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サマーナイトフェスティバル

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サマーナイトフェスティバルは、2005年度から行われている競輪のGII競走である。7月中旬、海の日を決勝実施日とする4日間の日程で開催される。大会名の通り、第1回からナイター開催で行われている。

優勝賞金 #賞金
愛称 サマーナイト
概定番組 4日間トーナメント
概要 概要, 格付け ...
サマーナイトフェスティバル
概要
格付け GII
優勝賞金 #賞金
愛称 サマーナイト
概定番組 4日間トーナメント
開催地 持ち回り
開催時期 7月
時間帯 ナイター開催
歴史
初回開催 2005年
開催回数 22回(2026年)
初代優勝者 有坂直樹
最多優勝者 松浦悠士(3回)
直近優勝者 吉田拓矢(2026年)
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概要

本大会は、ナイター開催を実施している競輪場を舞台としたレースである[注 1]。

2026年7月時点では、函館・青森・いわき平・宇都宮・弥彦・前橋・西武園・京王閣・松戸・川崎・平塚・伊東・静岡・豊橋・名古屋・岐阜・松阪・四日市・奈良・玉野・広島・松山・高知・小倉・久留米・武雄・佐世保・別府の28競輪場でナイター開催が行われており、この中から開催を希望する施行者を募り、開催地が決定する。

  • ただし、小倉では毎年GI「競輪祭」を開催していることもあり、2日間制ないし3日間制の時代から本大会の開催実績はなく、4日間制となった2025年以降は「GIII(記念競輪)以上の4日間制グレードレースの開催は原則として1競輪場につき年間1節に限る」という競輪の規程に抵触することから、今後も小倉では(4日間制である限り)本大会が開催されることはない。

本大会の優勝者は、競輪マスコミではしばし夜王と称される[1]。

2014年の第10回から2024年の第20回までは、併せてガールズケイリンフェスティバルも同時に開催された。

全国的なナイター競走の場外発売体制が整っていないため、一部の競輪場または場外車券売場においては昼間開催の時間までしか車券の場外発売が行われないところがある。

賞金

以下は、近年の決勝戦における各着順の賞金額。( )内は副賞(1〜3着に授与)を含めた金額。いずれも単位は万円。

さらに見る 大会 年, 1着 ...
大会
年
1着2着3着4着5着6着7着8着9着
第21回[2][3]
2025年
2,900
(3,100)
1,463
(1,527)
817
(847)
464.2343.9284.2268.1252.9238.6
第22回[4][5]
2026年
3,200
(3,400)
1,610
(1,674)
900
(930)
511378313295278262
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歴史

本大会は徐々に開催日程が延長されていく歴史があり、2005年から2014年までは2日間、2015年から2024年までは3日間、2025年からは4日間の日程で開催されている。

2005年・2006年は9レース制だったが、2007年においては、国際競輪レース(両日とも1個レースずつ)を併催するため、両開催日とも10レース制で開催された。2014年から女子選手によるガールズケイリンフェスティバルも同時に開催されるようになり、2015年から3日制で開催されることになった。

新型コロナウイルス感染症の流行期に開催された第16回大会(2020年)、第17回大会(2021年)は、事前抽選による入場制限[6][注 2][注 3]が行われたが[7][8]、巣ごもり特需によるインターネット投票の増加により、目標を大きく上回る売り上げを達成した[9][10]。特に第16回大会の総売上額57億4570万8300円は、当時サマーナイトフェスティバルにおける過去最高の売り上げ記録を樹立した[11][12]。

入場制限が撤廃された第18回大会(2022年)[注 4]、続く第19回大会(2023年)も、好調な売り上げを継続している[13][14][注 5]。

3日間制としては最後の開催となった第20回大会(2024年)では、総売上額64億6833万2900円(目標額55億円)となり、3日間制時代としては過去最高の売上額となり大成功を収めた[15][11]。

2025年より4日間・12レース制となり、優勝賞金も前年2024年の1500万円から2900万円(いずれも本賞金)と倍近くに増額され、他のGIIであるウィナーズカップ・共同通信社杯競輪と同額となった。

出場選手選抜方法

選考期間中の各開催の優勝者が一堂に集結するように選抜されるのが特徴であり、S級S班とトラック強化指定選手を除き、競走得点が高くても未優勝での出走は困難である(2026年大会の参加選手当初発表時点で、S級S班を除き優勝0回で正選手となれたのは1名のみである)。

毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜する[16]。

  • 選考期間…前年11月〜当年4月(6か月)、選考月…5月、最低出走回数…24出走
  1. S級S班在籍者
  2. 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)
  3. GI・GII(ヤンググランプリを含む)・GIIIの優勝者
  4. FIの優勝回数上位者
    なお、優勝回数が同じ場合は平均競走得点の上位者を、それも同じ場合は賞金獲得額の上位者を選抜

補欠選手は正選手を除くFIの優勝回数上位者からさらに順次選抜される。

選考順位は、S級S班が上位9位までとなり、その他はトラック強化指定・優勝回数等は関係なく、選考期間中の平均競走得点順として付与される。

正選手のうち、以下の条件を満たした合計27名については、特別選抜予選に出走できる。優勝回数上位が優先であるため、選考順位が下位であっても特別選抜予選に出走できる可能性がある[注 6]。

特別選抜予選(27名)

  1. 前年のKEIRINグランプリ優勝者・選考期間中のGI・GII優勝者
  2. 選考期間中のGIII優勝者。優勝回数上位が優先、同数の場合は選考期間中の平均競走得点上位より選抜
  3. 選考期間中のFI優勝者。優勝回数上位が優先、同数の場合は選考期間中の平均競走得点上位より選抜

概定番組

2025年度からの番組

さらに見る 優秀, 初日 ...
 優秀 初日2日目3日目00最終日00
特別選抜予選(3)アルタイル賞(1)準決勝(3)
一次予選(9)二次予選A(3)決勝(1)
二次予選B(3)
敗者戦(5)(9)(11)
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全4日間、12レース制で開催される。GIIの中で唯一、途中帰郷が設定されていない。

  • 「特別選抜予選」 1日目に3レース実施され、各レース3着までが「アルタイル賞」に、4着~6着が「二次予選A」に、7着~9着が「二次予選B」に進出。
  • 「一次予選」 合計9レース行われ、各レース1・2着18名が「二次予選A」に、3・4着18名が「二次予選B」に進出。
  • 「アルタイル賞」 2日目最終レースで行われ、失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。
  • 「二次予選A」2日目に3レース行われ、各レース1-4着12名が「準決勝」進出。
  • 「二次予選B」2日目に3レース行われ、各レース1-2着6名が「準決勝」進出。
  • 「準決勝」 3日目に合計3レース行われ、各レース1-3着9名が「決勝」進出を決めると同時に、朝日新聞社杯競輪祭の出走権を獲得する。
  • 「決勝」 最終日最終レース。
  • 最終日の敗者戦は、「一般」3レース、「選抜」4レース、「特選」4レースであり、GI・GIIにおいて最終日敗者戦のクラス分けが3段階なのはオールスター競輪と本大会のみである。

2024年度以前の番組

以下は、3日間制であった2024年のもの

第1日第2日第3日
特別選抜予選準決勝 x3決勝
特選予選 1-9位 (9)
予選 1-2位 (16) 3位 (2)
準決勝 1-3位 (9)
0
予選 x8特選 x3特秀 x2
予選 3位 (6)
4-5位 (16) 6位 (5)
準決勝 4-6位 (9)
特選 1-3位 (9)
選抜 x3特選 x2
予選 6位 (3) 7-9位 (24)
0
準決勝 7-9位 (9)
特選 4-6位 (9)
選抜 x2
特選 7-9位 (9)
選抜 1-3位 (9)
凡例:  勝ち上がり戦   敗者戦 一般 x2
選抜 4-9位 (18)
勝ち上がり戦
  • 「特別選抜予選」 第1日最終レース。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。
  • 「予選」 合計8レース行われ、各レース1-2着16名と3着8名のうち平均競走得点上位2名が「準決勝」進出。
  • 「準決勝」 合計3レース行われ、各レース1-3着9名が「決勝」進出。
  • 「決勝」 第3日最終レース。第14回(2018年)以降は、第11レースが「ガールズケイリンフェスティバル」決勝戦、第12レースが「サマーナイトフェスティバル」決勝戦で固定されていた。

その他、2日目以降に敗退者を対象とした「一般」(3日目のみ)、「選抜」、「特選」、「特別優秀(特秀)」が開催される。

過去のレース編成

2007年

2007年においては、国際競輪レース(両日とも1個レースずつ)を併催するため、両開催日とも10レース制で開催された。

さらに見る 初日(7月20日), レース種別 ...
(参考)2007年のレース編成
初日(7月20日)レース種別
第1競走-第9競走予選レース
第10競走(最終)国際競輪(ワールドグランプリレース)
2日目(7月21日)レース種別
第1競走-第3競走選抜レース
第4競走-第6競走特選レース
第7競走国際競輪(ワールドステージレース)
第8競走・第9競走優秀レース
第10競走(最終)決勝レース
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2014年

2014年から女子選手によるガールズケイリンフェスティバルも同時に開催されるようになり、2015年から3日制で開催されることになった。

さらに見る 初日(8月8日), レース種別 ...
(参考)2014年のレース編成・勝ち上がり方式
初日(8月8日)レース種別
第1競走-第3競走ガールズケイリンフェスティバル予選
第4競走-第12競走サマーナイトフェスティバル予選
2日目(8月9日)レース種別
第1競走-第2競走ガールズケイリンフェスティバル選抜
第3競走-第5競走サマーナイトフェスティバル選抜
第6競走-第8競走サマーナイトフェスティバル順位決定戦
第9競走ガールズケイリンフェスティバル決勝
第10競走-第11競走サマーナイトフェスティバル順位決定戦
第12競走サマーナイトフェスティバル決勝
  • 初日
「予選」 合計9レース行われ、着順によって最終日に出走する競走が異なる。
  • 2日目(最終日)
「決勝」 「予選」各レース1着9名により行われ、上位3着までは表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。
「順位決定(1)」 「予選」各レース2着9名により行われる。
「順位決定(2)」 「予選」各レース3着9名により行われる。
「順位決定(3)」 「予選」各レース4着9名により行われる。
「順位決定(4)」 「予選」各レース5着9名により行われる。
「順位決定(5)」 「予選」各レース6着9名により行われる。
「選抜」 合計3レースで、「予選」各レース7〜9着27名により行われる。
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過去の優勝者

さらに見る 回, 開催日 ...
回開催日開催場優勝者府県
12005年8月5日-6日川崎有坂直樹秋田
22006年7月21日-22日函館市田佳寿浩福井
32007年7月20日-21日松戸濱口高彰岐阜
42008年7月19日-20日四日市新田康仁静岡
52009年7月24日-25日川崎武田豊樹茨城
62010年7月17日-18日函館成田和也福島
72011年7月22日-23日松山神山雄一郎栃木
82012年8月17日-18日四日市武田豊樹茨城
92013年8月2日-3日いわき平佐藤友和岩手
102014年8月8日-9日松戸深谷知広愛知
112015年8月21日-23日函館近藤龍徳愛知
122016年7月16日-18日川崎浅井康太三重
132017年7月15日-17日伊東温泉新田祐大福島
142018年7月14日-16日松戸渡邉一成福島
152019年7月13日-15日別府村上博幸京都
162020年7月10日-12日いわき平清水裕友山口
172021年7月16日-18日[注 7]函館松浦悠士広島
182022年7月16日-18日玉野
192023年7月15日-17日函館
202024年7月13日-15日松戸眞杉匠栃木
212025年7月18日-21日玉野
222026年7月17日-20日高知吉田拓矢茨城
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今後の開催予定

決勝戦テレビ中継

  • 一部放送していない大会はあるが、第9回(2013年)から第15回(2019年)はBS日テレで放送されていた。
  • 第3回(2007年)までは地上波中継もあったが、現在は放送される場合でもBSのみになっている。
  • 第18回(2022年)・第19回(2023年)は、BSよしもとのレギュラー番組「競輪LIVE!チャリロトよしもと」のスペシャルとして、決勝戦を生中継[19][20]。

エピソード

  • 初の4日間制となった第21回(2025年)では、前検日(7月17日)当日に脇本雄太が欠場を発表。初日(18日)第12レース(1予特選)では組替が発生、欠場した脇本雄太に代わり寺崎浩平が繰り上がった[21]。また、4日間の総売上額は目標を10億円も上回る85億円となった[22]。
  • 第22回(2026年)では、他場でのレース中の事故で重体となっていた伏見俊昭が3日目の7月19日に死亡したことを受けて、最終日の20日に高知競輪場1階中央ステージ前に献花台が設置されたほか、開催前に場内アナウンスで黙とうが行われるなどした[23]。また、総売上は88億4649万2400円となり、大会新記録を更新[24]。
  • 最年少優勝は、第10回(2014年)の深谷知広と第11回(2015年)の近藤龍徳で、ともに24歳7か月。最年長優勝は、第7回(2011年)の神山雄一郎の43歳3か月。

脚注

外部リンク

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