ブガッティ・タイプ35
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オリジナルモデルであるタイプ35は1924年8月3日、リヨン・グランプリで登場した。タイプ29とともに登場した1,991cc3バルブのSOHC直列8気筒エンジンを搭載していた。他のブガッティ・モデルと同様のボアfφ60×ストローク88mm。96台が生産された。
新しいエンジンは5つのボールベアリングを用いていた。これによって最高回転は6,000rpmを許容し、90hp(67kW)を発生した。前後ともに固定軸とリーフスプリングのサスペンション、ブレーキはケーブルによるドラム式だった。世界で初めて使用されたアルミホイールは極めて特殊でブレーキドラムと一体で鋳造され、冷却性の向上、バネ下重量の軽減、整備性の向上まで実現した。また、前車軸を通るスプリングの構造も、それまでの自動車で用いられていたUボルトによる単純な取り付けとは一線を画しており、ブガッティの代名詞となった。
ボアをφ52mmに縮小して1,494ccとしたモデルや、直列8気筒1,100ccモデルも極少数作られた。
日本のテレビ番組『カーグラフィックTV』のタイトルバックに使用された。
- タイプ35B(1925)のリアスタイル
- タイプ35B (1927)のエンジン部。芸術的にデザインされたエンジンルーム。
- タイプ35のドラムブレーキと一体化したアルミホイール。
- タイプ35Bのインストゥルメント・パネル
- 1929年のフランス・グランプリで優勝したウィリアム・ウィリアムスとタイプ35B
- 1929年のタルガ・フローリオでのアルベルト・ディーヴォとタイプ35
- 1930年のモナコ・グランプリでのルイ・シロンとタイプ35
タイプ35A
タイプ35C

エットーレ・ブガッティは過給器を嫌っていたが、35Cはルーツ式スーパーチャージャーが搭載された。出力はゼニスのシングル・キャブレターで128hp(95kW)を発揮した。タイプ35Csは1928年と1930年のフランス・グランプリで優勝した。50台が生産された。





