ハプログループY (mtDNA)

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北海道のmtDNAハプログループの分布(3世紀以降にY1系統の拡散がみられる)

ハプログループY (mtDNA)(ハプログループY (ミトコンドリアDNA)、: Haplogroup Y (mtDNA))とは、分子人類学で用いられる、人類ミトコンドリアDNAハプログループ(型集団)の分類のうち、ハプログループNの子型ハプログループN9を祖先に持ち、「8392 10398 14178 14693 16126 16223 16231」の変異により定義されるものである[1]。下位系統はY1とY2に分かれ、両者の最も近い共通祖先はBehar et al. (2012)によれば24576.4 (SD 7083.2)年前[2]、FTDNAによれば24,326 (99% CI 30,101 - 19,264)年前[3]と推定されている。但し、上記はY1及びY2を含むグループの最も近い共通祖先の推定年代であり、オホーツク海周辺の諸民族に多く見られるY1aの最も近い共通祖先はそれより遥かに最近の者である(Behar et al. 2012によれば7467.5 [SD 5526.7]年前[2]、YFullによれば6200 (95% CI 9400 <-> 3900)年前[4]、FTDNAによれば5,844 [99% CI 6,907 - 4,884]年前[3])。

Y1系統

ハプログループYのうちY1系統はオホーツク海周辺の民族で高頻度である。ニヴフに約66%、ウリチに約38%、ネギダールに約21%、アイヌに約20%である [5][6][7][8] 。またカムチャツカ半島の先住民(コリヤーク人イテリメン族)にもみられる。

Y2系統

インドネシアフィリピンにはY2系統が分布している[9]。インドネシアのニアス島では島民の40.0%がミトコンドリアDNAハプログループY2に属すというデータが発表されている[10]

系統樹

アイヌとオホーツク人

脚注

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