チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(Charlie's Angels: Full Throttle)は、2003年アメリカ合衆国アクション映画。監督はマックG、出演はキャメロン・ディアスドリュー・バリモアルーシー・リューなど。同名テレビシリーズの映画版『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)の続編。2004年の第24回ゴールデンラズベリー賞にて最低続編賞を受賞。

テレビドラマ『地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル』の映画化作品第2弾。ジョン・ボスレー役のビル・マーレイが降板し、コメディアンのバーニー・マックがジョンの弟のジミー・ボスレー役に起用された他、敵役の元エンジェル、マディソン・リーをデミ・ムーアが演じ、存在感を見せた。また、TVシリーズのケリー・ギャレット役であるジャクリーン・スミスが同じ役柄で出演している。そのほか数多くの俳優や歌手がカメオ出演している。

2019年公開の『チャーリーズ・エンジェル』は本作の続編という位置付けになっており、ディラン役のドリュー・バリモアも引き続き製作に参加している。

一対の指輪にデータが隠された政府の極秘事項、暗号化された証人保護プログラムを受けた人物たちの名簿「H.A.L.O.」が何者かに奪われる。FBI長官ロジャー・ウィクソンから「H.A.L.O.」奪還の依頼を受けた3人のエンジェルは指輪の1つを持っていた司法省保安局長ベイリーの殺害現場に残された手がかりからビーチへ向かい、そこで犯人と思われる男を発見する。その道中、ナタリーは歴代エンジェルで最も美しく最も強いと呼ばれたマディソン・リーと出会う。彼女は女性雑誌の星占いで犯人の動向を察知する等の逸話を持っており、エンジェルたちの装備発案などに関わっていた。伝説の元エンジェルとの出会いにナタリーは興奮を隠せない。

男の持ち物から次の標的とされるレオと呼ばれる人物がバイクレースに参加すると睨んだエンジェルたちはレースに参加し、標的だった少年レオ、本名マックスを助けることには成功するものの、彼を狙った犯人は「痩せ男」に始末される。殺された犯人の男が持っていた標的の顔写真の中にはディランの写真もあった。ディランは8年前に当時恋人だったアイリッシュ・マフィアのシーマス・オグレイリーの殺人を告発したことで証人保護プログラムを受け、その後FBIの推薦を受けてチャーリーにスカウトされたのである。マックスもかつてオグレイリーに両親を殺されたことを証言をしていたことから、エンジェルたちはマフィアがかつての証言者たちを狙っていると推測する。

犯人を殺した痩せ男が持っていたペンダントと同じものをマックスが施設でシスターから貰っていたことから、痩せ男が施設にいたことがわかり、彼がマックスを守ろうとしていたことや施設の後援者であることが判明する。彼が施設に送った車に付着していた鳥のフンの内容物からエンジェルたちは港へ向かう。酒場で作業車のカギを入手し、石像に入ることで港の厳重な警備をかいくぐって倉庫へ侵入する。そこで指輪を発見するが、そこにはオグレイリーが待ち構えていた。その場は切り抜けたものの、責任を感じたディランは行方をくらませる。

1人放浪するディランはメキシコの酒場で伝説のエンジェル、ケリー・ギャレットに出会う。彼女に諭されたディランは再び事件の捜査に加わる決意を固める。彼女はそこで星占いが載った女性誌を見つける。一方、ナタリーとアレックスは負傷していたはずの司法省連邦保安官局長カーターが指輪を受け取りに来た際に無傷だったことから彼を追跡・盗聴して共犯者の情報を掴み、今までの暗号が星にまつわるものだということから共犯者が星占いに通じたマディソンであることを突き止める。カーターは裏切ったマディソンに始末されてしまうが、追いついたナタリーとアレックス、そしてディランも合流し、絆を取り戻したエンジェルたちはマディソンと対峙する。だが、ディランの背後からの攻撃もやすやすと察知するマディソンの強さは桁違いだった。マディソンはエンジェルたちをまるで子供扱いするかのように軽く蹴散らし、アレックス、ディラン、そしてナタリーもなす術なく、全員が気を失って戦闘不能となり、完敗する。エンジェルたちのオフィスを訪れたマディソンはチャーリーと会話し、そこで彼女がかつて単独行動を重視するあまりチームを危機に陥れ、自身も重傷を負ったとの過去がチャーリーから語られる。チャーリーとの会話を経て彼に宣戦布告したマディソンは取引場所であるギャラクシー劇場へ向かう。意識が戻ったエンジェルたちも行動を開始する。

劇場には新作をお披露目するジェイソン、痩せ男、「H.A.L.O.」を狙うマフィアらが集まっていた。3人のエンジェルは劇場へ先回りし、取引に参加するマフィアたちを逮捕する。再びマディソンと対峙するエンジェルたちだったが、マディソンもオグレイリーたちを待機させており、乱闘の末にディランは痩せ男の協力と犠牲とともにオグレイリーとの決着をつける。その場を脱出するマディソンとのカーチェイスを経てナタリーとマディソンの一騎討ちになり、ナタリーは追い詰められたがディランとアレックスが合流し、3人のエンジェルのチームワークの前にマディソンは倒れる。3人のエンジェルはギャラクシー劇場でのお披露目に集まっていた仲間たちに迎えられ、大団円を迎える。

登場人物

ナタリー・クック
演 - キャメロン・ディアス
チャーリーズ・エンジェルの1人。
ディラン・サンダース / ヘレン・ノケツ
演 - ドリュー・バリモア
チャーリーズ・エンジェルの1人。
アレックス・マンディ
演 - ルーシー・リュー
チャーリーズ・エンジェルの1人。
マディソン・リー
演 - デミ・ムーア
歴代エンジェルで最も美しく最も強いと呼ばれた女性。
ジミー・ボスレー
演 - バーニー・マック
チャーリーの部下。テンションが高くチャーリーズ・エンジェルに合わせるノリの良さを持つ。マックスを匿う。
マックス
演 - シャイア・ラブーフ
少年。レオという偽名を使っている。バイクレースに出場している。
ロジャー・ウィクソン
演 - ロバート・フォスター
FBI長官。
ウィリアム・ローズ・ベイリー
演 - ブルース・ウィリス
司法省保安局長。
ピート
演 - ルーク・ウィルソン
ナタリーのボーイフレンド。新居に一緒に住んでいる。
ジェイソン・ギボンズ
演 - マット・ルブランク
アレックスのボーイフレンド。アレックスを後ろから驚かそうとして彼女に投げられるが平然としているというような、2人なりの関係性を持つ。
シーマス・オグレイディ
演 - ジャスティン・セロー
ディランの元ボーイフレンド。アイリッシュマフィア。
痩せ男
演 - クリスピン・グローヴァー
マックスと同じ教会の施設で育った男。
レイ・カーター
演 - ロバート・パトリック
司法省連邦保安官局長。誘拐されていた所をチャーリーズ・エンジェルに救出される。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
劇場公開版 テレビ朝日
ナタリー・クックキャメロン・ディアス藤原紀香渡辺美佐
ディラン・サンダース / ヘレン・ノケツドリュー・バリモア松本梨香石塚理恵
アレックス・マンディルーシー・リュー高山みなみ朴璐美
マディソン・リーデミ・ムーア藤生聖子高島雅羅
ジミー・ボスレーバーニー・マック江原正士
痩せ男クリスピン・グローヴァー岩崎ひろし青山穣
シーマス・オグレイディジャスティン・セロー高木渉佐久田修
レイ・カーターロバート・パトリック山路和弘大滝寛
ランディ・エマーズロドリゴ・サントロ
マックスシャイア・ラブーフ鈴村健一栗山浩一
ジェイソン・ギボンズマット・ルブランク檀臣幸咲野俊介
ピートルーク・ウィルソン今井朋彦村治学
アレックスの父親ジョン・クリーズ富田耕生青野武
チャーリー・タウンゼントジョン・フォーサイス(声)中村正
ボスレーの母親ジャネット・デュボワ英語版片岡富枝磯辺万沙子
本人役カーロイ・ベーラ村松康雄小島敏彦
ロジャー・ウィクソンロバート・フォスター佐々木勝彦長克巳
警官アンドリュー・ウィルソン英語版中多和宏
アラン・コーフィールドエリック・ボゴシアン斎藤志郎田原アルノ
レースのスターターP!NKLiLiCo
シスターキャリー・フィッシャー谷育子定岡小百合
アイルランド人の門衛トミー・フラナガン吉見一豊
ボスレーのいとこアンソニー・グリフィス英語版桜井敏治
ケリー・ギャレットジャクリーン・スミス(クレジットなし)上田みゆき泉裕子
ウィリアム・ローズ・ベイリーブルース・ウィリス(クレジットなし)岩崎ひろし青山穣
未来のエンジェルメアリー・ケイト・オルセン(クレジットなし)細野雅世
アシュレー・オルセン(クレジットなし)
機関銃を撃つモンゴル人スヴェン=オーレ・トールセン(クレジットなし)
ジョン・ボスレービル・マーレイ(写真)
  • 劇場公開版:DVD・BD収録
その他吹き替え - 石川ひろあき阪口周平京井幸海鋒拓也田中雄士渡辺英雄加藤将之
その他吹き替え - 小林希唯白熊寛嗣髙階俊嗣駒谷昌男森夏姫小平有希

サウンドトラック

ソニー・ミュージックより発売された。1970、80年代のヒット曲が収録されている。

  1. 『フィール・グッド・タイム』 - P!NK featuring ウィリアム・オービット
  2. 『サタデー・ナイツ・オールライト/土曜の夜は僕の生きがい』 - ニッケルバック featuring キッド・ロック
  3. 『レベル・レベル/愛しき反抗』 - デヴィッド・ボウイ
  4. 『デンジャー!ハイ・ヴォルテージ』 - ELECTRIC SIX
  5. リヴィン・オン・ア・プレイヤー』 - ボン・ジョヴィ
  6. 『お気に召すまま』 - ジャーニー
  7. 『サーファー・ガール』 - ビーチ・ボーイズ
  8. 『それ行け!ウィークエンド』 - ラヴァーボーイ
  9. 『ガール・ライク・ユー』 - エドウィン・コリンズ
  10. 『NAS’エンジェルズ...ザ・フライエスト』 - NAS featuring ファレル
  11. 『恋のときめき』 - アンディ・ギブ
  12. 『ディス・ウィル・ビー(エヴァーラスティング・ラヴ)』 - ナタリー・コール
  13. 『ユー・キャント・タッチ・ディス』 - M.C.ハマー
  14. 『ラスト・ダンス』 - ドナ・サマー

トリビア

作品の評価

出典

外部リンク

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