ダマガゼル属

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ダマガゼル属を編成する現生種は下記の3種である。

ダマガゼル
学名:Nanger dama (Pallas, 1766)
ダマガゼル
N. dama (Pallas, 1766)
ダマガゼルは、チャドニジェールマリの在来種[8]種小名dama(ダマ)は、1766年ペーター・ジーモン・パラスによる命名[5]
アカシア属キビ属植生をともなうサバナ気候ステップ気候に疎らに林立したサヘルの草原に住む[8]。砂の多い場所を避け、退避しやすい低山や高原によく現れる[8]。アカシア属のないモロッコ南部では、低木が密生する場所で見られたが、恐らくモロッコとアルジェリアからは絶滅した[8]
グラントガゼル
学名:Nanger granti (Brooke, 1872)
グラントガゼル
N. granti (Brooke, 1872)
グラントガゼルは、ウガンダエチオピアケニアソマリアタンザニア連合共和国南スーダンの在来種[9]。種小名の granti(グランティ)は、1872年ヴィクター・ブルックによる命名[6]
生息地は、標高2,500メートルまでの亜砂漠、いばらの茂った低地、サバンナの木立、開けた平原、山岳地帯の草原である[9]。高くて涼しい台地を含む、視界の開ける乾燥した平原やサバンナに住む[9]。代表的な生息地はセレンゲティ国立公園の平原やサバンナである[9]。水に依存しない特性を利用して、水を必要とするほかの草食動物が立ち入れない場所で生活をしている[9]。乾季には草丈の短い平原に移動し、雨季にはサバンナの木立に移動するが、これも主要な移動とは真逆である[9]。しかし、複数の大きな群れも雨季のあいだは共にし、より数の多いトムソンガゼルと同所することがある[9]
ゼメリングガゼル
学名:Nanger soemmerringii (Cretzschmar, 1826)
ゼメリングガゼル
N. soemmerringii (Cretzschmar, 1826)
ゼメリングガゼルは、エチオピアエリトリアジブチソマリアの在来種[10]。種小名の soemmerringii(ソエッメッリンギー)は、1826年フィリップ・ヤーコプ・クレッチュマーによる命名[7]
乾燥・半乾燥した海岸平野、アカシア属の樹木が生育したサバンナ、平野の草原に生息し、視界の開ける生い茂ったサバンナや木立の少ない草原で見つかる[10]ダフラク諸島の個体は本土の個体よりも小さい[10]

出典

参考資料

外部リンク

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