ソフィアン・エルバカリ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ||||
|---|---|---|---|---|
|
2022年 | ||||
| 選手情報 | ||||
| 国 |
| |||
| 競技 | 陸上競技 | |||
| 種目 | 3000メートル障害 | |||
| 所属 | FCCフェズ[1] | |||
| 生年月日 | 1996年1月7日(29歳) | |||
| 生誕地 |
| |||
| 身長 | 194 cm[2] | |||
| 体重 | 71 kg[2] | |||
| コーチ担当者 | Karim Tlemcani[1] | |||
| 成績 | ||||
| 最高世界ランク | 1位(2023年)[3] | |||
| 5000m | 12分55秒49 | |||
| 3000mSC | 7分56秒68 | |||
| 編集 | ||||
ソフィアン・エルバカリ(アラビア語: سفيان البقالي、1996年1月7日[4] - )は、モロッコの陸上競技(中距離走)選手。専門は3000メートル障害。オリンピックでは2020年と2024年に、世界陸上競技選手権大会では2022年と2023年に金メダルを獲得しており、ケニア以外の出身選手として数十年ぶりの金メダリストとなった。2022年のダイヤモンドリーグでは優勝を果たした。
エルバカリは18歳のときに2014年世界ジュニア陸上競技選手権大会の3000メートル障害で4位になった[4]。2014年アフリカ陸上競技選手権大会の3000メートル障害で10位となった[5]。クロスカントリー競走では、2015年世界クロスカントリー選手権大会でジュニア部門で18位となった[4]。
ヘラクレスの3000メートル障害では8分14秒41の自己ベストを記録して4位となった[6]。2016年リオデジャネイロオリンピックではモロッコ代表として出場し、自己ベストを8分14秒35に更新して4位になった[7]。

ロンドンで開催された2017年世界陸上競技選手権大会では8分14秒49のタイムで銀メダルを獲得した[4]。ドーハで開催された2019年世界陸上競技選手権大会では8分3秒76のシーズンベストを記録して銅メダルを獲得した[4]。
2020年9月3日、第14回国際マルセイユ陸上競技大会の1500メートル競走で優勝した[8]。
2020年東京オリンピックではモロッコ代表として3000メートル障害で8分8秒90を記録し、金メダルを獲得した[9]。これにより、1980年モスクワオリンピックでのポーランドのブロニスワフ・マリノフスキ以来となる、ケニア以外の出身選手としての金メダリストとなった[10][11]。2021年9月18日、ケニア・ナイロビのキップ・ケイノ・クラシックで開催された3000メートル障害で8分21秒20を記録して優勝した[12][13]。

2022年7月18日、オレゴン州ユージーンで開催された2022年世界陸上競技選手権大会の3000メートル障害で8分25秒13を記録して金メダルを獲得した[14]。2022年9月にチューリッヒで開催されたダイヤモンドリーグ決勝では初めてダイヤモンドトロフィーを獲得した。同年にザグレブで開催されたハンジェコビッチ・メモリアルでは2000メートル障害のアフリカ記録となる5分14秒06を記録し、この種目の世界歴代記録で3位に入った[15]。この年のダイヤモンドリーグでは7分58秒28の同シーズン世界最高を記録し、11月にはワールドアスレティックスのワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーで最終候補に選ばれた[16]。
2023年8月22日、2023年世界陸上競技選手権大会の3000メートル障害で8分3秒53を記録し、2連覇を果たした[17][18]。
2024年8月7日、2024年パリオリンピックの3000メートル障害で8分6秒05を記録し、2連覇を果たした[19]。
2025年9月15日、2025年世界陸上競技選手権大会の3000メートル障害では8分33秒95を記録し、ニュージーランドのジョルディ・ビーミッシュに0秒07差の2位となった[20]。
私生活
2023年9月14日、モロッコのマラケシュ=サフィ地方で発生したモロッコ地震の被災者のために献血を行った[21]。
成績
国際大会
| 年 | 大会 | 会場 | 結果 | 種目 | 補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年 | 世界ジュニア陸上 | ユージーン(アメリカ合衆国) | 4位 | 3000m障害 | 8分34秒98 |
| アフリカ陸上 | マラケシュ(モロッコ) | 10位 | 3000m障害 | 8分59秒66 | |
| 2016年 | オリンピック | リオデジャネイロ(ブラジル) | 4位 | 3000m障害 | 8分14秒35 |
| 2017年 | 世界陸上 | ロンドン(イギリス) | 2位 | 3000m障害 | 8分14秒49 |
| 2018年 | 地中海競技大会 | タラゴナ(スペイン) | 1位 | 3000m障害 | 8分20秒97 |
| アフリカ陸上 | アサバ(ナイジェリア) | 2位 | 3000m障害 | 8分28秒01 | |
| 2019年 | アフリカ競技大会 | ラバト(モロッコ) | 3位 | 3000m障害 | 8分19秒45 |
| 世界陸上 | ドーハ(カタール) | 3位 | 3000m障害 | 8分03秒76 | |
| 2021年 | オリンピック | 東京(日本) | – | 1500m | DNF |
| 1位 | 3000m障害 | 8分08秒90 | |||
| 2022年 | 世界陸上 | ユージーン(アメリカ合衆国) | 1位 | 3000m障害 | 8分25秒13 |
| 2023年 | 世界陸上 | ブダペスト(ハンガリー) | 1位 | 3000m障害 | 8分03秒53 |
| 2024年 | オリンピック | パリ(フランス) | 1位 | 3000m障害 | 8分06秒05 |
ツアー
- ダイヤモンドリーグ3000m障害 優勝:
2022年[22]
- 2017年: ストックホルム・バウハウスガラン、ラバト・ミーティング (PB)[23]
- 2018年: モナコ・ヘラクレス (WL PB) [24]
- 2019年: ドーハ・ダイヤモンドリーグ (WL)、モナコ・ヘラクレス (WL),[25] ミーティング・ド・パリ[26]
- 2020年: モナコ (WL)[27]
- 2021年: ローマ・ゴールデンガラ[28]
- 2022年: ドーハ (WL)[29]、ラバト (WL MR)[30]、ローザンヌ・アスレティッシマ[31]、チューリッヒ・ヴェルトクラッセ[32]
- 2023年: ラバト (WL MR PB)[33]、ストックホルム[34]、シレジア (MR)[35]、厦門 (MR)[36]
- ワールドアスレティックスコンチネンタルツアー
- 2022年: ザグレブ・ハンジェコビッチ・メモリアル(2000m障害)[37][38]
自己ベスト
- 1500メートル競走 – 3分31秒95(ドーハ、2021年)
- 2000メートル競走(室内) – 5分00秒55(リエヴァン、2019年)
- 3000メートル競走 – 7分33秒87(ドーハ、2023年)
- 3000メートル競走(室内) – 7分41秒88(リエヴァン、2018年)
- 5000メートル競走 – 12分55秒49(パリ、2025年)
- 5000メートル競走(室内) – 13分10秒60(バーミンガム、2017年) モロッコ記録
- 2000メートル障害 – 5分14秒06(ザグレブ、2022年) アフリカ記録
- 3000メートル障害 – 7分56秒68(ラバト、2023年)歴代8位