シトロエン・ZX
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GSの後継として1982年に登場したBXは、排気量1.4 - 1.9 Lクラスと大型化したためGSの購買層を完全には吸収できず、ベースモデルであるAXとの車格のギャップも大きくなっていた。このギャップを埋めるために1991年に発表されたのがZXである。
同じPSA・プジョーシトロエングループに属するプジョー・306とはプラットフォームを共有している。ボディ形状は5ドアのハッチバックでスタートし、クーペと呼ばれる3ドアハッチバックや、ブレークと呼ばれるステーションワゴンも後に追加された。
ボディサイズは、全長4,070mm×全幅1,700mm×全高1,404mm、ホイールベース2,540mm、エンジンは1.1L、1.4L、1.6L、1.8L、1.9L、2.0Lのガソリンエンジンと1.9Lのディーゼルエンジン、それらをシトロエン伝統の前輪駆動方式で駆動した。スタイリングは、当時関係の深かったイタリアのデザイン会社ベルトーネが担当し、シトロエン社内デザインセンターが細部や内装をまとめた。
サスペンションは、前輪がマクファーソンストラットで、後輪がトーションバー式フルトレーリングアーム。GSの後継車種であるがハイドロニューマチックの採用はなく、一般的な金属ばねが使われている。旋回時の横Gとストロークでブッシュを変形させ、後輪が前輪と同位相に操舵する、セルフステアリング・リアアクスルと呼ばれる簡易的な四輪操舵機構が新しく採用されている。
1995年にフロントグリル周辺の形状が変わるなど小規模な変更を加えながら、1997年発表のクサラに後を譲るまで生産された。
- ブレーク
- エリゼー


