ドクター・フーのモンスター
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初代ドクター
- タイムロード
→詳細は「タイムロード (ドクター・フー)」を参照
- 初登場 - An Unearthly Child(1963年)
- 人間と区別のつかない外見をしたヒューマノイド。人間との明確な違いとしては2つの心臓と、瀕死に陥ると肉体を再生して別の顔と性格に生まれ変わる能力が挙げられる。寿命は長く、回数に限度があるとはいえ再生能力もあるため事実上の不死身である。この再生能力は、初代ドクター役のウィリアム・ハートネルに健康状態の悪化が見られたため、ドクター役を交代して番組を継続するための仕組みとして導入されたものであった[1][2][3]。
- タイムマシンのターディスを生み出すなど高度な科学技術と文明を持っていたため、自らの持つ知識が他の文明に渡らないよう、基本的に他種族には不干渉の態度を取る。タイムロードの一人であるドクターは他の惑星で起きている戦争や侵略を無視する種族の態度を気に入らず、修理中のターディスを盗んでギャリフレイを脱出した[4]。同様にギャリフレイから逃亡したタイムロードにはマスターがいる[5]。新シリーズでは大戦争の末にダーレクと道連れにギャリフレイが消滅し、タイムロードもドクターとマスターを残して絶滅したという設定が追加された[1]。
- なお、タイムロードであるドクターの初登場は The Unearthly Child(1963年)であるが、当時はドクターの正体は視聴者に伏せられていたため、タイムロードという種族の存在が明かされたのはThe War Games(1969年)であった。また母星ギャリフレイの名はThe Time Warrior(1973年 - 1974年)で初登場した。
- ダーレク
→詳細は「ダーレク」を参照
- 初登場 - The Daleks(1963年)
- 惑星スカロのミュータント種族。一見ロボットに思える外見の戦闘用機械に搭乗しており、多くの個体は装置の中で生涯を過ごす。遺伝子操作で憎悪を除く一切の感情を取り払われており、他種族を抹殺して宇宙全域を征服・支配することを行動原理とする。キャッチフレーズは「抹殺セヨ!」("Exterminate!")。新シリーズではタイム・ウォーでタイムロードとその惑星ギャリフレイと共に相打ちで滅亡したと思われていたが、少数の残党が帝国の再建のため暗躍している[1][6]。
- 新シリーズでは浮遊機能を獲得したが、クラシックシリーズでは構造上階段を上ることができず、フーヴィアンの間ではジョークのネタになっていた[6]。番組の黎明期から登場していることもあって悪役の中では番組の象徴とされるほど人気が高く[7]、「史上最悪」「最強」と紹介されることもある[2]。バッキンガム宮殿で開催された番組の50周年を記念するパーティーにも出席した[8]。
- ドラーヴィン
- 初登場- Galaxy 4(1965年)
- 女性優位主義かつ軍国主義のヒューマノイド。男性は必要最低限の個体しか用意されておらず、需要を上回った分は殺処分されている。女性も2つの階級に分けられており、大部分は試験管で培養されている下層階級に属し、少数の上流階級の女性に統率されている。初代ドクターが遭遇した際には、遭難していた際にリルという別の種族に救助され、恩を仇で返すようにリルの船を襲撃して死に至らしめようとしていた[9]。
- サイバーマン
→詳細は「サイバーマン」を参照
- 初登場 - The Tenth Planet(1966年)
- 惑星モンダスに起源を持つ、全身をサイボーグ化した種族。もともとは地球人のようなヒューマノイドだったが、医療技術としての人体の機械化が進むにつれその性質は冷たく効率的かつ機械的なものに変化し、全ての有機的な異星人をサイバーマンに変換することを目的としている[1][5]。新シリーズではパラレルワールドの実業家ジョン・ルーミックが開発した地球産のサイバーマンも登場する。脳だけが金属の体に埋め込まれて感情抑制装置により感情を抹消されている[1][6]。
- 古くから登場している敵であり、敵の中ではダーレクに次いで人気が高い[5]。
トイメーカー
- 初登場 - The Celestial Toymaker (1966)
神の力を持つ根源的な力で、相手にゲームを提案しながら危機を奪う。ドクター一行を「セレスティアルトイルーム」と呼んでゲームを提案する。[10]
2代目ドクター
- サイバーマット
- 初登場 - The Tomb of the Cybermen(1967年)
- サイバーマンが使役する小型サイボーグ。複数のバージョンが存在し、完全にロボットの外見のタイプもあれば生物らしさを残したタイプもある。静かに俊敏な行動を取ることができ、休眠状態のサイバーマンの復活や宇宙船乗組員の毒殺に用いられた[11]。
- 大知性体 / グレート・インテリジェンス
→「グレート・インテリジェンス」を参照
- 初登場 - The Abominable Snowmen(1967年)
- 肉体を持たない知性だけの生命体。実体を持たないため形ある生命体に憑依して行動する必要があり、劇中ではイギリス軍人や雪男といった存在を傀儡として使役し、特に初登場時には2代目ドクターに憑依していた。新シリーズでは19世紀のシメオン博士と手を結んで地球侵略計画を企てる[12]。
- 氷の戦士
→「氷の戦士」を参照
- 初登場 - The Ice Warriors(1967年)
- 現在では荒廃している火星に生息していた種族。高い知性を持つとともに強靭な肉体を持つ戦士の種族である。初登場時には新たな氷期に見舞われた地球で発掘され、同胞を冬眠から蘇生させて地球侵略を開始するなど、悪役としての表現が多かったが、惑星ペラドンと同盟を組んで3代目ドクターと協力する場面も見られ、必ずしも悪役とは呼べない立場になっている[13]。
3代目ドクター
- サイルリアン
→「サイルリアン」を参照
- 初登場 - Doctor Who and the Silurians(1970年)
- 寿命300年のヒト型爬虫類。地球上に出現した最初の知的生命体であり、人類が出現する以前に文明を築いていた。地球に小惑星が衝突して壊滅すると知り、多くの個体が地下で休眠状態に入ったが、小惑星は地球の衛星軌道上に乗ってしまい、壊滅を免れた地上では人類が文明を築くことになった。細菌兵器、改造恐竜、電磁バリア、レーザーメス、熱線、地熱と重力バブルを利用した移動装置などの技術を持つ[14]。
- ネスティーン意識体
- 初登場 - Spearhead from Space(1970年)

- オウトン
→詳細は「en:Auton」を参照
- 初登場 - Spearhead from Space(1970年)
- ネスティーンの信号で操作された、生きるプラスチック[6]。
- マスター
→詳細は「マスター (ドクター・フー)」を参照
- 初登場 - Terror of the Autons(1971年)
- 初登場 - The Sea Devils(1972年)
- サイルリアンから枝分かれして海に進出したヒト型爬虫類。水中で使用できる武器の技術を持つほか、遺伝子工学により生み出した動物兵器も駆使する。サイルリアンと同盟を組んで人類の撲滅を図ったことがある[15]。
- ソンターラン
→詳細は「ソンターラン」を参照
- 初登場 - The Time Warrior(1973年 - 1974年)
- 戦争を好むヒューマノイドで、敗戦に終わったことが少ない強豪種族。後述のルータンと長期の戦争を繰り広げているほか、過去にはギャリフレイに侵攻したこともある。クローン技術により膨大な数の個体を量産して兵士として補充している。首の後ろにある開口部が弱点であり、ここを攻撃されると気絶ないし場合によっては死亡するが、屈強な肉体を持つ彼らに対し常人が正面戦闘で背後を取ることは不可能に近い[16]。
4代目ドクター
- ダヴロス
→詳細は「ダヴロス」を参照
- 初登場 - 「ダレク族の誕生」(1975年)
- カレド族の科学者にしてダーレク族の創造主。カレド族とサール族の間で千年戦争が行われている時代に生まれ、サール族を絶滅させる兵器としてカレド族の変異体からダーレク族を生み出した。生涯に亘り何度もドクターと対立しているが、幼少期にもドクターと出会っている[17]。
- ザイゴン
→詳細は「ザイゴン (ドクター・フー)」を参照
- 初登場 - 「ザイゴンの脅威」(1975年)
- 変身能力を持つ種族。赤色の肌と全身に並ぶ吸盤、そして口の毒が特徴である。母星が滅びたためネス湖でネッシーを家畜として飼育しながら地球で過ごしていたが、人類の奴隷化して地球の支配権の強奪を計画していたことが明らかになり、4代目ドクターに阻止される。その後は2013年にも地球侵略を企てていたが、3人のドクターの働きにより人類と平和協定を締結する。2015年時点では地球全土で2000万人のザイゴンが地球人として生活しており、過激派によるクーデターも起きつつも12代目ドクターが再び終息へ導いた[18]。
- ルータン
- 初登場 - Horror of Fang Rock(1977年)
- ヒトのものに似た単眼を持つクラゲのような生物。体の形状を変えることもできるほか、電流を纏った触手は触れた相手を死に至らしめることが可能である。知的生命体であり、ソンターランと長きに亘る戦争を続けている。最早戦争が勃発した理由は両種族とも覚えていないが、形勢不利になった際には地球を前哨基地にすべく1900年代初頭の地球にやって来ていた[19]。





