ブラヒム・ブタイブ
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ブタイブは、1988年ソウルオリンピックの10000mに出場するまでは無名の選手で、10000mよりむしろ5000mのランナーと見られていた。
ソウルオリンピックの10000mは、スタートから、ケニアのキプケンボイ・キメリとモーゼス・タヌイの2人が世界新記録ペースで引っ張り、5000m通過時点で先頭集団は少人数となっていた。ここからブタイブは先頭に立つと、後続を突き放し世界記録ペースのまま独走態勢に入る。ラスト1周の鐘が鳴り若干ペースが落ちたものの、27分21秒46の世界歴代4位のタイムで金メダルを獲得した。
ブタイブは、ソウルオリンピックの後、再び1500mから5000mを中心にレースに出場することとした。1991年の東京の世界選手権では、ケニアのヨベス・オンディエキ、エチオピアのフィタ・バイエサに次いで銅メダルを獲得。1992年のバルセロナオリンピックの5000mでは、ラスト混戦の末、13分13秒27で、金メダルのドイツのディーター・バウマンから0秒75差、銅メダルのバイエサからはわずか0秒24差の4位でメダルを逃した。
主な実績
| 年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | 世界クロスカントリー選手権 | リスボン(ポルトガル) | ジュニア | 10位 | 23分19秒 |
| 1986 | ヌーシャテル(スイス) | ジュニア | 7位 | 23分09秒4 | |
| 1987 | 世界陸上競技選手権大会 | ローマ(イタリア) | 5000m | 10位(q) | 13分32秒73 |
| 1988 | アフリカ陸上競技選手権大会 | アナバ(アルジェリア) | 5000m | 1位 | 13分49秒69 |
| 10000m | 1位 | 28分55秒28 | |||
| 1988 | オリンピック | ソウル(韓国) | 10000m | 1位 | 27分21秒46 |
| 1991 | 世界陸上競技選手権大会 | 東京(日本) | 5000m | 3位 | 13分22秒70 |
| 10000m | 8位 | 28分12秒77 | |||
| 1992 | 世界クロスカントリー選手権 | ボストン(アメリカ合衆国) | シニアロング | 56位 | 38分31秒 |
| オリンピック | バルセロナ(スペイン) | 5000m | 4位 | 13分13秒27 | |
| 1993 | 世界陸上競技選手権大会 | シュトゥットガルト(ドイツ) | 5000m | 6位(q) | 13分42秒30 |
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