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ソケイ

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ソケイ(素馨、学名:Jasminum grandiflorum)は、モクセイ科ソケイ属(素馨属)の植物の一種。落葉性の灌木である。ソケイ属の名前のもとになっている。オオバナソケイ(大花素馨)とも呼ばれる。

概要 ソケイ, 分類(APG IV) ...
ソケイ
ソケイ
ソケイ
分類(APG IV)
界 : 植物界 Plantae
門 : 維管束植物門 Tracheophyta
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
目 : シソ目 Lamiales
科 : モクセイ科 Oleaceae
連 : ソケイ連 Jasmineae
属 : ソケイ属 Jasminum
種 : ソケイ J. grandiflorum
学名
Jasminum grandiflorum L. (1762)
シノニム
  • Jasminum officinale L. f. grandiflorum (L.) Kobuski (1932)[1][2]
  • Jasminum officinale subsp. grandiflorum (L.) E.Laguna (2006)[1][2]
  • Jasminum officinale var. grandiflorum (L.) L.H.Bailey[2]
  • Jasminum officinale var. grandiflorum (L.) Stokes (1830)[1][2]
  • Jasminum floribundum f. decipiens DiCapua
  • Jasmin aureum D.Don (1825)[2]
和名
ソケイ
オオバナソケイ
英名
Spanish jasmine
Royal jasmine
亜種
  • Jasminum grandiflorum L. subsp. grandiflorum
  • Jasminum grandiflorum L. subsp. floribundum (R. Br. ex Fresen.) P. S. Green
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1762年にカール・フォン・リンネ『植物種誌』第2版にて記載された[3][1][2][4]。英名は Spanish jasmine[2], royal jasmine[2]、中国名は素馨、素馨花、素英、耶悉茗花、野悉蜜、玉芙蓉、素馨针などである。

特徴

ソケイの花

植物は登攀性の低木で[1]、1–4 m(メートル)の高さに成長する。

葉は5–12 cm の奇数羽状複葉になる[5]。小葉は5–11枚で、卵状楕円形である。

花序は集散花序で[5]、枝先や上部の葉腋につく。開花時期は7–11月、独特で甘い芳香を放つ[5]。花は直径約3.5 cm(センチメートル)。花の長さは13–25 mm(ミリメートル) の筒状花冠で[5]、色は白く、先は4–5裂し、平開する。花冠の裂片は 13–22 mm[5]。雄蕊のうち、2本が花冠から少し突き出る。

分布

主に亜熱帯地域でよく生育する[1]。自生分布は、アフリカ大陸のエリトリアからルワンダ、アラビア半島、パキスタンから中国の中南部までとされるが[1]、中国の分布は移入によるともされる[3]。南アジアのパキスタンでは、ソルトレンジ(英語版)とラワルピンディ地区(英語版)の標高 500–1,500 m に自生している[5]。

ヨーロッパへは古代ペルシャを通じて、日本へは中国を通じて伝わった。

亜種

以下の2亜種が認識されている[1][4][2][3]。

  • Jasminum grandiflorum L. subsp. grandiflorum
  • Jasminum grandiflorum L. subsp. floribundum (R. Br. ex Fresen.) P. S. Green (1986)

基亜種の自生地はサウジアラビア(中央部、ヒジャーズ、アスィール)、オマーン(ドファール)、イエメン、パキスタン、ネパール、ブータン、インド(アルナーチャル・プラデーシュ州、アッサム州、グジャラート州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、ジャンム・カシミール、マディヤ・プラデーシュ州、メーガーラヤ州、オリッサ州、ラージャスターン州、タミル・ナードゥ州、ウッタラーカンド州)、バングラデシュ、ミャンマーとされる[3]。多くの国に移入されている[3]。

亜種 J. g. ssp. floribundum の分布は、エジプト南東部、ルワンダ、スーダン、エチオピア、エリトリア、ソマリア、ウガンダ、ケニア、サウジアラビア、オマーンとされる[3]。

利用

温帯から亜熱帯にかけて、庭木や観賞植物として広く栽培されている[5]。

インドでは、葉がアーユルヴェーダの生薬などに広く使用されている[5]。花は女性のヘアスタイルを飾るために利用される[5]。花からとれる香油をジャスミンといい、香料として使用される。

語源

和名の「ソケイ」の語源は以下の2つが知られる。

  • 中国、五代十国時代の劉隠、その侍女に素馨という名の少女がいて、死んだ彼女を葬った場所に素馨の花が咲き、いつまでも香りがあったという伝説が由来という説[6]。
  • 花の色が白く(素)、良い香り(馨)がする花という意を語源とする説[6]。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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