コスモヴューファーム
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1996年にビッグレッドグループ総帥の岡田繁幸によってオーエイチファームの名称で設立される[2]。1999年に社名変更を行い、現在の名称となった[3]。
1999年11月20日、東京スポーツ杯3歳ステークスにマイネルトランプがオーエイチファーム生産馬として重賞初出走を果たす(5着)[4]。
2005年6月5日、愛知杯でマイネソーサリスが生産馬として重賞初勝利を挙げる[5]。
2011年は「ゼンノ」冠で知られる大迫正善から一口馬主法人「ウインレーシングクラブ」の経営を譲渡され、傘下に組み込んでいる[6]。
2016年、若者の雇用に積極的で、人材の育成、雇用管理にも優秀な企業であるとして、厚生労働省より生産牧場としては初めて「ユースエール企業」の認定を受けた[7]。
2019年、ウインブライトが香港のクイーンエリザベス2世カップで優勝し、生産馬としてGI及び海外重賞初制覇[8]。
2025年のスプリンターズステークスでウインカーネリアンが優勝し、生産馬としてJRAのGIを初制覇[9][10]。
施設
本場のほか、5つの分場で競走馬の生産、育成、調教、休養を行う総合牧場である。総面積は230ヘクタールで、315馬房を有する[3]。
本場
育成調教を担うエルフ本場は新冠町に位置しており、夏場は涼しく、冬場は降雪量が少ないため、サラブレッドの育成に適している。7棟の厩舎に100の馬房を構え、設備としては、坂路1000m、電動開閉式ゲート、ウォーキングマシーン3基を有し[11]、隣接するセフィーロ分場の屋外トラック1100mと屋内トラック600mを併用して調教を行っている。
分場の広大な放牧地で育った若駒は、1歳秋になると充実した調教設備を持つ本場に集められ、デビューに向けた調教を積まれていく[11]。ビッグレッドファームと同様のハードトレーニングが施され、グループの理念である「丈夫な馬作り」を基本とした育成が行われている[12]。
分場
生産や繁殖牝馬の繋養、本場移動前の若駒の管理を行う分場が4つある。当歳馬に対しても、早い時期から夜間放牧が行われている[11]。
| 牧場名 | 開場年 | 所在 | 面積 | 馬房数 | 主な管理馬 |
|---|---|---|---|---|---|
| コスモヴューファーム 並木 | 2004年 | 新冠町字西泊津64-2 | 46ha | 45 | 繁殖牝馬、当歳馬 |
| コスモヴューファーム オーク | 2006年 | 新冠町字西泊津160-5 | 27ha | 35 | 1歳馬、離乳後の当歳馬 |
| コスモヴューファーム エルフ | 2008年 | 新冠町字東泊津45-1 | 52ha | 100 | 育成馬、休養馬
1歳馬、離乳後の当歳馬、繁殖牝馬 |
| コスモヴューファーム イースト | 2013年 | 新冠町字東泊津170-1 | 20ha | 29 | 繁殖牝馬、休養馬 |
| コスモヴューファーム セフィーロ | 2021年 | 新冠町字西泊津197-1 | 12ha | 32 | 育成馬、休養馬 |
代表者
岡田亜希子[1]
主な生産馬
※括弧内は当該馬の優勝重賞競走。
- マイネソーサリス(2005年愛知杯)[13]
- ドリームシグナル(2008年シンザン記念)[14]
- ウインブライト(2017年スプリングステークス、福島記念、2018年中山記念、2019年中山金杯、2019年中山記念、クイーンエリザベス2世カップ、香港カップ)[15]
- ウインガニオン(2017年中京記念)[16]
- ウインムート(2018年兵庫ゴールドトロフィー、2019年さきたま杯)[17]
- ウインマリリン(2020年フローラステークス、2021年日経賞、オールカマー、2022年香港ヴァーズ)
- ウインキートス(2021年目黒記念)
- ウインマーベル(2022年葵ステークス、2023年阪神カップ、2024年阪急杯、京王杯スプリングカップ)
- ウインマイティー(2022年マーメイドステークス)
- ウインカーネリアン(2022年関屋記念、2023年東京新聞杯、2025年スプリンターズステークス)[18]
- ウイングレイテスト(2023年スワンステークス)[19]
主な繋養馬
繁殖牝馬
- イクスキューズ(2009年 - )
- サマーエタニティ(2010年 - )ウインブライトの母。
- コスモネモシン(2014年 - )
- ウインプリメーラ(2017年 - )
- ピエナビーナス(2018年 - )
- ウインキートス(2023年 - )
- ウインマイティー(2024年 - )
- ウインマリリン(2024年 - )
過去に繋養されていた繁殖牝馬
- コスモプラチナ(2021年9月25日転売不明)
- コスモヴァレンチ(2021年7月15日転売不明)
- コスモフォーチュン(2020年6月13日転売不明)
- サクセスストレイン(2018年12月5日転売不明)
- コスモチェーロ(2023年4月27日死亡。ウインマリリン、ウインマーレライらの母)
なお、転売不明となっている元繁殖牝馬は重賞レースを制しているにもかかわらず、功労馬繋養展示事業の対象馬にならなかった。その後の消息はいずれも不明。
