ゼム・オア・アス
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「ヤ・ホズナ」のザッパのボーカル・パートでは「ロンリー・リトル・ガール」[注釈 2](1968年)及び「ソファ」[注釈 2](1975年)といった旧作の断片が使用され、長女ムーン・ザッパのボーカル・パートは「ヴァリー・ガール」(1982年)制作時のセッションのアウトテイクである[7]。「シャリーナ」は1970年のアルバム『チャンガの復讐』で発表され、本作ではドゥーワップ及びレゲエ色が取り入れられた[8]。「小汚い口のカエル」の作詞には次男アーメット・ザッパが貢献しており、同曲は1981年12月にライヴで演奏されていた[9]。
「ウィッピング・ポスト」は、オールマン・ブラザーズ・バンドがアルバム『オールマン・ブラザーズ・バンド』(1969年)で発表した曲のカヴァーで、本作では1981年12月11日および12日のライヴ音源が使用された[10]。
ジャケットにはドナルド・ローラー・ウィルソンの"Patricia the Seeing Eye Dog of Houston"[11](1982年)が登場している[注釈 3]。
反響・評価
ザッパの母国アメリカではBillboard 200入りを逃したが[12]、スウェーデンのアルバム・チャートでは2回(合計4週)トップ40入りし、最高22位を記録した[1]。オランダでは1984年11月10日付のアルバム・チャートで初登場41位となり、合計3週チャート入りした[2]。
François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「アルバムの大部分は1980年代初頭の冷徹で乾いた感触で、そのために『ザ・マン・フロム・ユートピア』や『ミーツ・ザ・マザーズ・オブ・プリヴェンション』と同様、すぐにサウンドが古臭くなってしまった」と評している[13]。