ゾンド5号
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飛行
ゾンド5号は無人だったが、リクガメ(ロシアリクガメ[1])・ショウジョウバエ・ミールワーム、植物・種子(winter and spring wheat, barley, bean, pine, pea)[2]、細菌や、放射線検出器を取り付けた等身大の人形が乗っていた。
1968年9月14日、ゾンド5号はバイコヌール宇宙基地からプロトンロケットによって打ち上げられた。宇宙船は宇宙待機軌道を経て月へ向かった。途中で姿勢制御センサーが故障して予備に切り替えた。
9月18日、ゾンド5号は月をスイングバイして帰路に就いたが、その間に予備の姿勢制御センサーも故障した。このため大気を水切り飛行しながら着陸する方法を諦め、直接大気圏に突入することになった。
9月21日、ゾンド5号は大気圏に突入した。高度7kmでパラシュートが展開し、予備地域として設定されていたインド洋へ着水した後、配置されていたソ連艦船によって回収された。生物は無事であり、カメの体重は飛行前と比べ1割ほど減少していたものの、食欲が減退している様子はなかった。