け止め、理解し、これらを遊びを通して育てていくことを目的としていた[1][2]。建物は3フロアから構成され、1階は「海」をイメージした「ネポス・オーシャン」、2階は「陸」をイメージした「ネポス・アース」、3階は「空」をイメージした「ネポス・スカイ」があり[3]、それぞれのテーマに合った環境音が流れるなど、環境そのものが子供たちの学習や気付きの道具として機能している[1][3]

行われるプログラムは「プレデュケーション」と呼ばれ、これは教育(知識をつける)の前段階で必要な心の育成をコンセプトに「Pre(前)」と「Education(教育)」を掛け合わせた造語である[1][3]。プログラムの内容は、主に3歳から9歳までの子供を対象にした「イマジネーション・キャンプ」と「フリープレイ・キャンプ」、生後半年から2歳までの乳幼児を対象にした「ベビー・キャンプ」の3種類に分かれる[1]

イマジネーション・キャンプでは、10人で1グループを編成し、「プログラム・パフォーマー」と呼ばれる、の3つの世界を象徴する使者や妖精から物語を聞くほか、歌唱ダンスゲーム、工作などの活動を行う内容となっており、「想像力で遊ぶ」ことを目的としている[1]。フリープレイ・キャンプでは、参加する子供が興味を持ったクリエイティブな活動を自由に選択し、主に工作や遊びを行う内容となっている[1]。ベビー・キャンプでは、乳幼児の年齢や発育に応じてケアや遊びを行う内容で、乳幼児用の運動スペースなどが設けられている[4]

2008年5月6日[5]をもって閉館し[6]、併設していたショップ「ネポス・ホップ!」やレストラン「ネポス・キッチン」も併せて閉店した[6][5]。閉館後は全国の保育園や自治体などでの公演、活動を主体としている[5]。なお、イクスピアリでの施設を運営していた頃から、ネポスピロス バスキャラバンとして社会貢献活動を行っていた。

キャンプ・ネポスの閉館理由は明らかにされていないが[5]、新井 (2016) において、これからディズニーの施設で楽しもうとしている人々には見向きされず、閑古鳥が鳴くという事態に陥っていたと記されている[7]

出典

参考文献

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