セレナーデ (岡林信康のアルバム)
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前作『ラブソングス』発表後、久しぶりにギター1本で約1年100箇所あまりの村や町を旅した[2]。昔の自分を求める観客との間に微妙なズレを感じつつも、どこの会場も大盛況だった[2]。弾き語りを100箇所も続けていると、他のミュージシャンと一緒にプレイしたくなり、そんな想いが強くなった頃、ニール・セダカやポール・アンカといったアメリカンオールディーズにひかれ、今度はこれらの曲を聴きまくった[2]。子どもたちがファンであったピンク・レディーのレコードをかけてくれとしょっちゅうせがまれた影響もあり、歌謡ポップス・アルバムを作ってやれと捻り出して作ったアルバム[2][3]。
レコーディングに参加したミュージシャンは、彼らに魅力を感じて集まったわけではなく、たまたまスケジュールの関係でこういう顔ぶれが揃った。過去の作品と違って、同録はなく、できたカラオケにヴォーカルの後入れが多く、参加したメンバーとの顔合わせしていない作品も多い[4]。
「このアルバムを出したおかげで、かなり親しく付き合っていた友だちを何人か失った。それほどつまらないアルバムに見えたのでしょう、彼らには・・・」と語るように、日本コロムビアから発売された本作を含む、『うつし絵』と『ラブソングス』の3枚のアルバムとも、いずれも売上は芳しくなかった[3]。
収録曲
全作詞・作曲:岡林信康、全編曲:あかのたちお
Side A
- ベイビー・ワン・モア・チャンス – (3:29)
- メイキャップお嬢さん – (3:07)
- 淋しき街角 – (3:31)
- ミッドナイト・トレイン – (4:45)
- オリビアに – (3:38)
Side B
レコーディング・メンバー
ミュージシャン
- 唄、ギター、ハーモニカ – 岡林信康
- キーボード – 羽田健太郎、大原繁仁、栗林稔
- エレクトリック・ベース – 後藤次利、小原礼、武部秀明
- ドラム – 林立夫、森谷順、島村英二
- エレキ・ギター – 芳野藤丸
- アコースティック・ギター – 吉川忠英、笛吹利明
- パーカッション – 穴井忠臣
- ホーン – 羽鳥幸次、数原晋、新井英治、村岡健、ジェイク・H・コンセプション
- コーラス – タイムファイヴ、ミンツ、梅垣達志、尾形道子、槇みちる
- お囃子 – 堅田社中
- ストリングス – 多グループ
≪録音データ≫
- 1978/05/31 コロムビア第一スタジオ(A-1 / B-2 / B-4)
- 1978/06/01 コロムビア第一スタジオ(A-2 / A-5 / B-1)
- 1978/06/03 コロムビア第一スタジオ(A-3 / A-4 / B-5)
- 1978/06/27 コロムビア第一スタジオ(B-3)